さて、色々とあるのですが、とりあえず、数日前の土曜日の喉セミナー第1回(1回だけで終了)について。

朝9時から始めて、2時間ぐらいかかりましたが、2時間で国産ネイティブ化はとりあえず発音については出来た模様です。定着するかどうかに関しては、不安材料もありますが、とりあえずは、皆さん、母音はゲップエリアから出せていました。子音で、THとVで困難もありましたが、これは、実はTHとVだけの問題ではなく、他の全ての子音でも、舌が少々動きすぎているというのが原因でしょう。ただTHとVのときに目立つということだと思います。

リスニングに関しては、一人のかたが、始めて1時間以内にCNNが聞こえるように思えるとおっしゃっておりました。もう一人のかたは、ラジオを聴いたときに聞こえるように思えるとおっしゃいました。意味が入ってきてしまい、3ビートが聞きにくいということもあり、フランス語も聞いてもらいました。

THの場合、舌を上にひっつけておいて離す、、、という癖が抜けにくいのです。これに関しては、

http://www.youtube.com/user/Sampa4626#p/u/9/oWlZWRFMWpw を参考にしてください。

Vの発音ですが、Bになってしまう場合がありました。それは、Vを発音するために、前歯と舌の唇をちゃんとあてていても、Bになってしまうというのが、面白いところです。力を入れているとダメなのです。以下で補足してみます。

http://www.youtube.com/user/Sampa4626#p/search/10/NIJ-8h7N_HA

3ビートの説明で、BETTERのTがなぜDみたいになるかの説明をしたところで、始めて、子音の半分づつを発音するんですと、はしょって説明しましたが、説明不足だったと思うので以下で補足御願いします。

http://www.youtube.com/user/Sampa4626#p/search/21/WPGyZqHDzNM

私が、個人的に非常に面白かったこと。男性二人のかたが特に感じたのですが、いらっしゃったときは、日本人だったのに、途中ぐらいから、あれ?なんか急にかっこいい雰囲気になった?と感じたことです。最初にいらっしゃったときは、おじぎをされて、日本人として登場していただいたのですが(かっこいいというイメージの前に、丁寧というイメージが強い)、セミナーの半分ぐらいから無国籍?風な感じになりました。

いつもより少し強調したことがあります。それは、最初のところで、お互いを同級生みたいに考えて、なれなれしくすること、、、ということです。ちょうど、その前の晩に、ペンギンさんにSKYPEで指導していたときに、ペンギンさんが、やや固くなっているように感じたので、同級生と思ってくださいとお願いしました。そのいきおいです。もともとは、NITROさんが、はるばる尋ねてきてくれたときに、「先生と思うと硬くなる」とおっしゃったところあたりから、考えたテクニックです(NITOROさんがそのときのことを書いてくれています。http://englishthroat.blogspot.com/2010/04/no1.html)。

本当に、喉発音の練習の瞬間はできていても、合間、合間に日本人に戻ってしまうと、すぐに口発音になってしまうんです。だから、「ため口」で、同級生と喋っている感じにするのがとても大切だと思います。じゃないと、体が硬くなるんです。

あとですが、その前の晩のペンギンさんのときに思ったのは、笑いも喉発音でやったらよいということです。ペンギンさんが、喉発音の合間に笑うときに、口発音にもどってしまいます。だから、笑うのも喉発音がよいかもしれません。ペンギンさんの日本語も英語もかなり固い発声方法だと思いますが、姿勢を工夫してもらうとやわらかくなりまして、喉発音もよく後半は響きだしました。しかし、日本語の発声と、おそらくこれまでされている英語の発声が、硬い感じなので、リラックスの方法を工夫してくださいね。逆立ちしながらやったらどうなりますか?くすぐってもらって、笑いながらやるとか、色々あるかもしれません。

さて、今回、もう一つ最初に工夫したのは、

  • 息を吸いながらアクビエリアでエ
  • 普通の息で、アクビエリアでエ
  • 息を吸いながらゲップエリアでエ
  • 普通の息で、ゲップエリアでエ

の練習のときに、独特の音色を覚えておいてほしいと強調したことかな。アクビエリアの場合ですが、普通にやると、つやっぽい声優さんの出すような音色です。ゲップエリアの場合、ゲロゲロって感じの音です。このあとに、色んな母音を練習するわけですが、この基本的な音色の性質はついてまわります。

気のせいかもしれませんが、この点を強調したように覚えているのですが、来週の土曜日は、違う4人とですが、もうちょっと強調してみます。

もう一つ勉強になったこと。英語喉を飛ばしながらドリルまでたどり着いて、会話文を読んでいただいたとき、あれ?いつもよりスムーズさが足りないと思ってふと気づいたんです。それは3ビートで、母音と母音がかち合ったときに、YやWが生じるという部分。だから、大急ぎで、引き返して、カバーしました。それから、ドリルを呼んでもらったら、私の感じではすばらしいほど、スムーズさが増しました。あなどれないですね。YとW。

例えばYOU AREの間に自然とWみたいなのが生じるという件です。

さて、あと多分良かったと思うのは、宿題的に、息をすいながら声が出せるようにしておいてください、、、ということを頼んでいたので、いらっしゃったときには、皆さんできていたということです。

これはこの土曜日のグループにも頼んでおきます。

あとで一人のかたからはCNNが聞こえるように思えるとメールをいただきました。即効性があるとコメントをいただきました。

2時間だけでしたが、要所はおさえました。贅沢をいうともう一回ぐらい教えさせてもらいたい。ドリルを一緒に読んで、色々と確認するというようなことをさせてもらえたらいいなあと。

UMEKOさん、発音がやや浅めになっています。ゲップエリアが定位置にできるようやってみてください。スムーズさはありますが、浅めのところでつながっている感じです。全ての音をゲップエリアでやるぐらいのつもりでもよいですから、声帯より下で音をつなげる感じにしてください。

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