May 2010

Sが日本語でも発音しにくい人はリラックスしてください

日本人に10人のうち2人ぐらいは、SがTHのようになるかたがおり、同時に、これは英語喉習得が非常に困難な状況だと言える。なぜかというと、日本語というのは、どの音も強くくっきり、はっきり、CHOPPYに発音するわけだけど、Sは微妙に違う。 ちょっと言い方を変えよう。 日本語の音は殆どが「(しっかり)ひっつけて、(しっかり)離す」ことで発音する言語である。だから、音がとてもCHOPPYだ。 逆に英語は、それをしない音である。MやDのように、くっつくこともあるが、それはしっかりつけるとか、しっかりはなすということではない。喉のほうに重心を置き、口のほうは、くっついたり離れたりするプロセスが起こったとしても、力を入れてはいけない。 力をいれるから日本人英語になるのであるから。 さて、まだ日本語のSの話である。 日本語が、ほとんどが「くっつけてはなす」音であるのに、Sだけは、日本語でもこのプロセスが微妙に弱い。それになんらかの理由で気づかずに、Sでさえも、しっかりくっつけて、はなしているから、起こるのが、いわゆる舌足らず的なSであり、また、THみたいになってしまうSである。 これは英語喉のP70で解説している。がんばりすぎているからSがTHみたいになると解説した。 英語喉は、日本語における言語障害のような現象も実は直してしまう、、、つまり医学的なAPPLICATIONも豊富だ。 SがTHみたいになるのは、言語障害とはいえないが、英語の発音をするときにも口発音が治りにくい発話法をしている人がそうしているのだから、英語喉を始める前から、困難になるということが予測できる。だから、例えば、あえて機関銃英語で聞き取り能力をつけておいてから、発音の練習に挑戦することで、やる気を継続することができるのではないだろうか? さて、THEがZAとかDAになるのも同じメカニズムだ。THは、他の英語の全ての音と同じように、スムーズに切らずに、喉からの音を大切に外に運び出す音である、、、のにもかかわらず、舌を口の屋根のほうに、*くっつけて*離すから、THEがZAになったりDAになったりするのである。 英語喉においては、どの英語の音も同じなのだ。非常にシンプルな原理である。でもシンプルだから人間が話すことができるのだ。 日本語のSがTHになる人(舌足らずのS)は、自分の舌の動きを観察してほしい。Sを言うときに、非常に強い感じで、舌が口の屋根にちかづき(すぎて)、余計な気流を作り出してしまっているだろう。 それをやめるためには、口をリラックスさせ、舌に余計な動きをさせず、喉に重心をおいて喋ればよいのである。 昔同級生で、SHIがHIになってしまう人がいたのだが、それだって、今考えれば、舌に力が入りすぎているということだ。 英語喉が一刻も早く医学のコミュニティーにおいて、注目されることを望む。 さて、残念ながら従来のアプローチは、Sをするどく発音すると規定しているために、これは逆効果になっている。英語耳の松沢さんは、きれいなSが出せるまで訓練みたいな言い方をされていたが、これは私は逆効果だと思うし、また、SがTHになってしまう人が絶対に脱却できなくなってしまうやりかただと思う。 さて、西洋人の音声学者が書いていることは、まったくここで書いたことと矛盾しない。英語で書かれた音声学には、英語の音をしっかり発音せよとか、摩擦を強くせよなどと全然書いていないからだ。母音の説明などは、声帯で出した音を妨害せずに、そのまま口の外に出すというような定義がされているが、これは英語喉の説明と全く矛盾しない。日本語においては、喉の緊張で、いわば音が妨害されて、音がCHOPPYになるのだ。そのことに、音声学学者は一刻も早く気づくべきだろう。 今日は特に音声で説明したほうがわかりやすいのでUP。全部日本語です。 www.estat.us/blog/shita.wav

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口発音から喉発音の移行 喉1号さん、がんばって!

喉1号さん、さっそく音声でアドバイスです(http://nodo1gou.at.webry.info/201005/article_11.html へのレスポンス)。動物の声などをつかった発声練習を紹介しました。言い忘れましたが、喉を壊すようなかたではなく、喉の響きを感じつつ、快く感じれるようなリラックス度で実践してみてください。 www.estat.us/blog/nodo1gou4.wav 個別の音ですが、母音でいうと、例えば、アが全部日本語のアになっています。い、う、え、おも同じです。あせらず、個々の音をもう一度確認してみてください。響きを加えるのではなく、響き=音色です。音の核です。あ、個々の音の前に動物のなぎ声などで練習してみてくださいね。 それから鏡でカオを見ながら練習してみてください。自分の口のあたりを見て、何を発音しているか分からないぐらいのポーカーフェースが良いです。 思うに私などは高校時代剣道部で、喉でさけんでおりました。それが喉発音への以降を比較的簡単にしたのかもしれません。 昨日は、英語喉のインストールという言葉を使ったけど、正確には、喉の初期化です。今まで日本語を喋ってきていて、口発音になっているので、それを停止する。何か新しいソフトをインストールするというより、初期化して、なーんにもなくしてしまうのです。口の力み、喉の力みなども、限りなく0(ゼロ)に近づけましょう! <後日談、、もっと親切なほうがよいかと思ったので、音声ファイルを足しました。個々の音を説明しています。口発音と喉発音の音色の違いが分かればと思います。言えなくても、聞いて分かる段階までもっていければ、自分ができたときに、よりよく判断できます!  www.estat.us/blog/nodo1gou5.wav >

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英語喉にトライさんへのコメント こもりからの脱却を!

英語喉にトライさんへのコメントです。 http://nodo1gou.at.webry.info/ 一時はどうなることかと思いました。というのは、非常に、こもりのつよい、いやつよすぎる方向に弁当BOX7箱めに行ってしまっていて、方向修正可能か?と危惧したからです。危惧しながらアドバイスを録音したのがこれでした。 www.estat.us/blog/nodo1gou2.wav すぐには公表しなかった理由は、あえて、まず先に機関銃英語をされませんか?と提案したほうがよいかなと思ったからです(過去に一人おられたからです、、、どうしても喉に音が降りてこないかたが。)。しかし、それだと本の押し売りみたいなので、躊躇しておりました。 ところが8箱目からは、修正方向可能なレンジに入ってきたと思います。今でもコモリ具合がかなり高めですが、修正可能だと感じます。というのは、以前に、この方向に行っていたけれど、見事に帰還されたかたがいるからです。どなたでしたっけ?ご覧でしたら、アドバイスなどよろしくお願いします(あとで国産ネイティブのところを見て、探しておきます)。その方いわく、英語はちょっとこもった感じというイメージがあったので、そうなってしまったということでした。 今後の課題として、どうやって口発音の度合いを下げていくかです。コモリ度もやはりまだ高いです。喉発音のインストールがちょっと間違って入っています。 コモリ度が高いために、せっかく喉が響いていても、それが具体的に例えば、母音の音色を正しくするために、役立っていないという状態です。つまり「喉の響き」と音の音色が別物として理解されている感じです。 スコーンとゲップエリアに落ちると良いのですが、、、 そのためには、あえて英語ではなく、日本語で練習するとか、歌で練習するとか、動物の声やオートバイの音で練習するとか、、、。 口をあえて少し大きめにあけると、こもりにくいでしょうか???? このコモリがとれないと、英語はたしかに切ったような日本人英語よりは分かりやすいですが、コミュニケーションの障害となります。相手が、なぜこの人はヘンな声で喋っているのか?と気が散ってしまうからです。 しかし、絶対に解決できる問題ですので、色々とためしてみてください。繰り返しますが、英語にこだわる必要はありません。風呂場でゆったりとオートバイの音を出すなど有効だと思います。 あ、そうだ、たぶん、まだ英語のそれぞれの音のイメージが頭のなかではっきりと認識されていないのかもしれません。ですから、喉を響かせる、、、ということにきをつけたとしても、音をまねる努力(喉でやれば、まねることができる)をまだされていないのかもしれません。音が喉から出ているんだと意識したうえで、それをよく聞き、同じ音を出す、、、というプロセスが大切です。 英語喉の最初の部分は、英語喉というソフトをインストールしているようなものです。インストールに成功すれば、その後のチャプターが非常に楽になります! 音声によるアドバイスです。 www.estat.us/blog/nodo1gou3.wav コモリの脱却のためになるかと、以下の録音してみました。英語喉250ページの発音練習法の1列めを読んでいます。左から右へと。1回目は口発音、2回目は、喉発音インストールに失敗しこもってしまった発音、3回目は喉発音で繰り返します。 www.estat.us/blog/komori.wav  

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