講演*予定* 於 山口大学(山口市キャンパス) 4月7日 4時ー5時半(予定)
山口市、山口大学にて、講演をさせていただくことが予定されています(どうもご尽力ありがとうございます)。また詳細はお知らせしますが、 4月7日 (火曜日) 4時ー5時半(予定) 山口大学 山口市キャンパス タイトル(仮) 新しい英語学習パラダイム 「英語喉」発見のきっかけとしての「疑問」と「観察」 なぜ英語ネイティブは声が違うのか? スピーカー 上川一秋 とジーナ・ジョージ 詳しいことはまたお知らせします。
文化が違っても話す内容は結構同じ?
今朝、歯医者に行って来たのだが、朝一番だったので、ちょうど、その歯医者のオフィスに、そこの事務の人やら、歯をクリーンしてくれる人(日本語ではなんと言う?)が集まっていて、朝一番の会話をしていた。全員がたまたま女性で、「今朝は、髪がいまいちでしょう、時間がなくてねえ」とか、そういう会話だった。「いや、そんなことないわ。かわいいわよ」みたいな会話が聞こえてくる。 聞こうと思って耳を傾けたわけではない。喉発音と3ビートで、勝手に頭に入ってくるのであるからしょうがない。英語喉をゲットすると、理解しようと思わなくても、音として聞こえた単語を知っていると、日本語に訳さなくても、意味がイメージとして理解できる、、、のだ。 (まあ、喉以前にリスニングができていると思っている状態は、ところどころの知っている英単語を組み合わせたり、状況判断をしたりして、分かるような気になっているといことだろう。喉をマスターするといかに自分が以前、聞いていなかったか分かるだろう。) さて、その女性達の会話を聞いて、思ったのは、男同志だと、あまり髪型の話をしないということだ。 それから、興味がわいたのは、日本でも女性だけの朝一番の会話ってそういうこと言うのかなあということ。 アメリカに滞在している日本人の女性が、私と同じようにそういう場面に遭遇して、喉と3ビートで会話を理解し、国籍に関係なく、話のテーマとか似ている、同じ人間だなあとか思うのかなあ、、、とふと思った。そういうのって、本当の文化理解じゃないだろうか。 本当の意味での。 ちょっと、違うかもしれないが、アメリカにある中古品の店に、たまに掘り出し物がないかとのぞくことがある。どうしてもテレビコーナーやコンピュータコーナーが気になるのだが、そのコーナーに行くと、中南米からの移民の男性達が、私と同じような熱心さで、電気機器をみている。男性軍のみである。 文化や国籍は違っても、同じじゃんと思ってしまう。電気製品を愛する男の心は、、、。 これこそが、国際理解ではなかろうか? いかに我々が人類として似ているのか?心の奥は同じか?をしみじみと感じる瞬間こそが、国際理解ではなかろうか? よく真の国際人になるには、自国の文化を理解しろ、、となかば強制するような論調があるが、それは、そういう発言をしている人自身が、「自分はよく知っているよ、あなたはまだまだケツが青いよ、あなたは私を超えられないよ」と言いたいという願望があるのではないかな? ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532
アメリカンアイドル ホルヘを応援する
テレビばっかり見ているわけではないが、ケーブル、ケーブル電話、それからネットがパックになって180ドルだ(うち20ドルはNHKだ)。だから元をとらないといけない。 アメリカンアイドルだが、プエルトリコのホルヘさんを応援している。面白かったのは、オーディションのときに、英語で歌うときにアクセントがあるから直せと指摘されたところ。 http://www.youtube.com/watch?v=CeTqXjPU468&feature=related で、こないだは、そのアクセントが完全になくなったといって、ほめられていた。イギリス人のカウエル氏は、なまりがあってもええやないか、とつっこみを入れているが、スペイン語ナマリを完全になくして歌ったということを他のジャッジは評価している。 http://www.youtube.com/watch?v=XM6LHAZV_78 ホルヘさんは、トレーナーをつけて、ナマリをなくしたんだって。といっても、ナマリをつけて喋れないかということではない。いったりきたりできるということだ。 ちなみに、これが彼の英語の歌のパフォーマンス。なまりが完全になくなっている。短期間である。 http://www.americanidol.com/videos/season_8/performances/jorge_nunez_dont_let_the_sun_go_down_on_me 日本で教科書を書いている音声学者が知らないことがある。 西洋人にとって、なまりというのは選択であり、面倒だから直さないだけなのだ。また直す理由がないからだ。でもアメリカンアイドルみたいな場所でAUTHENTICなアクセントで英語の歌を歌ったほうが良い場合は、直そうと思えば直せるのである。 西洋言語は全て喉で発音しているのだから。スペイン語なまりの歌手が、アメリカ的な英語で歌うのは、努力すればできるのである。 ところが日本人の場合、口発音でやろうとしても、英語の発音にならないのである。喉発音に変えればよいのである。 え、ナマリをなくさせるなんてひどい、、、と思われるかもしれないが、実はたいしたことではない。だって、それは単なる選択だからだ。いつでもスペイン語なまりに変えることができる。 私の同僚にはノンネイティブの人がいるが、アメリカ英語を喋らないのは、そうする理由があまりないからである。例えばフィンランド人が、あるいはギリシャ人が、アメリカ人と同じアクセントで喋る理由がないからだ。喉発音と3ビートであることは変わらないので、言っていることが理解できるし、本人たちも聞き取りが100%できているのである。 できないからアメリカのアクセントで喋らないのではない。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532