リスニングの教材とは <機関銃英語が聞き取れる!>

今度の「機関銃英語」だが、シラブルを聞き、喉を聞く、そうすることで機関銃に聞こえた英語を、人間の言葉に聞こえるように、という企画である。ボンボンボンのシラブルを集中して聞きましょうということだ。

この対極になるのが、いちいち単語を覚えてこんでしまいましょうというようなアプローチだろう。個々の本当に存在する単語3千個、4千個、5千個を頭に叩き込んでしまおうというようなアプローチだ。

英語喉のアプローチというのは、その単語が存在しなくても、あるいは、英語じゃなくても、聞き取ろうというものだ。実際、著者の一人である私は、スペイン語やフランス語などをあまり勉強していなくても、行き交う人々のヨーロッパ言語が頭にはいってくる。こないだ日本で奈良に行って大仏をみたのだが、フランス人がたくさんいた。フランス語が意味はわからんが、音としては、がんがん頭に入ってきたぞ。スペイン語も聞いたが、恐ろしいほど理解できた。聞こうとして聞いているのではないのに。ネイティブ同士が喋っている機関銃のような喋りだったのに。日本人用ではなくて。)

英語を勉強しているアメリカ人を想定してほしい。ある日、日本で、ある新しい言葉が出現するとする。たとえば、「得る」という意味で「ゲットする」と誰かが言い出したとする。

するとそのアメリカ人は、その言葉が聞き取れないだろうか?

いや、聞き取れるのである。3ビート言語を喋る人類には2ビートの音が容易に聞き取れるからだ。

「おはよう」が聞き取れるのだから、「はおよう」も聞き取れるのである。

じゃあ、英語を勉強している日本人はどうだろう。ある日、なんらかのスラングで、(適当に作るが)、GEBLEEという言葉がはやるとする。すると聞き取れるだろうか?

古いやり方でリスニングの勉強をしている人には聞き取れない。その単語を今まで勉強したことがないからである。そもそも、知っている単語でさえ聞き取れないのだから、知らない単語が聞き取れるわけがない。

しかし、英語喉のやりかたでやれば、聞き取れるのである。GEB-LEEと頭に入ってくる。そしてその意味を知っているかどうかは、聞き取りとは違う次元の話である。

何千語を頭に、体にたたきこみましょうというアプローチは、実際に使うという点で、問題がある。

私はアメリカに住んでいて、仕事をしているので、一日中、英語だ。例えば、英単語を今日一つ覚えたとする。その単語が今日出てくる確率は、何十億分の1だろう。その単語が今から10年間のうちに使われる確立も、何億分の1だろう。

ところが、シラブルを聞けるようになり、音として聞こえるようになれば、分からない単語があれば、それを少しづつ覚えていけばよい。実際に聞いた単語というのは、よく使われる単語だから、効率もよい。

もちろん基本的な、どうしても知っておいたほうがよい単語というのはあると思うが、それは、日本で中学、高校と英語を勉強したのならば、一度は勉強しているはずだ。さらにそういう単語は日本語にもなっているだろう。

語源を覚えようというアプローチがあるが、これほど面倒くさいことはないと思う。そんなことをしても、それで覚えた単語に一生のうち何回出くわすだろう。

あるいは、例えばDEMOCRACYのDEMOは人ですよ、、、とか言うが、すると覚えることがまた増えてしまうのではないか?

いやDEMOを含んだ新しい単語がでてきたときに、覚えやすいと言われるかもしれないが、じゃあ、DEMONSTARATIONは?人に見せるってこと?DEMOLISHは(綴りOK)?DEMONは?

それって押し付けてない?都合がいいように。DEMOが単語が100個あったとして、DEMOを人と考えれば(日本人の感覚で)納得できる単語が何個あるだろう。10個?あとの90個の存在を無視して、語源をやれば、単語がうまく覚えられますよと言うのは、違うのではないかな。

効果的にみえて、結構、覚える項目を増やしているだけのように思うのだが。 

(語源に関しては逆なんですよ。語源の感覚ってのは、単語を覚えたあとで、あーそういえば関連があるなあと後でぼんやり思うものであって、、つまり結果です、、、それを手がかりにこれから覚えてやろうというものではないと思います。語源を覚えて英語をやるよりは<それ二度手間です>、、、スペイン語かフランス語か何かを同時に勉強していれば、自然と語源の感覚はついてくるものだ。)

暗記が増えれば増えるほど、現存する権力関係(師弟ー弟子)維持が可能となる。社会の権力関係の再生産というやつである。覚えろ、がんばれー、奥が深いぞーと言っておればよいのだから。

まだまだグローバル経済のなかでSTRUGGLEしないといけない「現代人」の身になっってくれ、、、と言いたい。

グローバル経済というのは、国際舞台ということじゃない。いつ技術革新が起こって、自分のスキルと思っていたものが無になってまうかもわからんような世界のこと。あるいは、仕事が外国に流れるとかね。これは住んでいる場所に関係なく起こる。

そういう緊張感にあふれた経済体制のなかで、できるだけ暗記物を増やさないでください、精神論はやめましょう、、、というお願いです。

 

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2 thoughts on “リスニングの教材とは <機関銃英語が聞き取れる!>”

  1. Yasと言います。数年前にも何回かやり取りさせていただきました。
    BentoBoxを読んでアップしてみました。主観的にはもっと上手なんですが、まあ、こんなレベルですね・・。
    アドバイスをよろしくお願いします。

    http://www.youtube.com/watch?v=EmH1TTyfQgA

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