こんな研究ができる
なぜ子供は英語の上達が早いのか 帰国子女のケース

同じバイリンガル(日本人)でも、海外、例えばアメリカに住みだしたときの年齢で、英語の発音に違いが出ることがあるようだ。小学校低学年だと、現地の発音をそのまま身につけることができるが、それよりちょっと年齢がいっていると(ちょっとといってもどのくらいかは分からないが)、日本語の影響を受ける。 結局のところ、喉が原因ではないだろうか。もちろん経験研究の報告を待たなければならない。 日本人でも幼いころは、喉から声をだしている。甘えたような声になるから聞けば分かる。幼稚園では、年長組でもそういう声を出していると、友人関係がうすいのではないか、親が甘やかしているのではないか、ということで、先生たちがあわてて指導する、、、という話を聞いた。 幼い子供は元々喉で日本語でも発音しているのだから、当然、喉言語である外国語の発音は簡単にできる。喉で真似れば、どんな言語の音でも出せるからだ。 逆に、一旦、口発音に移行したあとは、どんな音の発音でもカタカナ発音になってしまう。水戸黄門を思い出してもらえばわかるが、「笑い」でさえ、カタカナになってしまうほどである。当然、英語の発音を口で発音することは不可能となる。 従来の知のパラダイムではCRITICAL AGEというのを設定していて、ある年齢になるとネイティブとしての言語習得は無理ということになっているが、発音聞き取りという側面に関して、CRITICAL AGEと「喉発音から口発音への移行*」の関係について研究がすすむと面白いだろう。 *以下の牧野氏のご指摘で直しました。オリジナルでは「口発音から喉発音への移行」と間違って書いてしまっていたので。

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具体的な発音
喉革命以前の日本人にとって、まぎらわしかった発音 (過去形)

サンプル音声はこちら http://www.estat.us/sample/oct26_2007.wav  EARとYEAR EARのイは単に日本語のイをアクビエリアで発音する。YEARのほうは、EARの前にYをつければよい。Yはゲップエリア発音なので、首の根元あたりを響かせる。   JAPANESEとSTEPHANIEの共通点 PAのところとPHAのところに注目。どちらも、日本語の感覚でいうと、ア、つまりパとファだ。ところが英語ではゲップエリアで発音するイなのである。KISSやIFに現れるものと同じ。ネイティブメソッド発音記号ではi_ (小文字のIに下線)。   Aなのにイ?それほど英語のスペルはあてにならない。   正確に記しておく(_は下線と理解してください) Ja_P/P-i_-N/N-I-Z ST-E-F/F-i_-N/N-I-(Y)   下線を引いた音は、ゲップエリア(首の根元)で発音します。   WOMANとWOMEN ネイティブメソッドの発音記号を知ってないとピンとこないかもしれません。ぜひ英語喉で学習してください。   WOMANはW_-u-M/M-i_-N WOMEN はW_-i_-M/M-i_-N   WOMANの最初の母音はBOOKとウと一緒。でも、「あいうえお」のウじゃないですよ。アクビエリア発音です。微妙な音なので、英語喉を参照してください。   Iに下線は、ゲップエリアの奥でいいます。KISSやKITに出てくるイのような音です。   これで、ネイティブと全く同じ発音になります。   AIRがエイア? そうなんです。AIRはエアーでなくて、エイアーなんです。二重母音なんだけど、音を息とともにスムーズに出しながら、3ビートでもって、AIRを一拍に収めると、いい感じでネイティブと同じになります。よくみるとつづりに書いてあります。AIと。HAIRもそうですね。 書いてない場合もたくさんあります。AMERICAはアメイリカです。あと、意外なところにこの二重母音が登場します。 THERE WHERE                   留学されたかたならご経験があることでしょう。WHEREって聞いたのに、WHATかWHENかなにかと間違ったような答えが返ってきた経験。WHEREはウェアでなくてウェイアなのですから、しょうがありません。                   いや、そんなばかな、、、と思われるかた。とにかく喉発音と3ビートで発音してみてください。ネイティブと同じ発音があなたの口からでてくるでしょう。一度、聞こえ出すと、当たり前のように聞こえ出します。 こんなにたくさん、覚えなおさなくてはいけない?喉から入る将来の日本人は、最初から正しい発音を身に着ければよいですね。一回勉強した私たちの世代は、少しづつ覚えなおしましょう。聞いたとおりに覚えるんです。分かりにくければネイティブに尋ねるといいでしょう。   とりあえずは、喉と3ビートで少々間違っていても、通じる英語になります。英語にも色々あります。喉と3ビートだけおさえておけば、とりあえずは大丈夫。  

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国産ネイティブ
国産ネイティブシリーズ 二人目 RON氏

英語喉以前でもこんなにうまい(1)。http://www.kantalk.com/Recording/Play/ID/527 英語喉以前でもこんなにうまい(2)。 http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=4214822&video_id=180843 注:一部の人しか見れません。すみません。 英語喉後(発音の正確さが増している) http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=4214822&video_id=315338 http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=4214822&video_id=315310 (RON氏がコメントとして「英語喉以前」と言っているのは、このファイルのことじゃなくて、その下に引用しているリンク先のことです。この音声自体は、英語喉以後です。) http://video.mixi.jp/view_video.pl?owner_id=4214822&video_id=1561826 (RON氏がわざと口発音(前半)ー>喉発音(後半)への移行をデモンストレーション。) RON氏のと最初の出会い(最初と思っていたが、、、)は、衝撃的だった。なんせ、喉革命以前から喉をやっていた人。無意識のうちに。で、私のネット上にある発音を聞いて、KAZ氏の英語は本物だ、、、と確信したうえで、喉を読んでくれた(喉は喉を呼ぶ)。 3ビートも無意識のうちに実践されていたというものすごい人。 あ、あとで分かったんですが、RON氏は20年ぐらい前のバイト先の先輩だったのです。この写真は私が友人を集めてお好み焼きをふるまっているところですが、後ろを向いているのがRON氏です(20年後に匿名性の高い写真として使われることを予告していたのだろうか?)。 喉革命以前の対決なら、RONさんに負けていたかもしれない(汗)。

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