試験とは何か

ずいぶん前に読者の人から「試験についてどう思いますか」という質問を受けたのだが、最近、このトピックについて考えさせられることがあったので書いてみたい。   ***   仕事で資格試験を受けなければならなくなった。SASという統計ソフトをこの10年(以上)使っている。自分で言うのはなんだが、この道の達人、、という感じのレベルで、寝ながらでもプログラミングができるかもしれないと思う。   受ける資格試験というのはSASの試験なのだが、今後、グラント申請(政府や財団などから研究資金をもらうためにの応募のこと)をするときに、SASの専門家がいます、、、と言えるように、資格をとってくれと頼まれた。   さっそく、ウェブサイトなどで、どんな試験なのかを調べて、模擬試験をやってみたのだが、なんと、2番目の問題で間違ってしまった。   http://support.sas.com/certify/prep/samples.html   読む必要はないが、一応、問題を載せておく。答えがBと思ったのに、本当はDだった。Dというのは、まあ、「このプログラムはエラーを出します」ということなんだけど、理由は、データは小文字なのに(na1のところ)、プログラムでは、大文字を使った(if jobcode = 'NA1')、、、というおろかな理由である。 Item 2 The following observation is stored in a SAS data set named EMPLOYEES: LNAME         FNAME       JOBCODE --------------------------------- Whitley       Sam         na1       If the DATA step below is executed, what will be the value of the variable JOBDESC in the […]

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びっくりした

MFさんの投稿(以下)について本当にびっくりしました。 「探偵ナイトスクープの詳細動画を入手しました!! 個人的に、これは英語の聞き取りを劇的に改善できるきっかけになるのでは?と考えています。 http://video.google.com/videoplay?docid=6477454971357022452 」 大人には「とったのかよ」に聞こえるのに、子供にはデーアイアイと聞こえる、、、ある音声。 まだ最初しか見ていないんですけど、私には、最初の数回はどう聞いても「とったのかよ」に聞こえたんですけど、4回目ぐらいには、デーアイアイに聞こえました(登場のお父さんが、自分も聞こえる、、、と言ったあとぐらいからです)。はっきりと。 もしかして、、、、口発音だと思って聞いていたら「とったのかよ」に聞こえ(特に日本語を聞いていて突然、あの音声を聞いたから)、喉発音と思ってきいていたらデーアイアイに聞こえるとか???? じゃあ、英語ネイティブが聞いたら当然、、、??? ありえますね。 、、、で、もう1回、同じ部分(音声の最初のほう)を聞いてみてもっとびっくり(聞く前にわざと喉をごろごろ鳴らして喉音を聞くぞ、、、と心の準備)。 さっきは「とったのかよ」に聞こえた部分がデーアイアイとしか聞こえない。 なんじゃこりゃああああ。

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日本語を教える番組

ケーブル放送で一日中、日本語の放送をやっているチャンネルを見つけた、、、ことは報告した。そのなかに、日本語を外国人に教えるという番組がある(エリンさんというキャラクターが登場する、、、ごぞんじですか?)。 で、思ったことがある。日本語の手本を見せるナレーターさん(日本人)は、なんとアクビエリア発音で日本語を発音しているのである。声優さんは、当然、いい声(声優っぽい声)をしているわけだが、その秘密は日本語をアクビエリアを(半分ぐらいは)使って喋っているからである。 口発音である日本語(口90%、喉10%)を、喉発音(アクビエリア50%、口50%)ぐらいでしゃべって、お手本を見せているわけだが、、、これってOK? 一ついえるのは、日本語は究極的に口でも喉でも喋れる言語であるということだ(だから小林克也さんみたいに声が渋い人がいてもよい)。 逆に、英語はそうはいかない。口では英語は発音できないのである。 ただし、日本人相手の英語教材でお手本を示すときは、ネイティブでも口にやや重めの比重をおいて発音しているから、ちょっと口発音ぎみになってしまうことがある(例 Mの発音を示すのに、おもいっきり、口が閉じたところから始まったりする、、、それじゃ日本語じゃあああ)。 面白いと思った。

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