December 2007

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よいお年を

良いお年をお迎えください。 西宮で一番発音にこだわる英語講師、天満さんが、英語を高速で喋るということを実践してらっしゃる。高速で喋る、練習すると英語がうまくなる、、、ということではないけれども、喉発音+3ビートでやると高速で喋れる、、、ということは確かだと思う。 あと、思ったのだが、天満さんがめちゃくちゃ高速で喋っていても、私が聞き取れる理由は、天満さんがシラブルをちゃんと正確に刻み、私自身もそのシラブルを正確に聞いているからだな、、、と思う。 音を投げる側、受け取る側が、同じ決まりを使っているということだ。 中国語話者の話がよく登場するが、中国人の英語が分かりやすいのも、同じことだ。中華料理屋さんにいくと、SPRING ROLEはいかがですか、、、と言うときに、2シラブルで発音している。2拍である。スムーズにシラブルがつながっていないときがあるが、シラブル数は正確だ。だから、分かる。 音を投げる側、受け取る側が、同じ決まりを使っているということだ。 ところが、これをカタカナで発音すると、7つ、いや8つぐらいシラブルが増大してしまう。 以前、日本料理屋さんで順番を待っているとき、こんな光景を目撃した。日本語話者のホストの人が、ウェイティングリストに載っている名前を読んでいるのだが、それがカタカナ的だったため、待っている人(アメリカ人)が自分の名前を呼ばれたことにきづかなかった、、、。  例えばだが、BUSHという名前は1シラブルなのだ。これが2シラブルで読むと、元々の意味が破壊されてしまうのである。もはや違う言葉なのである。自分の名前でさえ、違うような単語に聞こえるのだ。もちろん、想像はできるが、なかには、想像不可能なものもある(例えばだが、昔、ダリルホール アンド オーツというロックバンド(2人組み)があったが、これはカタカナでいうと絶対に通じない。ネイティブ発音とカタカナ発音ではシラブルの数があまりにも違いすぎるからだ。) 個々の発音を間違うから日本語英語は通じにくい、、、ということが言われているが、そうでもない。決定的に言葉の意味を破壊してしまうのは、シラブルであり、シラブルの数である。

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サウスパークのクリスマスCD

サウスパークという漫画があって、そのクリスマスソング集というのがある。めちゃくちゃな内容の歌ばかりで、例えば、ユダヤ人をものすごく馬鹿にしたような内容の歌だったりする。常識を超えたようなジョークが飛び交うような曲ばかりで、笑えないが、笑えないほど常識を脱しているという点を、さらりと笑う、、、というジャンルらしい。アマゾンでは以下のような紹介がある。 http://www.amazon.com/Hankeys-Christmas-Classics-Matt-Stone/dp/B000034DII 地獄のクリスマス、、、とか、他の宗教を馬鹿にするような曲が並ぶ。 この中で17番めのエントリーに注目してほしい。実際に、試し聞きできるようになっているから聞いてみてほしい。  17. We Three Kings Listen Listen この歌は、なんと日本人が英語で単にこのクリスマスソングを歌う、、、というネタであり、それ以上でもそれ以下でもない。他の歌は、はちゃめちゃに人種差別だったりするが、この歌は日本人が英語の歌を歌っているだけ、、、という内容だ。これだけで、本当にこれだけで、このジャンルのジョークと化しているのである。 これは本当に馬鹿にしている、、、と思った。ところが、このジャンルは「その馬鹿にしている」というのを知ったうえでクールに振舞うのが作法らしいが、それにしても、馬鹿にしている。 よく考えてみると、アメリカで放送中のゲーム機WIIのコマーシャルも似たようなものなのだろうか。これはまだ愛嬌がある。 http://www.youtube.com/watch?v=p5cPVP_llfo

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力めばよいということではない

天満さんが、ゲップエリアとアクビエリアについて語っていただいていますのでご紹介します。 http://processeigo.seesaa.net/ (2007年12月28日) アクビエリアとゲップエリアという言葉を使った理由ですが、人類であれば、誰でも経験するのがアクビとゲップです。だから、誰にでも分かるだろう、、、ということで使いました。でもなんとなく喉が力んだままだと、ゲップが喉の真ん中ぐらいで感じられるように思いますが、ゆったりしていると首の付け根あたりで感じることができます。天満さんの音声を聞いて思ったんだけど、それでも、なんか、ものすごい首の付け根あたりからのゲップが響くことがありますよね。どんなときかなあ、、、。食べすぎて、ゆったりしているときかなあ? ゲップをものすごく大きい音でならそうと、やってみてください。力めばよいということではない、、、ことが分かります。あえて、喉をゆったりさせると、ものすごい大きい音が出ますよ。ゲップエリアを定位置としておいて、いっつも英語を喋る環境にいると、自分でもびっくりするぐらいおおきなゲップが出ることがあります。逆にいうと、そういう経験をしたら、あー、ゲップエリアが定位置になった、、、ということでしょう。 よく、盲腸の手術後に「おなら」がでたら、手術成功、、、というようなことを言いますが、英語喉の場合、ゲップがめちゃくちゃ大きい音でなったら、ゲップエリアが定位置になっている、、、と考えてもよいのかもしれません(が、真偽のほどは、今後の皆さんの経験の積み重ねによりますね、、、私もそうだった、僕もそうだった、、、というような知識の積み重ねのようなものが、、、)。 ただ、日本に住んでいて、日本語と英語を両方使っている場合は、口でしゃべったり、喉で喋ったりだから、ぼーっとしているときは、日本語的な発音位置が定位置になっているでしょうね。きっと。  

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