機関銃英語が聞き取れるの82ページ

機関銃英語が聞き取れるの82、83ページには、皆さんが、おそらく生まれて、いや日本の歴史上初めて耳にするようなことが4項目ほど書かれています。そのうちの一つ(2項目目)は特に、インターネットで検索すれば、具体例を動画として見ることができます。 http://www.youtube.com/watch?v=9d5TMw6QGZg これは日本語話者には実践が不可能です。日本語をしゃべるときに、喉ブレーキをかけてしまうので、不可能なわけです。逆に、この画像(ネット上に何千と存在します)は、喉発音という事実の証明となることでしょう。喉で発音しているからこそ、西洋人には、このことが可能なのですから。 言い換えれば、これができる日本人は2009年5月の段階で、喉実践者以外にはいないという言い方ができますね。あんまりやりたくないという気もしますが、、、(笑)。 英語喉が出たときに、ネイティブは歯医者に言ったとき、口を開けたままで、コミュニケーション可能なレベルでしゃべれるということをNIPPONDREAM上で書いたところ、 そんなことが信じられる人は、英語喉を試せばよい という辛辣なレビューが出ました。 そんなことが信じられる?というのは、日本語の発声方法も、英語の発声方法も同じに違いないと思い込んでいるからでしょう。違うのは舌の動かし方とか、口のあけ方とかと思い込んでいる。 それでは、ぜひこの動画を見て、また、上のURLで大量の数で存在する関連画像をごらんください。 ありえない? いや、ありえるのです。 メカニズムは一つです。 日本語が特殊なのです。日本語はだだだだだ、、と短い音からなる言語です。だから、常に喉を(無意識のうちに)緊張させているのです。 最近、MIXI上で、REFRAINさんがよいことをおっしゃいました。REFRAINさんは、喉を響かす、、、というのは実は喉をナラスということなんだと気づかれました。 http://www.nippondream.com/blog/2009521refrain.MP3 がその音声です。うまいぐあいに、喉が鳴っています。 REFRAINさんは、風呂からあがって、横になっているときに、その感覚が分かったそうです。ご報告によりますと、無理に響かせるという感じではなく、鳴らすんだ、、、ということの意味が理解できたということです。 鳴らす、、、という表現が一番ぴったりきたそうです。そういえば、猫は喉を鳴らしていますね。 鳴らすと響かす、、、って同じだとは思いますが、喉革命が経験できたあとで、考えてみると微妙に違うのかな。 鳴らす、、、除夜の鐘ですが、あれば、鐘が必死で、ビリビリと響いているというイメージより、脱力の結果(鐘に筋肉がないので力がもともとはいりません)、鳴っているわけですね。そういえば、手をそえてやると(力を入れることに似ている?)、その鳴りにブレーキがかかりますね。  皆さん、もしMIXIをされているかたは、 http://c.mixi.jp/eigonodo にご入会ください。メンバー制になっている理由は、メンバーのかたがたのコメントやアドバイスなどが、ものすごくよく、公開するには、あまりにもったいないというのが理由です。 よーし、オープンマインドでやってみるぞ!という心意気がどうしても必要なので、入会申請をお願いしているわけです。 MIXIというのは、ソーシャルネットワークサイトです。 オープンマインドがとても大切です。喉を経験し、オープンマインドで海外の友達をつくったり、外国で暮らしたりしていると、いろんな発見がありますよ。面白いですよ!!!!

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普遍文法の構築

昨日、テレビJAPANをつけたら(NHKです)、中国がシーンのドラマをやっていて、ある女性が、中国語をしゃべっていた。字幕が日本語で出ていた。その中国語が、あれ?、中国語ってこんなんだったっけ?と思って聞いていたのだが、すぐに分かったのは、それは日本人留学生(の役)の人だったのだ。つまり日本人が中国語をしゃべっていたのだ。 そのドラマには、たくさんの中国人が出てきたのだが、シラブルの一つ一つに耳をやると、繰り返してみて!と言われると繰り返されすことができるように思った。さらに、たまに、出てくる知っている中国語を確実にキャッチすることができた。例えば、パンヨー(友人という意味)とか。これは、シラブルをつかもうとして聞いたおかげだろう(もちろん日本語字幕みながらだけどね)。 最初に述べた日本人の女優さんの中国語は、別にシラブルが間違っていたとは思わなかったんだけど、声が恐ろしいような感じになっていた。外国語だ、何かを加えないと、、、と言う感じの緊張感が声質に影響したのだろうか。そのシーン(ドラマの設定上)のせいではなかったと思う。 NHKの国際番組に出てくるレポーターさんも同じような英語を喋る。基本的にはカタカナなのだが、ドラマチックな感じのするしゃべり方、恐ろしい感じのトーンになっている。カタカナならいっそ、カタカナだけで読んでくれたほうがよいような気がするのだ。外国の言葉なんだから、何か、普通ではない要素を加えないと、、、という思いが、あのおどおどしさ、あるいは、音程の高さにつながっているのだと思う。 何かを加えないと、、、という要素だが、これは、加えても、発音の通じやすさ、聞き取りのできやすさには、関係しないのであるから、それはやめたほうが、楽になる。 何度も書いたが、私は大学でフランス語をとっていたときに、聞き取りおよび発音ができないということで、全く勉強のやる気を失ってしまったことがある。だって、MOT(単語という意味)などという非常に簡単な単語でさえ、全然、ネイティブと違うと感じたから、覚えたところで、通じないし、聞いたところで分からないという現実を前に、全く何もやる気がなくなってしまっていた。 だから、聞ける、言えるというのは、非常に大切なパスポートだと思う。 さて、聞けて言えるようになったら、今度は、書いたり、しゃべったりしなければいけないが、このためには、文法がいる。 現在、普遍文法(特殊な意味で使っている)を構築しているのだが、これは非常に機能的なものである。従来の英文法の体系は、確かに言葉を分類したり、文法論議をしたりするためには、役立つが、しゃべるとなると、なかなか使い勝手が悪い。 使いやすい文法を構築する上で大切にしているのは、ネイティブが使っているのと同じ文法を作るということだが、そのことに成功しているように思う。当然、私が勝手につくっているわけではない。共著者ネイティブの頭にある文法を、本人が観察によって抽出しているのであるが、日本ではこう説明されている、、、という私の知識も結構役に立つときがある。 そうしているうちに、文法って存在するの?って気になってきた。文法が存在しないんじゃないかと感じることがある。たんに音の塊があって、その塊の一つ一つが意味をもっているだけ?みたいな。極端な言い方するとね。 最近、仕事で膨大な量の英語を読んでいるだけど、文法を使って読んでいないような錯覚にとらわれることがある。だって、あまりに膨大なので、流し読みをする。単語をちょこっ、ちょこっと読みながら、意味をとるが、そのときに、その単語が動詞か?名詞か?なんて考えていない。単なる意味の塊だ。 例えばEATは「食べる」という意味。ATEは「食べた」という意味。片方が過去形だと、一方、さがって理解する必要性は? 極端に言えば、全ての単語が名詞に見える今日この頃である。 何を読んでいるかというと、教育の実験の論文を次から次への評価しているのである。 こんなこともあった。学術雑誌によっては、最初のまとめのところに3つまとめがある。英文、スペイン語、フランス語でだ。 読んでいて、どの言語で読んでいるか、意識なく読んでいることがある。あとで、あ、今のスペイン語だったんか?英語だったか?と思う自分がいる。特にスペイン語とフランス語が同じに見えてしまうのだ。学術的な表現が多いためか、英語も同じようだ。 いや、単語レベルだけの問題ではない。 「出してくれー出してくれー」と言語の深層構造が、わめいているように思われる。 もうすぐ出してやるぞおおお。

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ボンボンボンは一定?

さて、今朝は、うれしい、またユニークはメールをいただきました。このかたは、中国語を勉強されているそうです。機関銃英語に、中国語についてもコメントしていますが、漢字一つが1拍である、1シラブルであるということを、中国語に応用したところ、聞き取り能力が向上し、会話能力も向上された、、、とのご報告をいただきました(えらく、効果が早いですが、そんなもんじゃないでしょうか、、、今までつもりつもっていた知識が、シラブルを知ったことで、洪水のようにでてくると)。さっそく英語のほうにもとりくまれているとのこと。ぜひ進歩のほうお知らせください! 中国語の場合は、分かりやすいのでしょうね。一度気づいてしまえば(ニーハオは3拍じゃなくて2拍!だ、、と。漢字の数=シラブルの数)。英語も、気づいてしまえば、あまりに当たり前です。が、英語の場合シラブルとシラブルの間に流動性があるので、気づくのに苦労する人がいるかもしれません。 小学校のときの理科の時間にオリオン座の位置を時間ごとに観測せよという宿題みたいなのがあったんです。広島の田舎の空には、異常なほどの星がありますから、オリオン座探せと言われても、どれなのか分かりにくい。逆にDCなどではオリオン座ぐらいしか目立つ星座がない、、という感じですが。 でも、一度、あれだと分かると、もういつも分かる。 そんな感じですね。機関銃英語が聞き取れる!がきっかけで、英語が聞けるようになる瞬間が、皆さん全員に来ることを祈っております。 英語の種類?によっては、あまりに当たり前に聞こえるように思うこともあります。例えばBBCのアナウンサー英語なんて、シラブルごとを、これでもか、これでもか、と強調して読んでいるような印象がありませんか?そうしないと、イギリスのクイーンからケツバットをくらうんじゃ、みたいな勢いじゃないですか? http://www.youtube.com/watch?v=zYslpjwjp7o&feature=related でも気づいてみると、どんな英語でもそうです。 さて、MIXIのほうでは、ジャンさん主催の合同練習(先週のBLOGで紹介したと思います)がこの月曜日から始まっています。そんななかで非常に良い質問が出てきましたので、紹介させてください。ご質問は: http://mixi.jp/view_event.pl?id=42283354&comment_count=73&comm_id=856 の#73 >ボンボンボンのテンポは一定でしょうか?例えばThey have a lot of great restaurants in Umeda.で「great」のところがボーンとなったり、「restaurant」でテンポが急に速くなったりするのは良くないですか? テンポは一定である必要はありません。たまたま感情が入っていたら、ボンの長さが長くなるかもしれないし、短くなるかもしれない。子音が複数入っていたら、長くなるかもしれない。発音しているときに、後ろから蹴つられたら、おもわずボンの長さが変わるかもしれない、、というかんじで、適当です。 大切なのは聞くほうとしては、ボンを1単位として聞く、、、これが決まりごとです。 私がやっているコンピュータの言語みたいなのにSASというのがあるんですが、これはこんな風なプログラミングをします。 PROC MIXED; MODEL Y=X; RUN; 大切な決まりごとは、;の使いかたです。;が一つのコマンドの終わりを示します。;の前にスペースがあろうと無かろうと同じです。つまり、 RUN; と RUN    ;は同じコマンドです。長さは関係ないのです。 これと同じ要領で、シラブルというのは、見かけ?の長さに関係なく、母音が中心で子音でサンドウィッチとなった塊です。ちょっとぐらい長くても、ちょっとぐらい短くても実質的に、意味が変わるというわけではありません(感情的な要素は変わるかもしれません)。 たとえば、これは「機関銃」にて書いていますが、共著者の名前のJEANAはジナでもジーナでも同じとして、ネイティブに認知されます。これを私たちも実践する、、、つまりボンボンボンのリズムを聞き取るというは、長さや音程にまどわされずに、聞くということです。 あ、ところで、ジナでええんなら、なんでジーナとしたの?というのは素朴な疑問ですが、それは日本語の先生がそれが正しいと決め付けたからです。日本語を勉強している外国人は、日本語の先生に、日本語読みを教えてもらうんです。本人が選らんだわけではないのです。 本当は例えばナンシーって名前でも、ナンシでもよいのです。シラブル自体の長さは英語では、根本的な意味を変えないからです。ポールさんはポルさんでもよいのです(正確にはパールか、パルでしょうが)。 えらく、長くなっていますが、、、もう少し付き合ってください。 あ、最後が面白いです。RESTAURANTは早く発音されて聞こえるというご指摘ですが、実は、あれは2シラブルなんです。つづりを見ると3シラブルに見えますけどね。3シラブルだと思って聞いていて、2シラブルに聞こえるから、早く発音して聞こえるんですね(その速度に気づかれたということはボンボンボンのセンスが分かりかけているというこではないでしょうか?)。 REST-RAUNT という感じです。厳密には姉妹書 英語喉の242ページに発音記号が載っています。 r_E-ST/r_-Au_-NT です。 そういう風に、綴りとあわない発音、シラブル分割がたまになります。 GROCERY(買い物) って単語。あれ GROSH-SHRY(2拍) です。 長い間、なんか自分で発音していて、変だなと思っていた単語の一つです。

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