May 2010

逆に英語喉ができすぎてしまったとき逆洗脳アプローチ どうやって口と喉を行き来する?

英語喉が革命的なのは、口発音と喉発音をいったりきたりできることだ。だから、私は音声をUPするときに、日本語は口で発音し、英語は喉で発音している。 従来のアプローチでは、口を大きく広げて、イーと言え、、、などと指導しているが、口を大きく開けたイーと小さめにしたイーの両方を示して、ほら音がこんなに違うでしょう?などと親切にシミュレーションしてくれる発音指導者は存在しない。口の動かし方は、表情の一部であり、言語の核ではないので、そんなことをしても音が変わらない。 また音声重視で非常にすばらしい発音をされる先輩がたも、喉発音で英語も日本語も両方発音されている。例えば小林克也氏、岩村けいなん先生、東後かつあき先生、、などなど、日本語も英語も喉発音である。 英語喉にきて、初めて、日本人が口発音と喉発音をいったりきたりできるようになった。 さて、喉発音をマスターしてしまうと生じるのは、けっこう、喉発音のほうが、発声が楽になるので、日本語で口先で喋るのがめんどうくさくなってしまうということだ。 すると困ることがある。例えば、これは実際の話だけど、アメリカで喉発音をマスターし、日本に帰ったら、おかーちゃんが、声が変わった、変な喋り方だ、、、とクレームをつけてきます、、、というメールを去年もらった。 あるいは、日系の企業に勤めていて、普段は英語でOKなので、喉発音をかましまくる人でも、日本から上司がやってきて、接待をしなければいけないとき、どうする? そういうとき、瞬時にして口発音にもどらないといけない。 実は先週、文法の本を書くために、日本で従来から人気のある文法書をDCに住む方に10ドルで売ってもらったのだけど、電話でのやりとりで、相手のかたが丁寧でハイピッチだったので、私も口発音をびんびんに効かせて挨拶などをした。 そのときに、編み出した方法である。瞬時に喉発音から口発音に移行することができる。 そのテクニックは名づけて 切腹(せっぷく)メソッドだ。 切腹など、最近では日常的に、したことのない人が多いとは思うが、時代劇などを思い出すのである。そして、ギャーという感じの痛みをこらえながら喋ろうとすると、口発音が見事にできるのである。 同じ効果を狙うメソッドとして、「気合をいれろ」とか、「精神がたるんでおる」とか自分自身にカツを入れるメソッドを考えたが、そういう路線だと、英語発音の先生で有名な岩村桂南先生のぱくりであると、なんくせをファンの人がつけそうなので、その路線はあきらめたのである。 それでは音声で言ってみよう。 www.estat.us/blog/seppuku2.wav

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英語喉で声を大きく出す方法 (こだまブースター併用)

英語喉14ページにこのようなことが書いてある。 CAUTION 大きな声を出すと、気をつけていても喉を痛めてしまいます。日本人は声を大きくするときに、声帯に力をいれてしまうからです。英語ネイティブは、声帯をリラックスさせたままで音量を上げることができます。また同時に吐く息の量を増やしましょう。 英語喉のまま声を大きくするということが日本人には難しい。矛盾したプロセスが体の中で起きるからである。日本人にとって 声を大きくする=力む である。もちろん、ある程度はネイティブもそうかもしれないが、それにしても、ネイティブはリラックスしたままで声を大きくすることができる。 硫黄島からの手紙、、、というクリントイーストウッドの映画を見ただろうか。アメリカ人の兵隊のリーダーが兵隊達に陸上前に大きな声で説明しているが、りきんでいない。一方で、渡辺謙氏が演じる日本のリーダーは、かなり力んだ喉で声を張り上げている。 この違いが、口発音と喉発音の違いなのである。 さて、英語喉のままで声を大きくするためのコツはまたしても「こだまブースター」である。声を大きくすると、口発音話者は声帯が力むので、響きを感じにくくなる、、、そこをぐいっと我慢して、声の響きを首で感じながら声を大きくしてみてほしい。 やればできるのである。 難しい、、、感覚的で分かりにくいということではないのだ。日本人以外の人類にとっては、歩くこと寝ることと同じぐらい根本的なのだ。 先日SLALOMERさんが、英語喉開眼されたときに、「いくらでも大きな声を出せる感じがすること。」を感想として述べられているが、まさにそれです。 それでは音声でやってみる。トピックがトピックだけに、最初から大声なので、ボリュームに気をつけて(調子にのってしまった、、、を英語では、I got carried away といいます)。 www.estat.us/blog/loudvoice.wav  

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アクビポップとゲップポップを復習してみてください(こだまブースターを使用して)

英語喉で特に質問が多かったのが、アクビポップであり、またゲップポップである。 アクビポップを例にとる(英語喉67ページを参考に)。hやsの発音をするときに、アクビエリア(首の上のほう)が、ふわっと音が響くような感覚が走ることをアクビポップと呼ぶ。 ゲップポップのほうは(英語喉43ページ参照)、例えばi_の発音をするときに、首の根元のあたりが、膨張するような感じで小さく動くことを言う。これまたふわっとした感覚である。 これらの音を再練習してほしい。こだまブースターを使用しつつ。 こだまブースターとは声帯の下の部屋付近で、響きを*感じる*ことを言う。実際には、部分にはこだわらなくても、首のあたりの響きを感じるぐらいの感覚でよいかもしれない。快い響きを感じておれば、同時に力がとれている。感じるためには、力んでいてはだめだからだ。 ちょうど服を選ぶとき、皆さんは触ってみて、手触りがよいかを感じるだろう。そのとき、指の力は入れないはずだ。力が入っていては、感じることができないからだ。 これと同じ要領である。喉で響きを感じるのである。そうすれば、同時に、うまい具合に脱力ができているだろう。 音声で練習してみましょう(43ページと67ページあたりで練習しますので、開けやすくしておいてください)。 www.estat.us/blog/poppu.wav さて、こだまーブースターに関しては数日前の記述などを参考にしてください。こだまブースターをかけっぱなしにしておくことで、英語の音を切らずにCHOPPYにならずに、英語らしくつなげて発音することができます。

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