テレビばっかり見ているわけではないが、ケーブル、ケーブル電話、それからネットがパックになって180ドルだ(うち20ドルはNHKだ)。だから元をとらないといけない。

アメリカンアイドルだが、プエルトリコのホルヘさんを応援している。面白かったのは、オーディションのときに、英語で歌うときにアクセントがあるから直せと指摘されたところ。

http://www.youtube.com/watch?v=CeTqXjPU468&feature=related

で、こないだは、そのアクセントが完全になくなったといって、ほめられていた。イギリス人のカウエル氏は、なまりがあってもええやないか、とつっこみを入れているが、スペイン語ナマリを完全になくして歌ったということを他のジャッジは評価している。

http://www.youtube.com/watch?v=XM6LHAZV_78

ホルヘさんは、トレーナーをつけて、ナマリをなくしたんだって。といっても、ナマリをつけて喋れないかということではない。いったりきたりできるということだ。

ちなみに、これが彼の英語の歌のパフォーマンス。なまりが完全になくなっている。短期間である。

http://www.americanidol.com/videos/season_8/performances/jorge_nunez_dont_let_the_sun_go_down_on_me

日本で教科書を書いている音声学者が知らないことがある。

西洋人にとって、なまりというのは選択であり、面倒だから直さないだけなのだ。また直す理由がないからだ。でもアメリカンアイドルみたいな場所でAUTHENTICなアクセントで英語の歌を歌ったほうが良い場合は、直そうと思えば直せるのである。

西洋言語は全て喉で発音しているのだから。スペイン語なまりの歌手が、アメリカ的な英語で歌うのは、努力すればできるのである。

ところが日本人の場合、口発音でやろうとしても、英語の発音にならないのである。喉発音に変えればよいのである。

え、ナマリをなくさせるなんてひどい、、、と思われるかもしれないが、実はたいしたことではない。だって、それは単なる選択だからだ。いつでもスペイン語なまりに変えることができる。

私の同僚にはノンネイティブの人がいるが、アメリカ英語を喋らないのは、そうする理由があまりないからである。例えばフィンランド人が、あるいはギリシャ人が、アメリカ人と同じアクセントで喋る理由がないからだ。喉発音と3ビートであることは変わらないので、言っていることが理解できるし、本人たちも聞き取りが100%できているのである。

できないからアメリカのアクセントで喋らないのではない。

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