よいお年を

良いお年をお迎えください。

西宮で一番発音にこだわる英語講師、天満さんが、英語を高速で喋るということを実践してらっしゃる。高速で喋る、練習すると英語がうまくなる、、、ということではないけれども、喉発音+3ビートでやると高速で喋れる、、、ということは確かだと思う。

あと、思ったのだが、天満さんがめちゃくちゃ高速で喋っていても、私が聞き取れる理由は、天満さんがシラブルをちゃんと正確に刻み、私自身もそのシラブルを正確に聞いているからだな、、、と思う。

音を投げる側、受け取る側が、同じ決まりを使っているということだ。

中国語話者の話がよく登場するが、中国人の英語が分かりやすいのも、同じことだ。中華料理屋さんにいくと、SPRING ROLEはいかがですか、、、と言うときに、2シラブルで発音している。2拍である。スムーズにシラブルがつながっていないときがあるが、シラブル数は正確だ。だから、分かる。

音を投げる側、受け取る側が、同じ決まりを使っているということだ。

ところが、これをカタカナで発音すると、7つ、いや8つぐらいシラブルが増大してしまう。

以前、日本料理屋さんで順番を待っているとき、こんな光景を目撃した。日本語話者のホストの人が、ウェイティングリストに載っている名前を読んでいるのだが、それがカタカナ的だったため、待っている人(アメリカ人)が自分の名前を呼ばれたことにきづかなかった、、、。 

例えばだが、BUSHという名前は1シラブルなのだ。これが2シラブルで読むと、元々の意味が破壊されてしまうのである。もはや違う言葉なのである。自分の名前でさえ、違うような単語に聞こえるのだ。もちろん、想像はできるが、なかには、想像不可能なものもある(例えばだが、昔、ダリルホール アンド オーツというロックバンド(2人組み)があったが、これはカタカナでいうと絶対に通じない。ネイティブ発音とカタカナ発音ではシラブルの数があまりにも違いすぎるからだ。)

個々の発音を間違うから日本語英語は通じにくい、、、ということが言われているが、そうでもない。決定的に言葉の意味を破壊してしまうのは、シラブルであり、シラブルの数である。

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さて、天満さんが、発音セミナーをされるそうです。関西+関東での開催だそうです。東京のほうが、応募者の動きが速いと書いてらっしゃいました。天満さんのサイトを見てみてください! ここですーー> http://processeigo.com/?cat=24 2月だそうです。 さて、http://ahalfyear.blogspot.com/2011/01/blog-post_15.html で三羽さんが、渡部昇一氏の英語教育?論みたいなのを紹介されていた。知的余生の方法という本からの抜粋だ。 全然、私は同意できない、、、。 日本人が英語ができないのは、英語におけるヒラガナ(カタカナでもいいが、、、まあカナ)が何か知らずに聞いたり、発音しようとしていたからだけの理由だ。さらに喉で発音しないと、カナ=音節=シラブルに音が入れることができないということも理由だが、まあ、一番早い説明は前者だ。 それだけの理由である。例えば、 それだけのりゆうであるたとえば、、、 とヒラガナだけで書くと、どこが区切りから分からないから、理解しにくい。日本人が英語を聞くとき似たような混乱が生じるのである。日本人以外は、シラブルの構造が英語に近い言語を喋る人ばかりなので、聞き取りができる。発音もまあまあできる、、、ということだ。 さて、思うのだが、結局、文法が出来る人も出来ない人も、英語ができないのだと思う。語彙が大きい人も小さい人も英語ができない。 しかし、私のアパートの建物に4ヶ月前に引っ越してきた、韓国人の夫婦の5歳ぐらいの子供がたった4ヶ月で、英語をぺらぺら喋っている。 私が5歳の姪に日本語で(電話で)喋るとき、あ、この言葉知っているかな?とか遠慮がちに日本語で喋って通じるのだけど、この韓国人の子に、普通に英語でしゃべって、なんでも通じているようだ。もちろん、子供に喋るのだから、難しい言葉を使うことはないが。 渡部氏の文を孫引きすると、 >ところが日本にいる時にちゃんとした英語の本も読めず、文法的に正しい英語を書けない人が留学しても、だいたい英米人から見た文盲の人のまま帰国することになる。 この発言の仮定となっているのは、発言者である渡部氏は英語の本が読め、文法的な正しい英語を書ける、、、ということだ。 しかし、英語ができる私の立場から述べると、本当に英語が読めたり、書けたりできる人の感覚から発せられるディスコースではない。 読める、、、というのは主観的な経験であるが、私や、あるいは私が仕事を一緒にしている中国人や韓国人の同僚は、英語を超特急で読むことができるし、そのさい、文法のことなんて考えていない。全ての単語をあたかも名詞のように扱い、飛ばし読みをする。だから、読むために文法が大切だという感覚がない。もし、そういう感覚がまだあるとすれば、それは英語を読んでいるということにはならない。まだまだレベルが低いとういことだ。リスニングでさえ、文法に頼ったような聞き方をしているということは、それはリスニングの能力がまだまだ足りないということだ。いや、英語喉をまだ知らないということだろう。 厳密には渡部氏は上のようなことは言っていないが、ちょっと調子にのって、書いてしまった。クリティークとしては、本当に英語が読めていれば、読めていない人をつかまえて説教じみたことを言うという感覚がなくなるということはあるだろう。あまりにも読めるのが当たり前なので、読めない人がいれば、もっと態度がやさしくなるであろう。 さて、ここからが重要。 文法的に正しい英語を書く、、、という表現、、、、それはその発言者が英語を本当に正しく書いていないということを示唆する。 というのは、私や、私の中国人の同僚、さらに、ネイティブたちの書き方は、文法に頼っていない。文法というのは、当たり前の部分だ。たよっているとすれば、非常に抽象的であるが、前から読んで、論理的にMAKE SENSEし、さらに、す~す~と、読者が必死に考えなくても、意味がとおるかということである。 文法をしっかり駆使して、文章を書く、、、という考え方は同時に、その発言者が英語を書くことが不得意だということを示していると思う。 ちょっと英語がうまいと思われている日本人が書いた文章を読んでいると、例えば、こういう構文がよく出てくる。あくまでも例だが、、、 Facing the…

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続いて、このかたのエッセイを紹介したい。 http://d.hatena.ne.jp/souheki1009/20100330/p1 大切なポイントは、このかたが、発音は学習の最後にするものであって、ネイティブのような発音をすることに意義はない、、、とおっしゃっていることだ。 私はこのかたを説き伏せる自信が全くない。皆さんはどうですか? 最も大きな勘違いは、インド人の英語が「きれいじゃない」と言っている点だろう。インド人が喋っている英語がきれいじゃないと思い込んでいるのは、英語が100%聞けていない日本人だけである。他の外国人同志はお互いを理解しているのである。例えばインド人はアフリカの人が英語を喋るのを聞いて理解できるのである。アフリカの人はインド人が英語を喋るのを聞いて理解できるのである。理解できていないのは日本人だけなのだ。日本人は、ネイティブの英語でさえ分からないのに、インド人や、アフリカ人の英語が分からないときだけ、特別視する傾向があるように思う。 私自身、英語喉以前から、アメリカ英語が100%聞き取れたのだが、英語喉以後、DCでタクシーに乗って、早口で喋りまくるアフリカ出身のドライバーの英語さえも、100%聞き取れたとき、感動した。英語の聞けない日本人の感覚では、なまった英語だが、英語が100%、英語喉で聴き取れるようになると、きれいな英語も汚い英語もない。英語は英語、全てたかが英語である。 きれいな英語とか、汚い英語とかあるわけがないではないか!というと誤解があるかもしれないが、普通に英語を勉強してきた日本人以外のノンネイティブの英語は、なまりがあったとしても、機能的に問題のない英語などである。インド人の英語を聞いて、ね?インド人もなまっているのだから、日本人英語があってもいいでしょ?というのは間違いなのである。 シラブルで説明すると分かりやすい。SPRING ROLLという単語は、日本人と韓国人以外のほとんどの言語話者にとっては、2拍で発音する、2シラブル語である。これはアフリカの人でもインド人でも、パキスタン人でも変わらない。日本人は、この単語を2以上で発音する。8シラブルぐらいで発音してしまうだろう。いや、英語になれた人なら3、4拍ぐらいかもしれないが、2でなくなった段階でもう終わっているのだ(SPRING ROLLはもはやSPRING ROLLではなくなっているのだ)。 ***  日本人英語の根本的な違いは、シラブルを無視しているということだ。 私はSASというコンピュータの言語(統計ソフト)でPROGRAMをするが、最も大切なことは、何が最小単位なのかを知ることだ。 例えば、、、 proc contents data=abc;run; というプログラムを書くとすると、あまりに当たり前だが、各コマンドの間にスペースがあって、はじめて、プログラムが正しく走る。 proccontentsdata=abc;run; これだと、エラーメッセージが出る。コンピュータのほうが、私が何を指示しているのか理解できない。   日本人が英語を聞くときに、コマンドとコマンドの間のスペースを全く無視して聞いているようなものだ。 シラブルを無視しているからである。 つまり、 proc contents…

日本語論

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