いのりつつ (2)
アメリカでは、専門家が、日本の情報を受けて、原発に関して、とても心配しているが、チェルノブイリレベルのことは絶対に起こらないとしている。それは、リアクターが止まっていることと、それを囲んでいる容器があるからだとしている。ベストシナリオとしては、スリーマイルアイランドのような形で収拾することと今CNNが言っていた。結果としては、人体には大きな被害のない形で収まったそうだ。結局のところは、スリーマイルアイランドも現地の住民には、1回のレントゲン分以下の被爆であったそうだ(と1時間前にアメリカ人の専門家が言っていたが)、それと同じことを日本人のかたが今NHKでおっしゃった。 http://voon.jp/a/cast/?id=4wfmechxvivgwxi2#seal 現在、被災にあわれているかた、そして、リアクターで活動されているかたを祈りつつ応援するしかない。フェアファックス郡からの救援隊も、今日は、日本の沿岸の街のほうに向かっていると今朝テレビで行っていた。でも途中で、日本の警察が危ないからと2時間ぐらい待ってくれと言われて、待っているということがアメリカで報道された。緊急隊は危険があっても行くという覚悟で行っている。朝日新聞サイトで、米軍が、施設の火事を消しているという記事を読んだ。アメリカでは全く報道されていない。 現地に50人ぐらいの日本人が残ってやっているという。このかたたちのことを祈ろう。 石原東京知事が、津波は「天罰」だと発言して、謝罪撤回していた。今朝、自動車でラジオをつけたら、その発言が紹介されていた。 この復興への努力は時間がかかると言われている。そんなときに、昔ピースボートを主催していた女性の議員のかた(今、ちょっと名前を忘れたが)、首相の片腕となって復興のリーダーシップをとるというニュースを聞いた。 日本は男性社会と言われている。アメリカもそういうところがあるけど、女性がかなり進出している。男性的な感覚で、例えば、メキシコ湾の石油流出事故があったけど、世界一深い石油田を掘るということは得意だ。しかし、事故があったあとのことを対処はあまり考えていない。男性的なる本能は、戦争にしても、攻撃するプランは立てるし、そのための武器などを設計したりするが、負けたときのプランは不得意だ。 女性的感性は、最悪の事態を想定してシナリオを立てる傾向がある。また、複数のことを同時にあやつることに長けている。男性的感性はアルゴリズム人間で、理論でこうして、ああして、この道具を開発して、それをこんなに使ってという一直線的思考には長けている(例えば、真珠湾攻撃では、かなりテクニカルな工夫がゼロ戦に加えられて、浅瀬でも魚雷が撃てるように工夫された。)ゲイの人は、この二つの感覚を両方備えていたりする。 まだ、現在進行中のことなのだが、復興は長丁場になるだろう。国民全員が、さまざまな才能、それも持って生まれたものを生かすことで、今後、この10年、やっていく必要がある。 現在進行中に、理論的コメンタリーをすることは、不謹慎だと思うが、近所の人が、10年かかりますよと言っていて、そんなことを考えてしまった。 現場で作業にあたっているかたのことを祈りたい。 また、被災地は寒いという。これも大変だ。 さて、この大騒動のときに、確かに英語発音どころではない。しかし、英語喉コミュニティーというか、ファミリーみたいなのが現にあり、あまりに、何もしないと、逆に不安になる。大丈夫かなとか思ってしまう。 だから、あえて、MASAさんがUPされていた音声に指導を入れた。 MASAさんは、兵庫の地震のときの経験を生かして、MIXI日記で情報を発信されておられる。 http://voon.jp/a/cast/?id=4wfmechxvivgwxi2#seal これは私が音声でコメントした。 www.estat.us/blog/masa_03_15_2011.mp3
救援の手が早く届きますよう
まだ救援が届いていない地域があり、その人達に早く救援の手が届くことを祈っています。 今朝、テレビをつけたら、私が1ヶ月前まで住んでいた、また会社のあるフェアファックス郡の救助隊が三沢基地についたと報道されていました。 多くの人が私に、日本の家族は大丈夫かと聞いてくれました。銀行では、パキスタン出身の人が、日本はパキスタンの地震の時に助けてくれた。僕は日本のためにいのっているよと。土曜に会社に行っていたら、みたことのないガードの人が、たぶん、土曜日なのに人がいるからチェックしようと思って、私のオフィスをちらっとチェックしていました。通り過ぎたと思ったら、また帰ってきて、「あなたは日本人か?家族の人は大丈夫ですか?」と聞いてくれました。青森の三沢基地に親戚のいるアメリカ人の友人が、「何か送りたいものがあったら、言ってくれ」とメールをくれました。軍経由で送れるのでしょうか。 私の家族は広島が中心です。でも仙台におじさんがいますが、無事だということです。 家族のことを聞かれるたびに、自分の家族ということではなくて、日本人という大きな家族のことを聞かれているように思いました。疎遠社会と言いますが、よく考えてみると、もともとは家族なわけです。 家族として