シラブルのボンボンボンのリズムが聞けない理由の考察

土曜日セミナーで2時間でネイティブ発音になった人が、まだシラブルが聞こえないということで、真剣になぜ、ボンボンボンというかんじのリズムが聞けないのかを昨日から考えている。 ボンボンボンでも、がんがんでも、ヶヶヶヶでも何でもいいんですけど、、、ということではないのだと思う。 また昨日書いたように、英語は、二重母音や連続する子音があるから、分かりにくいというのもあると思うけど、もしかしたら以下のことも関わっているのではないだろうか???と思い出した。 英語に、小さなツや、伸ばす音があると思って聞いていませんか? 例えばですが、HOTは日本語でホットだし、まあ、本格発音は「はっ」みたいな感じですよね。だから、聞いていると、小さなツがある感じに思ってします。 「はっ」に聞こえていたら、ボンとは聞こえませんよね。 あと、日本人は伸ばす音だと思い込んでいる音はRだろう。CARはカーという感じに聞こえる。 カーと聞こえるものを、ボンだといわれても、そう聞こえませんよね。 でも、英語には伸ばす音や、小さなツはないんです<機関銃英語の24ページに書いてあります>。 それを知った上で、どんな英語でも、ボンボンボンという感じで処理しないといけません。ボンがいやなら、手拍子でもいいです。 だから、とりあえずは、喋るときにも、その拍子を感じながら喋ることが大切。 例えば、HIという挨拶。日本人にはハーイと伸ばしているように聞こえるものですが、これをボンという感じで発音するのです。 ただし、シラブルとシラブルの間が開いたらだめです。CHOPPYになるので。これが難しいかもね。矛盾したことを言われているようで。 PERSONという単語も、最初のところパーじゃないですよ。PERのRはうなる音です。伸ばしているわけじゃない。 とりあえずは、喋るときに、シラブルを意識すること。小さいツとか、伸ばす音がないのだということも意識すること。別に、たまたまシラブルにたくさんの音がはいっていて、自然の伸びるのはかまいませんが。 またRの音などは、伸ばす音じゃなくて、首の根元を犬がうなっているように鳴らします。 だから、そういう発音に自分でもなれてくると、相手の言っている英語にリズムを感じ出すかもしれませんよ。 これは音で説明しないと分かりにくいかも、、、。音声の指導です。 www.estat.us/blog/shiraburu.mp3 さて、この指導させていただき、ネイティブ発音になったかたですが、ご自身のネイティブ発音になれてくるとよいということがいえるかもしれませんね。ネイティブ度が高すぎて、ジーナが笑っていたぐらいですから。例えば、アメリカ人が急に、完璧な広島弁を喋り始めたら、ちょっと笑ってしまいますが、それと同じ、いい意味での笑いでした。    

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英語にもあるヒラガナ、シラブルを無理やり聞いてみよう

実は、先日、発音自体は、本当に完璧になられたかたが、まだ聞き取りがうまくいかず、シラブルのボンボンボンが分からないとおっしゃったので、以下の録音を用意した。同じ悩みをかかえるかたは聞いてみて欲しい。 今、ちょうど隣の部屋でテレビをつけているのだけど、それを少し離れたこの部屋のPCで録音。音が悪いからこそ、シラブルが聞こえる? www.estat.us/blog/normalspeed.wav そして、これはわざと、スピードを2倍落としたもの。ぼわ~ん、ぼわ~ん、と音の塊=シラブルが聞こえる。これは、英語にも、ヒラガナと同じ塊があるという証拠。 www.estat.us/blog/slowspeed.wav 以下は、上のファイル二つを組み合わせたもの。いくつもファイルをダウンロードするのが面倒くさい場合はこれを聞いてみてください。 www.estat.us/blog/bothspeed.wav 英語においては、確かにシラブルに気づくのに、障害になる要素がいくつかある。 子音のつながり SPRINGが「ボン」だといわれても困るかもしれない。しかし、喉のなかで言えば、一発で言えるわけで、聞くときもそれを聞く。 二重母音 例えばRICEをアイ、、、でも、これもリズムにのって、一つの塊としてとらえよう。 シラブルがからなずしも均一のスピードでない点。早く発音されぎみのものもある。これは、音の性質とかが関係してくるものと思われる。NITROさんが行ってたように、スキーのときの斜面のこぶのようにとらえ、リズムにのること。 中国語やフランス語のほうが分かりやすいかもしれない。だから、まずは、フランス語で練習したらよいかもしれない。 英語ケツというのも発表しているので、参考にしてください。シラブルを響きで感じながら聞き取る練習をします。 http://www.youtube.com/user/Sampa4626#p/a/u/1/IOMZ09Sc8Vk

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革命は可能なのか? +英語で「弁理士」をどう発音する?

英語喉で日本人の英語力が向上し、知識革命が起こることを願って3年、ここに来て、自分の生きているうちは無理かもしれないと思い出した。その根拠。 1.結局、英語が喋れない人が多すぎて、喋れるということの意味がピンと来ないのかもしれない。英語発音ができますよ、聞き取り100%できますよ、で、ウソでしょ?と思われることのほうが多い。死んで生きて帰ってきた人がいないので、天国の様子とかが信じにくいということと同じかもしれない。 2.英語喉なしでそれなりに英語が喋れている人は、もう自己流のやりかたが定着しているので、英語喉?なにそれ?となりそう。ふ~んみたいな。 3.当初は学者がきっととりあげてくれると思っていたが、実際、英語の発音や聞き取りをよくするということをリサーチクエスチョンとして追求している人がいない。研究分野としてないんじゃないかと思えるのだ。これ気のせい?まじで、そもそも研究してないような気がする。気のせいか?こうやったらどうだろうとか、考えて実験して、まとめて、査読つきの学術雑誌に投稿したりとか、そういう人はいないように思える。 4.日本人が英語ができるようになったときに、困る人のほうが多い。 しかし受験などで役立つというのは確かだ。そのあたりどうなのだろう。UMEKOさんが、TOEICのリスニングがよくできたと書いてらっしゃった。 さて、最近、実際に教えさせてもらっていて、弁理士さんという職業のかたがdcには多いことが分かった。このあいだのかたが、patent lawyerの発音が通じにくいとおっしゃったので、ここで書きたい。 P-a_-T / T-i_-NT / L-OI-Y_ / Y_ -E_-r_ T-i_-NT のところだが、Nの影響で、レイジーに発音するなら飲み込まれたような感じになる。 音声で解説 www.estat.us/blog/patent.mp3  

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