英語は英語でしかありえない。一種類しかない
文部科学省にて、英語に関するコミティーの座長をつとめておられる吉田研作氏のインタビューがあり、引用したい。 http://www.eltnews.com/features/interviews/2001/06/interview_with_kensaku_yoshida.html Our committee, however, made a distinction between two types of Englishes -- one at the level of everyday conversation and transactions (what in Cummins' terms might be called BICS), and the other, at the level required to conduct cognitively demanding interactions (in Cummins' terms, CALP). The former level of English is something that […]
C-V-Cで最初のCVが日本語みたいにくっつきすぎないように 音声つきアドバイス
さて、最初は雑談から。以下は文部科学省で行われている取り組みで「外国語能力の向上に関する検討会」に関するものだ。すでに何回も会合が行われている。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/082/maibo/1299778.htm しかし、何回、会合が行われようと、少なくともシラブル構造の違いを理解しないと、どんなに、税金をかけても、無駄であることは、英語喉革命をすでに経験している皆さんにはお分かりなはずだ。一体、一人の個人として、日本国民として、どうしたら、この文部科学省さんたちのプロセスに参加できるのだろうか? シラブルと喉発音を理解しないと、すぐに、中身が大切だとか、ディベートをさせろとかいう方向になる(これは提案されているようだ)。あるいは、韓国とか中国との習得語彙の数を比べてうんぬんという話になる。 英語喉というアプローチが、喉発音と3ビート(シラブルの読み方)を解明しましたよ、、、と叫んでも、声は届きそうにない。キムチをKI-MU-CHIと3拍で発音するのは日本人だけで、日本人以外は、KIM-CHIと2拍で発音します、、、と言ってもピンと来ない場合、私は絶望を感じてしまう、、、。てか、もう仕事があって、生活がちゃんとできている人にとって、国民が英語ができるようになろうが、なるまいがどうでもよいことなのだろうと思う。 さて、今日は具体的なアドバイスをする。C-VーCが英語のシラブルの基本である。日本語はC-Vが基本だ。かなり喉発音が定着していても、C-V-CがCV-Cみたいになっていないかチェックしてほしい。最初のCとVが日本語でそうであるように、密着しすぎているのである。すると、特にVが前のCにつられてしまう可能性大である。例えば、HAWAIIのHAのAはu_だが、HとAが密着すると、喉の深みが出し切れずに、u_が消えたような感じになる。 これを克服し、どんな音でも独立して出せるようになり、かつ音がつながれば、どんな状況でもネイティブ発音になる。ネイティブ発音は、日本語的発音よりも楽だ。喉でやってりゃあいい、、、という感じだ。 さて、コツとしては、ゆっくり発音して練習することだ。従来のやり方はまずゆっくりやって、次に速くやるということにとらわれすぎだ。英語はそもそも速くない。アメリカ人は、日本語を勉強するときに、まずゆっくりやって、後で速くやるなんて練習をしていない。日本人だけだ。言語のスピードになんらかの意味を見つけているのは。 さて、今日のポイントは、音声での指導が一番やりやすいので、そうすることにする。例としてHAWAIIを使う。日本語の「かわいい」を日本語初心者のアメリカ人が発音したときの音も例とする。 www.estat.us/blog/hawaii_cvc.mp3
かもめ食堂 +国産ネイティブ2人紹介
国産ネイティブニュース速報 二人分 DERWENTさん 数日前のコメントでDERWENTさんが、 http://nippondream.com/estatus/wordpress/?p=1087#comment-42042 にて音声UPをされていました。聞いてみると、国産ネイティブレベルでしたので、報告します。これから大学1年生だそうです。うやらましい限りです。英語が聞けて言える状態で、勉強できるんですから。http://www.estat.us/blog/derwent.mp3は私の音声コメントです。 英語の名探偵さん 以下のサイトにて2本分、UPされておりましたが、2本目が国産ネイティブレベルに到達しているので報告します。 http://eigonodo.kamakurablog.com/Entry/10/ 私の音声コメントはここです。www.estat.us/blog/eigo_no_do.mp3 ですがやや長いです。国産ネイティブおめでとうソングも最後の10秒で登場します。 さてと、、、 トップランナーという番組を見ていたら、「かもめ食堂」という映画の監督さんの荻上 直子さんがインタビューを受けていた。フィンランドにて、映画を撮影されたときの話をされていた。荻上さんは、南カリフォルニア大学で映画を研究されたとのこと。 印象に残った点は、荻上さんが、「フィンランド人は走らない」とおっしゃった点だ。日本人の自分は、いそいで走り回ったが、現地の人は、走らなかったと。 ちなみに、正確には、日本人は走るのだ。日本人以外の人が走らないということだ。アメリカでも、消防隊員が現場についても、走っていない(と思う、、、目撃したことがあるが)。 私がここで日本人のかたがたに英語喉を教えることがあるが、そのとき、初めて会ったとき、相手がやや遠くにいらっしゃると、そこからダッシュしていらっしゃる。私は、冗談で、「日本人テスト合格です」と言ったことがある。 ジーナに聞いたのだけど、日本の大学で、留学生が、日本人をちょっとTEASEするときに、こんなのがあるんだって。日本人の友人を遠くにみつけると、相手のほうが、手を振りながらダッシュしてくるので、笑わせるために、わざと逆方向に走る、、、と(その様子を想像すると笑える)。 この留学生というのは、アメリカ人だけでなくて、イギリス人とかヨーロッパの人とかも含む。アジアの人はどうかわからないけど、中国人とか韓国人とか走らないような気がする。 そういや、アメリカで、日本の感じで私も走ったことがあるけど、過去に何回か、居合わせた通行人が、「R~~~U~~N」と叫んだことがある。フォーレストガンプの映画ででてくるけど、フォーレストがいじめっこから逃げるシーン覚えてる?そこでジェニーがRUN FOREST RUNみたいに叫ぶけど、あれと同じ。 荻上さんは「フィンランド人は走らないんです」といったけど、実は日本人VS日本人以外の構図なのだけど、このことに日本人が気づく要件?条件はなんだろう???? 根本的にやはり英語が聞けて言えるというのは大切じゃないだろうか?従来の考えはすぐに、「文化理解が大切」とか「西洋の古典」を読めとか、語彙だ、文法だというが、基本の基本で、やはり聞けて言えると、文化の違いをより正確に理解できるのではないだろうか? 外国が日本とどう違うか、、、という視点に加えて、日本が外国とどう違うか、、、という視点も大切ではないだろうか????同じようで違う設問だ。 で、なぜ走るのかは、教育の文化実践ですよね。小学校、中学校と、よく集会とか体育に遅れたら、「はしれ~~~」とか言われたし、走らなかったら、びんたをくらったとかそういう原体験がある。 しかし、そういう実践が、なぜ日本全国に広まったのか?沖縄、北海道も同じ?なにか法令があった?江戸時代にもあった?奈良時代も走っていた?古事記になんらかの記述ない??? 急に、富国強兵で始まった教育実践なのか、あるいは、前からあって、それが明治以降、利用しやすいということで採用されたのか??? いずれにせよ、日本人の足は強いかもしれない。日ごろから歩くことがアメリカ人に比べて圧倒的に多い。私だって、小学校、中学校、高校とよく考えると毎日1時間ぐらいは歩いていたかもしれない。