April 2023

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クルーズ船に合計65日間乗って、タガログ語を覚えた記録

英語喉オンラインコースのセール、明日終了します。ぜひ、こちらをご覧ください。以下のエッセイの最後にもご案内します。 12月にヨーロッパ方面へ船で行き、1月からは3月まで船に乗っていました。 事前に酔い止め薬をもらうのに、数えたら65日間ぐらい船に乗っていたことになります。お医者さんに65日分お願いしますと言ったら、酔い止め用のパッチは一つで3日間有効なので、22パッチほどもらいました。 実際のところは波が穏やかであれば、酔いませんでした。波が荒くなると、怪しくなりましたが、特に、油断をして本を読んでしまったら、気分が悪くなりました。2回、酔いました。 噂では、船酔いは、一度なってしまうと、回復しにくいので、酔う前に薬を飲んだり、パッチをつけたりしないといけないと言われましたが、実際は、酔ってしまってからでも大丈夫のようでした。 さて、65日間乗っていたわけですが、最初にヨーロッパに行ったときに、すぐに気が付いたのは、スタッフのかたがたがフィリピンの方が多いということです。これはタガログ語を勉強するチャンスだと思ったので、スタッフのかたがたに質問しながら、食事の時に使えるような表現を覚えました。 65日間、タガログ語を勉強して気が付いた点を書きたいと思います。 1.意味は全然違うのですが、日本語にある言葉に似ている単語がたくさんあり、語呂合わせで覚えやすい。ただ、語呂合わせで覚えるのが、良いのか、悪いのかは分かりません。 たとえば 元気ですか?コモスタカ?と聞くと、マブチーとかマブテーと返事が来ます。 マブチーは、私が小学生の時、プラモデルが趣味だったのですが、マブチモーターというのがあり、それに似ていると覚えました。馬淵という名前の人が昔、いたなようなきがする、、と思いながら覚えました。 魚はイスダなんですけど、魚の名前で石鯛(いしだい)に似ているなと覚えました。 食事が終わったときに、終わりました(皿をさげてもらっていいです)という時に、 タポスナー というんですが、タポは覚えないといけませんが、スナのところは「砂」と覚えました。 2.英語とスペイン語が含まれているようだった。 スペイン語は確実にたくさん、含まれているようでした。時計とか、テーブルとか、そういう基本の単語がスペイン語でした。こしょうとか、元気ですか?とか。スペイン語が使われていました。 英語は、タガログの語彙の中に入り込んでいるという言い方もできますが、そもそも英語とタガログ語を同時に使っておられるように思いました。すみませんはどういうの?と聞くと、エクスキューズミーだと言われました。 3.フィリピンの人がタガログ語を話すとは限らない フィリピンには、色々な言語があるそうで、フィリピン人だからといって、タガログ語を話すとは限らないということが分かりました。名札にフィリピンと書いてあるので、タガログ語の話をして、質問すると、ちょっと待って、と言って、タガログ語が分かるフィリピン人に確認してくれたフィリピンのかたがいました。 船で働いているアジア系の人でフィリピン人っぽいと思った人が、マレーシアやタイの人だったこともあり、しばらくすると、見た目だけでタガログ語が話せると思ってはいけないと感じました。当たり前ですが。 2.英語やスペイン語に比べて、タガログ語は、耳だけでは、理解しにくいと感じました。 スペイン語の時は、聞くことで活用を理解することができると思います。例えば、食べるは、主語が私だとCOMOです。主語があなただとCOMESです。聞いていれば分かる理由は、単語が短いので、聞いて、あ、こういう感じなのだなと分かるのです。 私は寿司が好きです、はスペイン語でどういうのですか?と質問すると、短い表現がお手本として返ってくるので、理解しやすい、分かりやすいと感じました。 英語と同じで主語がまず来るということが、感覚的に分かります。 ところが、タガログ語で、私は寿司が好きです、は何ですか?と聞くと、とても長い文章が返ってきます。耳だけでは無理で、紙に書かないといけません。表現が長いので、分析が難しいです。 分析というのは、スペイン語だと、主語によって、動詞の活用がどう変わるのだろうと考えることを指します。 タガログ語では、その点がさっぱり分かりませんでした。 日本語に似ているような気がしました。表現が長いのです。 そして、なんとなく語順が日本語と同じで、適当のような気がしました。 新年度英語喉コースセール(15%オフ)は明日、朝、終了します。2023年4月6日、午前8時半に。

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日本へ船で帰国して強く感じたこと

日本へ船で帰国して強く感じたことは、一つは、日本が島国として、美しい国であるということです。海から見ると、海岸線、山々が非常に美しく見えます。 もちろん、陸から海を眺めても美しいと思いますが、海から見た眺めは格別でした。 日本に住んでいると、日本に風景に慣れるので、ハワイやグアムの景色を見たいことでしょう。ところが、海からみた日本の美しさは、ハワイやグアムと比べて見劣りしないものだと感じます。 さて、太平洋航路をたどりますと、どうしても避けて通れないことがあります。 それは太平洋戦争の傷跡です。 カリフォルニアのサンディエゴには、日本との戦争で活躍したという海軍の成果を記した記念碑がありました。その記念碑には、多くの米兵の名前が記されていました。 私たちの乗ったダイアモンドプリンセス号は、そのサンディエゴから出発しました。 昨年、12月にイギリス、ヨーロッパに行ったきも、ヨーロッパのガイドさんは、この地域はドイツに爆撃された、この地域はされなかった、、というようなことを、言っていました。今年になって、米国の東海岸から西海岸へと行くために、パナマ運河を通過しました。その際に訪れたラテンアメリカの国々では、ガイドさんが、スペインによる植民地化の歴史を語りまして、特に、ヨーロッパからもたらされた伝染病で、ラテンアメリカの現地の人たちがなくなったことを、言っていました。 私のたどった船での道のりは、そのような、歴史をたどる旅であったのです。同時に、バケーションなので、楽しみながらリラックスしながら、めぐる旅です。でも、行く場所、行く場所で、そういう歴史の爪痕をたどることになります。 さて、サンディエゴを出て、8日ほど、えんえんと太平洋を横断しました。ハワイの最初はオアフ島です。オアフ島と言えば、パールハーバーがあります。爆撃の記憶がもちろん、まだ残っていました。 ハワイの次は10日ぐらいかけて、太平洋を西へ西へと進みます。日付変更線がありました。ちょうど、私の誕生日が近かったので、それが日付変更線を超える日が、誕生日であれば、今年は年をとらなかったことになりますが、そうはなりませんでした。 グアム島では、眺めの良い高い丘の上に行きましたが、そこから眺める景色は、米兵が、グアムと日本から奪い返すために、上陸作戦を展開したビーチが見えました。そこには、何人の米兵が死んだか、日本兵が死んだか、ローカルの人たちが巻き添えになったかが記録してありました。 次に、船が向かったものの、風の関係でいけなかったのは、サイパンです。サイパンは、港の条件が、他の港に比較して良くないようです。とても狭い範囲のルートしかないのですが、強風で、タグボートで支えながら導いたとしても、その細いルートからずれてしまうということで、上陸中止になりました。 そこで用意されていたツアーは、日本人が、多く犠牲になった絶壁でした。バンザイクリフと呼ばれていました。もちろん、米兵も、ローカルの人たちもなくなりました。そこへのツアーが予定されていて、私たちは、そのチケットを買っていました。 天候の問題で上陸ができなかったのですが、サイパンへ接近はしたのです。その時に、同時に見えた島が、広島、長崎へ原爆を落としたB29爆撃機が飛び立った島の、テニアン島です。 私は、美しい島々を訪れるこのクルーズのコースを楽しみながらも、この歴史をたどることになるわけです。 もし、自分が、40年、50年早く生まれていたとすると、これらの島のどこかに送られていたのだろうかと想像してしまいました。それをとらえて、幸運だったと思うべきなのでしょうか。 そして、神戸につき、鳥羽、横浜と移動し、新幹線で広島まで帰りました。 広島では原爆ドームを見学しました。上で書いた歴史の終結の場所だと言えます。 船からみた日本は島国で、とても美しかったのです。 戦場に散った日本人は、この島を離れるときは、きっと、この美しい景色を見たのだと思います。そして、その美しい祖国に帰ることができなかったのだなと思いました。もちろん、米国兵や太平洋の国々の多くの人も、亡くなり、その人たちの祖国にも帰ることができなかったわけです。 自分は、美しい祖国へ帰ってくることができました。

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ダイアモンドプリンセス号で、どう観光するか?

英語喉オンラインコースのセール中ですので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。こちらから。 https://nippondream.mykajabi.com/spring-sale-2023 クルーズ船の旅では、着いた港でツアーに参加します(有料です)。 ダイアモンドプリンセス号だと、停泊地は(この日本語でいいのですかね)、ハワイ、グアム、そして、神戸、鳥羽、横浜でした。正確にはハワイは、オアフ、マウイ、そしてカワイ。マウイに行く日にたまたま、波の様子、天候が良くなったので、中止になりました。次は、グアム、サイパンでしたが、サイパンも同じ理由で中止になりました。 ツアーですが、例えばハワイのオアフでは、私とジーナは、3時間程度のツアーに参加。 オアフ等の東部の海岸で、写真を取る程度の時間でとまりまして、その後は、また別の場所で、かなり高い山の上へ行き、また風景を見ました。 ツアー代金は、短いものだと5千円ぐらい。一日中のツアーだと2万円ぐらいのものもありました。 イルカと遊ぶツアーとか、海でスノーケリングをして、亀を見るツアーとか。 ちなみにクルーズ船は、広告などには、若いモデルさんが使われていますが、実際は、高齢者のかたが多いです。人生の最後の時間において、これまで、行きたくても行けなかったところに行くという感じだと思います。 高齢者が多いので、長いツアーだけでなくて、あまり歩かなくても良いツアーが用意されています(思い出しましたが、鳥羽では、伊勢神宮がありますが、歩く距離が多いので、脱落してしまった高齢者のかたもいました)。 コロナの関係で、多くのツアーガイドさんが、2年ぐらいは、ツーリズムを諦めて、違う仕事をしていたようです。ですから、今回、ガイドが久しぶりだとおっしゃっている人が多かったです。 神戸では、日本ですから、日本人のガイドさんでした。神戸では、お酒の博物館を見た後、六甲山に行きました。これは4時間程度のツアーだったと思います。 そのガイドさんも、久しぶりに英語でガイドをされたということでしたが、関西人のユーモアなのか、そのこと自体もネタにされていて 本当に久しぶりなんです、、、と、英語で、謙遜されて、なかなか頭が回らなくて、、と仰る時に、 My computer doesn’t work と、おっしゃって、外国人観光客がどっと笑いました。 私自身も、声を出して笑ってしまいました。 そのガイドさんの名前は、広島にありがちな名前だったので、気になっていたのですが、ジーナがそのかたに、今から広島に行くのだと言うと、興味を持っていただき、話しているうちに、そのかたの義理のお父さんと、私のお父さんが行った高校が広島の地元付近の高校であることが分かりました。 そのかたのガイドは、とても、楽しかったんです。でも久しぶりなので、100%でできなかったとおっしゃったのですが、後で、交換したメールで私は そのままで、ぜひ外国人を楽しませてください とお願いしました。 本当に外国人のかたが、そのかたの言うことだけでなく、キャラを楽しんでいたからです。 さて、 色々な港に行ったわけですが、地元の業者さんが、クルーズ会社と契約を結んでいます。 少し、微妙なことがあります。クルーズ船から降りると、地元の業者さん達が客引きというか、宣伝合戦をされているわけです。 でも、私たちは、すでにクルーズの中で(あるいは乗る前に)、クルーズ船会社が契約しているツアー会社のツアーを買っているんです。 だから、せっかく、地元の人たちが、宣伝しても、すでに、チケットを買っているのです。 さて、クルーズ船の中で、もうチケットを買っているという点ですが、皆が言っているのは(ジーナの親も言っていました)、クルーズ船が契約しているツアーに乗ると、万が一、ツアーが、帰ってくる時間が遅れた場合に、船が待ってくれるということなんです。 たまたま、降りていたところで宣伝をしていた業者の頼むと、これが保証されないということらしいのです。 ま、これもクルーズ会社の強みでしょうか。 例えば、神戸港にダイアモンドプリンセスは寄りましたが、最初は大阪港による予定だったんです。ところが、なぜか、出発寸前に発表されたのですが、神戸に変更になりました。すると、京都ツアーとかが距離的に遠くなります。 渋滞などで、船が出る時間に遅れたらどうしよう?と思うわけです。だから、ほとんどの人が、クルーズ船が契約して、宣伝しているツアーを買います。 さて最後に、参加したツアーで良かったものは、 グアテマラのツアーです。 これは、ダイアモンドプリンセスじゃなくて、その前に乗ったNorwegian Joyという船で行きました。 アメリカに30年住みましたが、グアテマラ出身の人にたくさん、たくさん、会いました。米国で、多くの人が最初は不法移民かもしれませんが、経済をささえている中央アメリカの人達、、、多くの人がグアテマラから来ています。 ジョークですが、グアテマラのマラですが、スペイン語でマラは悪いという意味です。 アメリカで良い暮らしをできるように、グアテマラを出たが、着いたところはグアテペオールだった、、、というジョーク。何回も聞きました。 ペオールは英語だとworseという意味です(悪いの比較級で、より悪いということ)。 グアテマラ(悪い)を出て、アメリカンドリームを追求しようとしたら、その新天地は、グアテペオール(もっと悪かった)という言い方で、ジョークなのです。 そのグアテマラに行くと、富士山に似た活火山がありました。美しい自然があり、ユニークな文化があり、親切な人がたくさんいるように感じました。 これまでお世話になったグアテマラの人たちの祖国に行くことができて、とても、うれしかったのです。 日本に帰ってきてしまいましたが、今度、もし、グアテマラの人にあったら、 行ったことがあります と言うことができます。 英語喉オンラインコースのセール中です。こちらをクリック。 https://nippondream.mykajabi.com/spring-sale-2023

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