英語喉で特に質問が多かったのが、アクビポップであり、またゲップポップである。

アクビポップを例にとる(英語喉67ページを参考に)。hやsの発音をするときに、アクビエリア(首の上のほう)が、ふわっと音が響くような感覚が走ることをアクビポップと呼ぶ。

ゲップポップのほうは(英語喉43ページ参照)、例えばi_の発音をするときに、首の根元のあたりが、膨張するような感じで小さく動くことを言う。これまたふわっとした感覚である。

これらの音を再練習してほしい。こだまブースターを使用しつつ。

こだまブースターとは声帯の下の部屋付近で、響きを*感じる*ことを言う。実際には、部分にはこだわらなくても、首のあたりの響きを感じるぐらいの感覚でよいかもしれない。快い響きを感じておれば、同時に力がとれている。感じるためには、力んでいてはだめだからだ。

ちょうど服を選ぶとき、皆さんは触ってみて、手触りがよいかを感じるだろう。そのとき、指の力は入れないはずだ。力が入っていては、感じることができないからだ。

これと同じ要領である。喉で響きを感じるのである。そうすれば、同時に、うまい具合に脱力ができているだろう。

音声で練習してみましょう(43ページと67ページあたりで練習しますので、開けやすくしておいてください)。

www.estat.us/blog/poppu.wav

さて、こだまーブースターに関しては数日前の記述などを参考にしてください。こだまブースターをかけっぱなしにしておくことで、英語の音を切らずにCHOPPYにならずに、英語らしくつなげて発音することができます。

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One thought on “アクビポップとゲップポップを復習してみてください(こだまブースターを使用して)

  1. アキ says:

    おめでとうございます。
    ブログランキング4位に上昇しましたね。まあ、せめて常に3位に入っておくべきですね。
    日本はゴールデンウィーク中なので、ここを見ている真面目な英語学習者は多いでしょう。
    私も、こだまブースターで、改めて基本的な母音と子音の練習をやってみます。

    昨日、都内の某有名喫茶店においてボーとしているときに、たまたま隣の席に、イケメンのアメリカ人男性と若い日本人女性が向かい合って腰掛け、英語で語り合っていました。日本女性の喋る英語は、あまりにも口発音過ぎて酷くて聞くに堪えないものでしたが、アメリカ男性は喋っている間中、ずーとルート音(喉下を振動させて鳴らす音)がはっきり聞こえて、かっこ良く聞きやすかったです。話す内容は、アホみたいなものでしたが。
    それで気づいたのですが、英語の場合は、ルート音が聞こえている方が、かえって聞き取りやすいのかもしれませんね?
    あるいは、常にルート音を出しているから、単語がぶっち切れるような感じがしなくてスムース感があるということかな。
    日本語にはこの音がほとんど無いので、日本人の耳はこれを雑音として無視してしまうので、ヒヤリングも下手くそなのかな?
    いずれにしても、ルート音を出すことは、英語の正確な発音には必須の条件なのかもしれませんね。ルート音は、雑音ではありませんか?

    昔から発音教本に必ず書かれていた、有声子音の前の母音は無声子音の前の母音よりも長くなるというのは、あれも一種の迷信ですか?
    あれは、有声子音の出だしのルート音を聞いていただけでしょうか?

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