科学革命

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英語喉パラダイムも弥生時代に突入?

 英語喉の歴史において、第1期(縄文時代?)に関しては、右のほうのメニューをみていただくと分かるが、歴史を記録しておいた。主に、英語喉の出現前から(おそらく)、待っていてくれた方、天満さんルート、TOEFL学習者の皆さんでアンテナがピンと張っていたからがた、神崎さんの放送で英語喉を知ってくれたかた、、、などが、これまで喉の歴史を盛り上げてくれた。 もちろん出版社さんのご尽力にも頭が下がる。 さて、第2世代、弥生時代が始まりつつあるのだが、それは機関銃英語をきっかけに、喉パラダイムを知ってくれたかたがたである(と思われる)。なかには、三羽チャンネルをきっかけとした人もいるかもしれない。新聞広告や本屋さんで喉パラダイムを知ってくれたかたもいるだろう。 特徴はBLOGでの報告をしてくださっているという点である。GOOGLEしてみたら、以下のリストが結構、簡単に整理できた。もれていたらご報告を。  まさかBLOGでこのような展開をしていただけるとは、、、。これまで、言語学者にメールしたこともあるし、マスメディアの知り合いとも会話したことがある。テレビ局関係の人だって、例えば同じアパートにいらっしゃったこともあるが、こちらからどうですかと紹介して、本気にしてくれることはほとんどない。文部科学省さんにも3冊献本させていただいたが、本が来たからといって、評価してくださるようなことではないのだから、これはしょうがないだろう。  アマゾンレビューがサクラであるとか、著者自身が書いているのではないかという濡れ衣もきせられたので、不愉快であった。正直な話、喉が大切なのは、外国人の声をききゃわかるでしょうが、、、と思ったものだ。アキさんがおっしゃっていた言葉など、とても勇気づけられたのだが、それは、実践をしている人達が今後社会で活躍することで喉が知られることになるであろう、、、という啓示のような言葉でした。 ちなみに、以下は、英語喉出版よりもずいぶん前に私がある先生の掲示板にて、英語喉の予告をした書き込みです。2005年でした。できるようになるのに時間はかかりません、、、と書いているが、今では、ある程度は時間がかかる人もいるということが理解できる。ただし、直接目の前で指導させてもらった場合は別だが。この時期を英語喉氷河期と呼んでもよいかもしれませんが、全く理解を得ることはできませんでした。とはいえ、英語喉パラダイムの言説の誕生の割れ目であるかもしれません。 http://www4.rocketbbs.com/741/bbs.cgi?id=phonetic&mode=res&no=736 さて、以下は、喉も弥生時代を迎えたということが分かるBLOG集です。  皆さんどうもありがとうございます。 英語喉 チャレンジブログ http://language-study.blog.so-net.ne.jp/ Native Speakerへの道 http://englishthroat.blogspot.com/ SNOWBOARDER'S ENGLISH 横滑り系のための英会話 英語耳を作ってリスニングの鬼になれ!リスニングの福音書とも言われている機関銃英語が聴き取れるだ! http://snowboarderenglish.180r.com/kikanju.html デュークさん 英語の画期的な本を発見! http://ameblo.jp/dukeearl/entry-10382141355.html もみじまんさん 劇的変化!「英語喉」 http://upeigoryoku.sakura.ne.jp/eigonodo.html 「英語喉」はなぜ効果的? http://upeigoryoku.sakura.ne.jp/eigonodo2.html 英語教材徹底比較道場さん http://eigohikaku.tou3.com/Category/7/ ブログ「乳がんになって」 http://kyon-chan.at.webry.info/200910/article_16.html ブログ「外資系で働く」 http://gaishikei.info/blog/archives/87 タイでの日本語教師 (このかたは、縄文に属すのか、弥生に属すのか、分類が難しい) http://thainihongo.seesaa.net/article/129594341.html  

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教科書音声学パラダイムの盲点 言説のほころび 破れ目

従来のパラダイムには、たくさんの盲点があるが、少し挙げて置く。盲点といっても、普通の意味の盲点ではない。なぜか、ブラックホールのような言説のほころび?破れ目のようなものがあるのだが、誰も近寄りたくないという感じのものだ。 二重母音でアイとされている音があるが、そのアが、その他のアのどれと同じであるかを誰も知らない。これは面白い。たまたまアイを発音記号で書くと、そのアの書き方が他のアの書き方とフォントが違う。だからどんなに読むのか従来のパラダイムでは説明がつかない。だから誰も触れないのである。 たまたま西洋人の言語学者もどのような発音をするのかを説明していないため(忘れたのだろうか?)、誰も触れない項目であり、誰も聞いてはいけないのである。 教科書音声学パラダイムでは西洋人がなんらかの説明をしていて始めて、それが正しい説明として紹介される。なぜ西洋人がまず書いていないといけないかというと、いわゆる「学問」というのは、普通の日本人が読めては学問にならないのである。外国語で書いてあり、それを訳す、、、ということがあって、初めて教科書音声学は知の構築物としてLEGITIMATEとされる。外国人が外国語で書いていないと、箔がつかないのである。 (ただ、外国人が書いているとはいえ、ほとんどは学部生が入門用に読む教科書である。西洋のアカデミアでは、普通の研究者は教科書を書かないのが普通なのだが。小さな大学の先生が教育用にほそぼそと書くのが教科書である。教科書は研究書ではない。単なる入門書である。私の専門は社会学だが、社会学の教科書を読んだことがない。ああいうのは、大学生が1年のときとかに読むものだ。) 喉パラダイムではアイのアは単にアであり、HOTのアと同じアである。喉の上のほうで発音することで、スムーズにつなげるとよい。 あ、もう一つ言説のほころびについて触れておく。オに値する発音記号が2つあるのだが、違いが誰にもわからないようだ。実際は喉パラダイム(正しい方法)はAu_ (例 CAUGHT)とO(例 COLD)である。不思議と、従来のパラダイムではCOLDのOをOUとし、CAUGHTのほうは伸ばすような音としているが、全くの誤りである。また、実際に、この音の違いを従来のパラダイムで示せる人が存在しない。この話になると、アメリカ英語の変種の話になってしまうのも不思議な現象だ。 アメリカでも地域によって、発音が異なりますから、日本人が区別する必要がありません、というような言説戦略(はっきりそう言うわけではない)によってお茶が濁される。  

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科学革命
HOT HUT HAT そしてSUDOKU

喉革命以前に、HOT,HUT,HAT(母音のところ)を説明しようとやっきになっていた。HUTは従来のメソッドに似ていて、口の前のほうで、口を小さめにして発音する、、、と決めてしまっていた。その逆、対抗、として、HOTは口の奥のほうで、アかオか、微妙な感じの音だと決めてしまっていた。 言説の監獄(1) HUTの対をなすのがHOTだと思いこんでいた。二項対立として考えてしまうと、それから離れることはできない良い例だ。例えば、紅白歌合戦という概念があるが、日本語においては、なぜか白と赤が逆だという気がする。ところが、別の言語文化にいくと、白と赤は逆ではない。 監獄(2)HUTのアが日本語のアに近いと思っていた。HOTのアは、日本語にはないと思っていた。 HUTは口の前のほう、HOTは口の奥のほう、いわゆる「喉」と思っていた。HATのAに関しては、なぜか、方法がどうがんばっても思いつかなかった。前とか後ろでは説明しきれなかった。でも、なんとなく、日本人なら「ぎゃー」というときのアと説明したら、できる、、、と思い込んでいた。 HUTは口の前 HOTは口の後ろ HATはちょっとわかりませんが、とにかく真似てください。 というシステムを喉革命前に構築していたわけだが、これは、SUDOKUという日本発のパズル(アメリカでも大人気)の作り出す状態に非常に良く似ている。 SUDOKUを解こうとしてみると分かるのだが、ほとんどあっている、もう少しで解ける、、、という段階で(90%はできてるな、、、と思う瞬間)、答えを見てみると、10%ぐらいしか正しくない、、、という状態を経験する。 HOT HUT HATを口の中の響かせる位置で説明しようとしていた喉革命以前は、それなりに、説明できているような気がしていたのだが、どうしても説明できない音が存在した(HAT)。90%は解けているとおもったパズルだったが、実は全然解けていなかったのだ。 ものすごく面白いのだが、喉以前は、HOTが一番喉の奥だと思っていた(喉といっても口の奥)。HUTとHATは口の中だけを考えていたのだから。ところが、喉革命以後は、実は、HOTが一番浅かったのだ。HUTとHATは、首の奥深くで発音するのだから。 結局のところHUTとHATは、喉を使わない・響かせないと絶対に発音できない音なのである。 従来のパラダイムではHOTが口の一番奥と考えられている。ところが、HOTこそが、喉パラダイムにおいては、一番浅いのである。 これまでいろんな場所で見た喉に対する批判的コメンタリーの中で、こういうのがあった。HOTのときの母音は確かに喉の奥(口の奥)である。が、その一部の音の特徴を他の全部にあてはめるという過ちを喉著者は犯している、、、と。 ところが、実は、HOTの母音こそ、喉の浅い場所で発音されている母音だったのである。 口から考えると、確かに一番奥だ。ところが喉から考えると一番浅いところなのである。 そして、なんとHOTのOは日本語のアと同じなのだったのだ(喉を使うから日本人の耳には違って聞こえるだけ)。 これこそが前世紀の最大の認識論的スキャンダルだったと思う。 まさにコペルニクス的転換だ。 SUDOKUの例を出した。SUDOKUは、90%あっているように見えても、実は10%もあっていない状態を見せてくれる。つまり、初心者がめちゃくちゃにやったSUDOKUの答えも、中級者がやった90%あっているように見える答えも、どちらも100%間違っているのである。 私が喉革命以前に構築していたシステム(HUTは口の前、HOTは後ろ、、、)は自分では75%はあっていると思っていたが、実は完全に違っていたのである。   参考 口発音によるHUT,HOT,HAT 対 喉発音によるHUT,HOT,HAT http://www.nippondream.com/blog/Nov26_2007.wav

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