口発音+喉発音になってない?実践者の皆さんチェックをお願いします

口発音から喉発音への移行について。 これまでは、白と黒みたいに考えていたんだけど、色々と教える機会があり、またMIXI上での喉コミュニティでの学びからあることがますます明白になった。 *喉発音ができているのに、口発音も同時に起こっていることがありえる。* つまり、口発音から喉発音に直接移行できる人もいるけど、ミックスの人もいる、、、と。で、なかなかこの段階を抜け出しにくい。 せっかく喉発音ができているのに、口発音に未練がある状態、、、です。 当然、聞き取りは改善した状態ではあるし、絶対的に通じる状態です。でも、やはりナマリが少々でてしまう。だからどうなの?となるが、せっかくだから、喉発音90%口発音10%ぐらいに持っていきたいものだ。喉95%、口5%ぐらいで考えてもよいかもしれない。 SHの発音などが特に目立つので例としてあげたいのだが、口のなかで響いている感じ。分かる? 自分で音声をとって聞いてみてくださいね。きっと分かりますよ。 個人的に、口発音要素を押さえるために役立った練習、紹介します。 1.ゲットーなどに住む住民の英語って、喉発音が99.99999%ぐらいなんだって。社会的要素があるのかな(社会言語学ですな)それをマネしようとしてやっていたら、ピンと来た。舌なんて、どてーと横たわったままね。そしたらTHとかが、Dみたいになるんだけど、それってまさに、そういう英語だよねえ。 2.シャワーを浴びながら(超リラックス状態)、発声練習をする。本当に喉だけでね。 3.あえてものすごい低い声を出してみる。低いから喉発音になるわけではないが、やはり喉発音でないと低い音は出しにくい。ここちよく鳴らしてみて。   ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532         

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文部科学省の政策について

ネットで批判があった。英語で英語の授業をしろという文部科学省は、現場を理解していない、、、と。そのURLはあるのだが、ちょっと今忘れた。 英語で英語の授業、、、に関する私の意見。 英語教師自体が現場を分かっていないではないのか、、、というちょっときびしいコメントをしたい。英語教師ということではなくて、教師である。ちなみにこれはアメリカでも同じだと思う。 先生、生徒、聞いているようで聞いていないですよ。授業。DAY DREAMしています。 それはメソッドがないからです。 例えば、英語の授業。中学の最初のころは、やはり説明を聞く必要があると思いますが、高校ぐらいになると、聞く理由がない。 訳を書き取るというぐらいかな。 実際、テストのためには、やはり直前勉強が有効。 だから、結構、授業は聞いていないんです。 授業を聞いていたとしても、それはノートをとっているだけでしょう。 生徒はうなづいているかもしれない。まじめにやっているかもしれない。でも、それは、ノートをとっているだけだと思います。また私なんかそうでしたけど、聞いていないのに聞いているフリをするのがむちゃうまい。 実際、メソッドがないんです。例えば、高校や大学の授業で訳しながら解説しますけど、あれって、実際、教師用のマニュアルを生徒に渡しておけばすむことなんです。で、実際、ああいうスタイルの授業が効果があるか、あるいは一体メソッドが何なのか?教師のほうもわからんですよねえ。 英文がある。それを訳す。ここがポイントだよと説明する、、、これはメソッドなのでしょうか?メソッドじゃないような。 よく聞き取り用の本にありますね。とにかく聞かせる。そして熟語をピックアップしておいて、これはこういう意味だから注意しよう、、、と。それってメソッド?メソッドじゃないよね。それって。そんなこと後でいわれても困る、、と。先生も聞けないんでしょ?文章を自分が用意したから知っているだけでしょ?みたいな突っ込みもきそうです。 メソッドとは、これをやると、今から挑戦するこの問題をSOLVEできますよ、、、というものですよね。RETROSPECTIVEに何かを指摘して、「XXはこういう意味です。注意しましょう」というようなものではないはず。 私自身、一度、高校教師で、どうしても英語の成績があがらんという生徒をまかされたことがあるんです。5,6人だけの授業でね、英語がどうにもならんから、小数でどうにかしてくれ、、、と。問題集を与え、そして思い切って、解答集も渡してしまいました。 で、彼らに、「わからんかったら質問しろ」といったら、全然質問しない。で自分で、問題集と解答集で勉強しとるんですよ。たまに、「せんせえ、これでええん?」と聞いてくる。「ウン」というと納得する。 そのとき思いました。一体、訳読の授業ってなんなん?と。で、彼らはまじで大学試験に合格してしまった。 思うのですが、本当に中学や高校の授業が効果があるのか、厳密に調査研究すべきです。メソッドが確立されていないことが多いので、効果がない可能性がある。 ちなみに私は教育研究における実験の専門家になっているので、以下のことをやってほしい。 普通の授業を受けるグループ(A) VS 教師用マニュアルを渡しての自習するグループ(B) VS 全然勉強しないグループ(C) の三つを比べて、最後にテストをうけさせ点数を比較。 さすがに(C)はダメだろうけど、(B)のほうが(A)よりも成績がよい可能性がある。 メソッドが存在しない場合、どうしても授業の方法が、単に訳すとか、やらせる、、という風になる。その場合、先生が必要じゃなくなる。 だから色んな教科で本当に効果のあるメソッドを開発する必要がある。 あと、これは大切なんだが、教えていることが本当に大切なのか?RELEVANTなのか?という問題もあるね。 英語を高校教師として教え始めて最初のころ、訳読が面倒でたまらんかったので、刷って配ったことがある。そしたら他の授業でも同じ教科書を使っているので、他の先生が困った。ではっと気づいてやめた。 授業がなりたたなくなるんです。訳があると。 訳読って、生徒のためのメソッドじゃなくて、教師のためのメソッド?じゃないかと。 訳があるから、生徒が先生の話を聞くんだから。でも、実際は、訳って、生徒はもってるんですけどね。親が英語の教師だったりする生徒がいて、教師用のテキストが闇にまわっている。だから、生徒は聞いているふりをして、聞いていないと思うんですが、どんなもんでしょう。 すくなくとも私は、授業中は頭がぼけーとしていましたよ。脳死状態でした。 そういうのが実際の現場じゃないでしょうか? とりあえず、学校を半年ぐらい休みにして、国家をあげてメソッド開発をしたらどうでしょうか。教えてわくわくしてしょうがないというような学校になるんじゃないかな。 DCの地元で喉を教えさせてもらっていますが、教えていてわくわくして楽しいです。メソッドがあるので。「遊び」みたいです。メソッドがあるので、目の前で受講生ができるようになっていきます。 そんな学校に変えましょう! ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532       

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才能はある意味で存在しない、、、のではないか

色々です。 地元のDCで教えさせてもらっています。音を出すときに、まず息を吸いながら発音して、喉の感覚をつかんでおき、今度は普通の息で発音、、、という方法を他のレッスンでも応用されているかたがおり、これはよい方法だと思いました。皆さんも試してみてください。 アポロ13号の映画をテレビで見ました。月に向かおうとしたのだけど、途中でトラブルに会い、帰ってくる話ですが、面白かったのは、ヒューストンの管制官の落ち着いた声。アポロの搭乗員に対して非常にリラックスした声で対応します。状況は緊張しているのに、管制官は落ち着いています。前、見たときはそのリラックス度が分からなかったんです。もしかして喉発音が自分でできているからこそ、リラックス度の細かい違いが分かるのかな?管制官の声に緊張感があったら、アポロの搭乗員はあせりますからねえ。飛行機の管制官(成田など)は英語で喋るんだと思いますが、英語喉でリラックスしたらよいですね。海外から入ってくるパイロットも安心するでしょう。 普通のNHKがテレビでみれます。NHK WORLDだけじゃなくてね。ピアニストの中村弘子さんのインタビューを見ましたが、面白いことをおっしゃっていました。昔は、先生自体がピアノが超一流とは行かなかったので、精神論とか小難しい理論が多かった、、、と。でも最近では世界のトップレベルの実力が日本人についているので、そういうことは無くなったと。小難しいことや精神論をぶたなくても、こうやって弾いてみてと見せてくれるのだそうです。最近の先生は。 面白いのは精神論だけではなく、小難しい理論という部分(正確な表現は忘れた)。これは英語発音において、英語音声学の教科書に書いてある部分にそうとうしますね。口の開け方がこうだとか、舌の位置がこうだとか、摩擦を増やすとか、、、。精神論だけでない、、、という部分が面白かった。で、中村さんは、日本はピアノ以外の分野でも殆どがそうですよ、、、と言い切ってらっしゃった。英語発音に関する分野でも言えているでしょう。 最後に、最近、ギターを教えたいと思っているのです。なぜ自分がギターを高速で弾けるのか?と疑問に思っていたんですが、ふとしたことから(自分がドレミを弾いているところを観察した)あることを発見しました。左の人差し指がすでに多くの音を抑えている状態から弾いているということです。例えばドレミだとドからドまで8音だから、素人だと左の指で8回押さえないといけないと思うかもしれない。でも私は、最初のドを弾いたときに、すでに人差し指で複数の弦を押さえている。つまり、8音あるうちの3分の1ぐらいはもう左手が押さえているんです。 これは気づかなかった。自分のやっていることを客観的に観察して気づきました。それを教えている動画です。  http://app.sightspeed.com/vm/3xtbfmpwlghy8f2m6gnfvl1n3pytryt7/1w7f/ja_JP/1/ やはり、自分ができたから発見できたことだと思います(発音に似ています)。これから学ぶ人は、これをやれば、速く弾くことが楽になります。 こういうメソッドをもっと色んな分野でつくっていきませんか?練習方法じゃなくて、実際のメソッド。達人と呼ばれる人も、結局、才能があるとかそういうことでなくて、こういうメソッドを無意識のうちにやっているということです。だから無意識を意識に変えていく。そしてできない人はそれをやってみると。 才能はある意味で存在しないのだ。メソッドあるのみ。 あ、NHKで野球のチームがキャンプをやっているところを取材しています。見ているとあたかも、選手達が毎年毎年、課題があって、それを解決していっているというようなテーマです。あのねえ、あれはね、言っているだけですよ。プロはそんなに練習しなくていいんです。すでに野球がうまいんだから。がんばって、練習、練習とやっているのはあれはアピールです。監督さん、私をもっと使って下さい、給料あげてください、、ていうね。謙虚にがんばっているというのをアピールしてるんですよ。それを見てもらう場所がキャンプです。そうじゃないと、わざわざキャンプに行く理由がないでしょう。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532       

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