July 2015

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英語を聞くと大阪か京都のご出身であることが分かる例

英語の発音がとても上手な例として以下のかたが挙げられていた。 http://eigo-tatsujin.net/method/11142/ 実は聴いた瞬間に、とても上田さんに似ていると思った。 特徴は、DとかTのように、口の中で破裂が起こされると信じられている音がとても強調されていて、その部分がチョッピーである点。 R音を口の中をこもらせることで代用されているという点。 おそらく、練習される場合は、この点を得に気にされていて、おそらく、強くすれば、さらに上達されると思い込まれていると思う。 たぶん、聞き取りは完璧にはならないのではないかと想像する。なぜなら、そういう部分に気に取られるとシラブルを聞くというエネルギーがすいとられてしまうから。 多くの日本人の発音練習は残念ながら、この方向に流れてしまいがちである。 どの方向かというと、摩擦の音をとぎすます+Rの音をこもらせる、、ことで、英語の発音が上達していくというパラダイムで、この問題点は 1.ある程度、喉の柔軟な関西人でないと、このやり方では上達しない。つまり、このやり方を関東の人が真似てもうまくならない。 2.上達するにはするが、限界があり、本当のネイティブ音には突然変化しない。 実は英語喉をお教えして、一番残念なのは、せっかくお教えしたのに、この方向に流れてしまう人。これはボランティアをすると出会うことになる。あまりのトラウマに、最近ではボランティアをしていない。 おそらく、このかたは大阪、京都あたりのご出身だと想像する。そのあたりでは、喉発音と口発音の中間点で、喉が柔軟。柔軟なのだが、なんとなく首の底は硬い感じのする人が混在する。そのため、英語喉のやり方をしにくく、また、それなりに喉が柔軟なので、自己流でまにあってしまい、正しいネイティブ発音にはなりにくい。 さらに英語喉を信じてくれないという特徴がある。 大阪、京都付近は微妙な方言エリアだと感じる。口発音と喉発音が混在している。 で、自分の、30年ぐらい前の英語を聞いてみる(以下のYOUTUBE動画)。すると、上にあげたような問題点が見当たらない。当時の自分は、口の中の摩擦をうまくすることで、英語の発音を上達させようという感覚がなかったことがこれでわかる。 実は摩擦のさせ方が大切だといかいう言い方は、英語耳の松澤さんが、サイトで10年ほど前に言っておられて、そのとき、自分は、そんなわけがないと反発を感じた。それが発音の本を書いてみたいという気持ちにつながったのでした。 今考えれば、音を聞いて繰返したらできるようになるなんて、想像を絶する主張だった。 音を聞いて、それを正しく真似るというのなら分かるが、回数は無関係でしょう。 正直なところ、おごった気持ちがあった(が、そのおかげで英語喉ができた)。当時、こんなに英語ができる自分が、やっていないことを、練習して英語の発音がうまくなるはずがない。そんなに言うなら、ご自分の英語発音を公表してほしいと。もちろん、普通の英語の発音本の著者は自分の英語の発音は公表しない。 自分で言うのは変なのだが、19歳のときの自分(というか、この録音をした日は1986年の12月24日で、まだ18歳だった)は、英語音声学をやっておらず(英文科だったので、その後、音声学の授業を受けた)、耳で聞いて広島弁の喉で発声をしていたので、その後の大学院時代の英語よりも発音がよく、さらに、ネイティブと心を通わせている。非常に不思議だが、英語音声学をやると逆に英語が硬くなるのではないかな。 このときのアメリカ人の二人とはLINKEDINで繋がっている。    

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英語喉で文化の旅
英語の歌はなかなか難しい

ビートルズを歌っているときは、英語の歌が難しいと思ったことがなかったのですが、ちょっと違う歌に挑戦してみると、うまくいかなかった経験があります。 10年ほど前に、Bruce Springsteenを歌おうとして、挫折しました。 最近では、フロリダジョージアラインというバンドのCRUISEという歌の最初のほうのこの部分を何回歌ってもうまくいきません。その部分だけを録音して10回繰り返した音声です。 http://www.nippondream.com/file/flg.mp3 歌詞的には、ネット上の歌詞では、Yeah, when I first saw that bikini top on herらしいです。 そこで、ジーナにコツを教えてもらったのですが、 Yeahは別に入れなくても良いということ。 うぇんあいそ~あ~ びきにとぽな~ みたいにつなげて練習しておいて、さらにこの二つをつなげるとよいということでした。 とくに、最初のほうの最後のあたり。Thatとはっきり言うとリズムが狂います。もしかして、that じゃなくて、aなのかな。 このサイト上で、@yuki030406 さんも同意されていましたが、英語の歌で、Yeahとか、nowとか、babyとか、1シラブル(1音符)の表現が登場すると、難しくなるように思います。 英語はそれぞれの単語が短いことが多いので、意味的には、1音符で完結してしまうのが難しいです。情報量が多いのに、流れが速い感じです。 一方で日本語は、一つの単語が長いので、ゆったりしている感じがします。歌のときは。 例えば、ウサギ追いし、かの山だと、、、 「うさぎ」という一つの意味に1秒ぐらいはかかりそうです。だから、ゆったりしていて覚えるのが楽のように感じます。 日本語を喋る時は、忙しいですけどね。速く言わないとだらけてくるので。 逆に、英語は喋る時は、ゆっくりでもよいのです。1語にすでに独立した意味が入っているので、先に急ぐ必要がありません。  

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批判的コメンタリー
言説としての音楽指導 抽象と現実

今、ウクレレを教えていて、ふと、楽器屋さんでウクレレの本を見つけて、愕然。Gと思って教えているコードが、教則本ではCと書いてあるではないですか。 それで、やっと分かりました。ギターの1弦(一番細い弦)から4弦までの引き方とウクレレの弾きかたは全く同じなのですが、それに気づいたのが昨年。ただ、なぜ気づかなかったかが分からなかったんですが、今やっと分かりました(説明がひどく面倒なので省きます)。 記号をつかって、楽器を学ぶと、何か、最初の段階でボタンの掛け違いをしてしまった感じになります。たぶん、語学も同じで、最初の1年は音だけで学ぶと、後が楽なのじゃないかな。 ちょっと関連しているのですが、アコギに対して、言葉になりにくい疑問が長年ありました。アコギは弾くのが痛いのです。痛いのに、なぜ楽器として存在しうるのか、、と。 なんとなく、精神論で頑張っていれば痛くなくなるとか、そういう風に考えていました。しかし、ギター暦30年を過ぎても、Cから始まる曲は引く気がしない(指に負担がかかるのです)。 たぶんですが、毎日弾く人たちは、たまたま押さえやすいコードが集まるG長調(あるいはE短調でしょうか?)を基本にしてコードを展開していて、それでキーが合わない場合はカポを使ってキーの調整をしているのではないでしょうか???(コンサートに行くと、アーティストがそうしているような気がする。) なぜギターを買っても上達せずに、やめてしまうか、、の理論ですが、たまたま現代における楽器の王様、ピアノはC長調(あるいはA短調)が弾きやすいように作られているので、一般的にC長調が王様になるわけですが、ギターにそのことを押し付けてしまうので、普通の初心者はC,G,Fと学んでFで指が痛すぎて、終わり、、となるのでは。 ところが、これはたぶん、現代のパラダイム・感覚であり、よくみるとCはアルファベットの最初の字のAではなく、3番目のレターなわけです。なんで、楽器の王様のピアノの最も基本でありそうなドがCなのでしょうね。 ところで、結論になりますが、ウクレレのCをあえてGと思って覚えておくと、いいことがあります。 ギターに移行しやすいのです。

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