新国産ネイティブ、よしかわ邦弘さん

最近、喉ファミリーに、突如、彗星のように現れた、よしかわ邦弘さんが音声をメールしてくださいました。国産ネイティブレベルです。

www.estat.us/blog/yoshikawa20100120.wav 

自己診断も非常に明確です。さしさわりがないと思われますので、紹介させてください。

「前半部分では喉が緊張してしまってゲップエリアの発音がうま
く言えていなかったと思います。ただし後半は、ガマ蛙の声を
出せていたと思います。」

細かい部分は、ほとんど前半部分です。後半など、え?ネイティブが読んでる?という感じがしました。

ところで最近、トピックにあがっているTHも完璧にできていますよ。

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4 thoughts on “新国産ネイティブ、よしかわ邦弘さん”

  1. 上川さんへ

    よしかわ邦弘です。
    ご講評いただきありがとうございました。ほっと一安心です。

    せっかくですので、補足します。

    1.
    前半部分に喉が緊張したのは、パソコンの前でイスに座って、少し前かがみになって読み上げたからだと思います。
    上半身が緊張し、それが喉の緊張になったのでしょう。書籍「英語喉50のメソッド」のlesson5「正しい呼吸をするための姿勢」をきちんとしないと、喉の緊張をとるのは難しいと思いました(特にしゃべりはじめ)。

    2.
    後半部分のガマ蛙の声がきちんとできるようになったきっかけは、もちろん、英語喉のおかげなのですが、いろいろと喉発音をして、最後まで喉全体を響かせて発音できていないのが、実は「B」と「D_」だと気づいたときでした。
    数ヶ月前ですが、「B」と「D_」を発音しようとした瞬間、ほぼ自動的に喉の下側あたりを閉めている自分を発見しました。それまでは、「B」も「D_」も喉発音をきちんとしているはずだとずっと考えておりました。もちろん、そのつもりでずっと発音してきましたから。しかしながら、よくよく感じとってみると見ると、なぜか喉の下側を窮屈にして発音していたのです。
    なぜ、ほぼ無意識にそのように喉を閉めるのかなと自分で考えたときに、これまでの日本の英語教育でさんざんたたきこまれた発音学習が原因ではないかと思いあたりました。
    すなわち、日本語ネイティブのわたしの感覚として、「B」と似た(とされる)発音に「v」が、「D_」と似た(とされる)発音に「TH」があります。「v」も「TH」もさんざん舌をぶるぶる震わせる、それで「B」や「D_」と発音を区別する練習をしました。そういうやり方でしか発音を区別できないとされてきました。この練習を散々してきたわたしは、英語喉で「B」「D_」を喉発音しようとした瞬間に、「ここで喉をぶるぶる震わせると「V」や「TH」と発音の区別がつかなくなってしまうのではないか」という、ためらい(恐怖?)が、無意識に働いていることに気づきました。だから中途半端に、喉の下側をうまく震わせていませんでした。
    これに気づいたおかげで、「ここまで来たから、思いきって喉発音をしよう」と腹をくくって、喉の下側のブレーキをはずして「B」と「D_」を発音してみました。それが、喉を「全体で」響かせるという感覚はこれだ、とつかめた瞬間だったと思います。
    繰り替えしになりますが、
    英語喉で「B」「D_」を喉発音しようとした瞬間に、「それをすると「V」や「TH」と発音の区別がつかなくなってしまうのではないか」という、ためらいが働いている自分自身に気づくことが、とても大切だと思います。このようなためらいが無意識に働いている英語喉学習者は、おそらく他におられると思います。

  2. よしかわさん

    よしかわさんのおかげで、コツということの意味がよく分かりだしました。多くのかたが、英語喉に関するBLOGを始めてくださっているなか、コツとは何かということを深く考えはじめました。

    私の理論的な感覚では、英語喉にすべて書いてあるーー>したがってコツはいらない、、、???
    というような感覚が当初ありました。

    しかしです、、、今までDC地域で30人ぐらいのかたを教えるなかで、やはり、日本人ならではの、SYSTEMATICな間違いがあります。 

    しかし、やはり、振り返ってみると、いちおう英語喉にすべて書いてあるのは書いてあるのです。特にライフサイクルという欄に書いてあることは書いてあるのです。

    しかし、日本人がどのように間違うのか、、、という根本的なところ、、、そのあたりをよしかわさんにご指摘いただきました。恐ろしいのは、それがよしかわさんだけに起こるのではないという点であり、我々全員を「日本人」とする根本的な部分だと思うのです(そしてその克服は、逆に祖国愛につながるように思えます、、、逆説的ですが)。

    今度、THEのブルブル凧(=BUZZING KITE)をジーナが発見したときのエピソードを、詳しく紹介したいと思います。

    従来の音声学の悲劇は無声音と有声音という二項対立的な枠組みにとらわれてしまったことだと思います。だからTHEの音で起こっている真のプロセスに気づくことができませんでした。

    分類癖こそが、学者の弱点だと思います。実際は、有声音と無声音の分類は必要ありません。英語で有声音であれば、日本語でも有声音なので、それを指摘し意識する必要はありません。しかし、分類し、指摘することで、音声学者は、BOURDIEU(つづりに自信なし、フランスの社会学者、、、数年前になくなった)の言うところのSYMBOLIC STRUGGLEを行使することができます。

    私は、このような喉の旅によって、学生時代に読んでいた現代哲学の意味が激しく分かるようになった気がします。デリダの言っていた意味のゆらぎであるとか、二項対立的な思考法の弱点であるとかが、実際に、生きた課題として私にせまってきます。

    これは著者の一人である私でなくても、喉の実践者が、いろんな分野において経験できる「旅」ではないかと思います。

    コツというか、HYPERコツというか、、、無意識を意識化する、、、そうすることで、あたかも、西洋言語を理解しているようにみえて、実は自明化している日本文化を発見することができると思います。

    繰り返しますが、この発見は、著者である私や、いわゆるインテリ層にだけ限られているものでは絶対的でないと感じます。

    言説空間が現在、真っ白だと感じます。

    この言説空間とは、かならずしも書き物の世界だけではなく、あらゆる実践を指すものだと思います。

    今後の10年、20年、盛り上げていきましょう!

    PS これまで不可能といわれてきたRの発音を間違う人が英語喉パラダイムではほとんどいないというのが、ものすごいミステリーです。

  3. 上川さんへ

    よしかわ邦弘です。
    コメントありがとうございます。
    英語喉を通じて、わたしの人生の中に新たな楽しみが一つ増えたことにまず感謝します。

    コメントいただいた内容のうち、英語喉における「コツ」に関連して、学習経験を通じて気づいたことも含め、以下の通り、考えをまとめてみました。よろしくご参考ください。

    (1)
    ここではコツのことを「『無意識の意識化』を中核とする改善行為」という意味にしておきます。だいたいそんな意味で当たっていると思いますし、話の流れ上、都合が良いので。

    上川さんが、
    「コツというか、HYPERコツというか、、、無意識を意識化する、、、そうすることで、あたかも、西洋言語を理解しているようにみえて、実は自明化している日本文化を発見することができると思います。
    繰り返しますが、<英語喉という>この発見は、著者である私や、いわゆるインテリ層にだけ限られているものでは絶対的でないと感じます。」
    とコメントされている通りで、
    英語喉そのものが、巨大なコツ(=「無意識の意識化」を中核とする改善行為)です。

    以前、副島隆彦氏の掲示板に、日本人・韓国人のみ、ほぼ完全に、英語ネイティブのような英語音声の聞こえ方ができていない、という事実をもって、なんとむごい日本の歴史であったか、と表現しました。
    これは言い換えれば、英語喉という、よくぞこれだけ巨大な『無意識の意識化』が見つかったものだという率直な驚きでもあります。
    そして今のわたしは、英語ネイティブと同じ発音(ガマガエルのような発声を含む)ができるのを実感しているので、この驚きは素直な感謝の念に変わっています。
     いままでのリスニングノウハウでは、いわゆる「ガマガエルの声」がなぜ日本人はできないのか、という明確な説明が一切ないのが不満でした。ですので、英語喉の紹介を見たときは、これは、ガマガエル声の説明もしているのかもしれないと思ったので、肯定的な驚きの方で勘が働いたのでしょう
     そもそも、日本人で英語の発音練習する人ならば、なぜ、日本人はガマガエル声で英語ができないのか、という疑問を素直に持っておくべきだと思います。それが説明できない理屈はだめというふうにすれば、無駄な労力と出費も抑えられるはずです。現在のところ、ガマガエルの声の理屈をきちんと説明できるのは、唯一、英語喉です。

    (2)
    以下、英語喉学習の内部における「コツ(=『無意識の意識化』を中核とした改善行為)について述べます。ただし、あくまで私個人の学習経験を整理したものに過ぎないので、その点はあらかじめご了解ください。

    (2)-1
    まず、学習環境ですが、書籍「英語喉 50のメソッド」と、この英語喉のブログですべて間に合いました。あとは、インターネットで英語の音声を適当に拾って確認していました。インターネット音声では、オトがオトとして聞こえる快感があったので、楽しかったです。

    (2)-2
    英語喉の学習で、途中までうまくいかなかった事例、すなわち、喉ブレーキをはずしたつもりで発音しているのに、それでも、まだ喉ブレーキがかかっていた事例は、以下の3点だけでした。
    その他は、上の学習環境だけですべて間に合いました。裏を返せば、書籍「英語喉 50のメソッド」は淡々とした教則本の感じですが、「無意識の意識化」の内容としては、やはり、ものすごく密度が濃いのだと思います(+このブログの指導内容も同様)。

    ひっかかった点その一。
    「N」の発音ライフサイクルのうち、後半部分に喉ブレーキがかかっていた。
    これは、英語喉ブログのテストをやって気づいた部分です。
    原因は、日本人における「N」の発音の位置づけによるものと考えます。
    そのほかの子音の発音は、もともと日本語にない発音、もしくは、日本語にもあるがひらがな(子音+母音)の中から取り出して練習するものでした。練習するときも喉ブレーキを比較的はずしやすいはずです。
    しかし「N」だけは、ひらがな「ん」がそのまま一対一で該当し、どうしても「ん」の発音にひっぱられます。「ん」とは「N」のオトのライフサイクルの後半部分を完全にカットする発音です。
    この事実に気づくのにわたしが編み出した方法は、
     「まず、普通の日本語として「ん」で終わる単語(一円でも、幼稚園でも何でも良い)を発音し、発音し終わった瞬間に息をとめる」
     「この状態で喉ブレーキがかかっていることを意識してみる」
     「息をとめたまま、喉ブレーキだけをはずしてみる」
     こうすると、自然と、発声してないのに、不思議とオトがもれてきます。
     これが、日本人が英語喉で「N」の発音練習をする最中でも、無意識に喉ブレーキをかけてしまう、オトのライフサイクルの後半部分です。この部分もきちんとオトとしてもらすようにすれば、英語ネイティブと同じになります。

    ひっかかった点その二。
    「B」の発音をする際、オトのライスサイクルの最初から最後まで、喉の下半分だけが緊張してブレーキがかかっていた。
    これは、発音をしようとした瞬間に「ここで喉ブレーキを完全にはずしてしまうと「v」とオトの区別がつかなくなるのでは」という、ためらいが無意識に強く働いたためと考えます。まず、この点に気づいて、ちょっぴり勇気を出して、喉全体を響かせて発音できればよいと考えます。こうすれば「B」のオトのライフサイクルも無理せず最初から最後まで自然と完成されます。
    「B」は、BOY(←少年、つづり字)を発声するだけでも、通常の日本人なら、それって英語ネイティブじゃん、と気づくほどの、とても魅力的なオトのはずです。

    ひっかかった点その三。
    「D_」の発音をする際、オトのライスサイクルの最初から最後まで、喉の下半分だけが緊張してブレーキがかかっていた。
    これは、発音をしようとした瞬間に「ここで喉ブレーキを完全にはずしてしまうと「TH」とオトの区別がつかなくなるのでは」という、ためらいが無意識に強く働いたためと考えます。まず、この点に気づいて、ちょっぴり勇気を出して、喉全体を響かせて発音できればよいと考えます。こうすれば「D_」のオトのライフサイクルも無理せず最初から最後まで自然と完成されます。
    「D_」は、DO(←する、つづり字)を発声するだけでも、通常の日本人なら、それって英語ネイティブじゃん、と気づくほどの、とても魅力的なオトのはずです。

    (2)-3
    実は、そのほかに「v」と「TH」の発音する喉を響かせる定位置探しにも苦労していましたが、結論をいえば、上記のひっかかった点のその二、その三をすると、自然と解決していました。

    以上、(2)でわたしは、英語喉学習の内部における「コツ(=『無意識の意識化』を中核とした改善行為)(わたし個人の学習経験を整理した内容)を述べました。

    (3)
    最後に、英語喉を通じて、わたしが、何ができるようになったかを書きます。

    ・英語ネイティブと同じ音色(発音)で、英語の文章を読み上げることができるようになった。

    ・英語ネイティブと同じ聞こえ方で、英語音声が聞こえるようになった。
     これは、オトの世界において、この英語音声がどういう意味なのだろうということを理解しようとしている英語ネイティブ幼稚園児と同じ段階だと思います。こんな率直な書き方をすると、何がそれでいいんだということになりそうですが、
    これまでのリスニングでは「オトがオトとして聞き取れない」「英語の意味内容がわからない」という二重の負荷が日本人にかかるので、この片方の負荷が減ったので大変にラクになります。

    以上

  4. よしかわさん

    本当にすばらしい解説ですね。もし今私がよしかわさんや他の実践者の皆さんと目の前でこのような話をすると、5時間たっても、会話は終わらないでしょうね。それこそ朝まで喉テレビのようになるでしょう。

    私自身は、変な言い方ですが、英語喉パラダイムに出会えて、どこからどこまでが自分の「日本人性」であり、どこからどこまでが「人類」なのかが、分かるような気がすることです。

    私は、日本の芸術である浮世絵を見ると、ぞくぞくします。日本人の立ち方、座り方、指のかたちなど、現在でも同じだったりします。

    さて、よしかわさんのコメントをきっかけに3回ぐらいはblogがかけそうです。

    どうもありがとうございました。

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