オペラ的に発声するとうまくいく
日本では、まだまだ難局が続いています。はやく状況がよくなりますように。特に、非難されているかたがたの状況が改善するよういのりながら、今日も書きます。 CREATIVE THINKERさんが、オペラ的に発声するとうまくいくということで、音声UPをされています。 http://nsh-41.blogspot.com/2011/03/blog-post_25.html これに対して、私も音声でコメントしてみました。 www.estat.us/blog/creative_03_25_2011.mp3 びっくりするほど、良くなっています。そのとおりで、オペラ的にやってみると、喉が開きやすい。ただし、このコツは、そもそも、それができるから、できるという要素もあります。 私は、今まで教えてきて、やはり、本当に声が低くならない日本人男性が5人に1人ぐらいはいるということは経験的に知っています。その人達に、対して、オペラのようにしてください、、、と言っても、ならないので、全ての人に即効性があるとは思えませんが、それでもコツとしては有効で、なんらかの方向を示してくれると思います。 英語喉がすっとできる人は、小学生のときとかから、変な声を出して、級友を笑わせたり、息を吸いながら喋って笑わせたり、でかいゲップを出して、笑わせたり、物まねをして笑わせたりといった クラスに一人はいる変な奴 だったのではないですか?違いますか?皆さんは、私のような普通の人と違い、変わり者だったのではないですか? <英語喉出版前に、「息を吸いながら喋る」でぐぐったら、ヒットしたのが「クラスに一人はいる変な奴」というテーマのHPでした> 以前、ENGLISHBOOTCAMPのYUMIさんが、昔、授業中に、隣の人がおしゃべりをしてきたのに、YUMIさんの声がよく通るものだから、YUMIさんが怒られたというようなエピソードを紹介されていました。 近所の人に英語喉を教えさせてもらったことは書きましたが、息を吸いながら喋る練習とかするんですよと言ったら、「え?できない人いるんですか?」と言われて、ここにも変な人発見と思いましたよ(今思えば)。 英語喉に早い時点でピンと来ている皆さんの中には、学級委員によく選ばれた人はいませんか?声が通るという理由で、、、。私も、小学校のとき、班長だ、学級委員だ、児童委員だと色々と選ばれました。今思えば、決してリーダーシップがあったとは思えませんが、教室の前で喋って、声がよく通ったのだと思います。喉で切りながらしゃべっていなかったと思うので。 さて、CREATIVE THINKERさん(英語音読研究所)の音声を聞いていて、Rのところで、喉ブレーキが少しかかっていると思いました。そのことで以下のコツみたいなことを思いつきました。 日本人は、子音を発音するとき、口とか舌、喉の筋肉を、きゅっとしぼるって感じの感覚で発音すると思いますが、逆です。しぼらず、逆にだらーんとさせることで、肉をびりびり鳴らすのです。 「きゅっとしぼる」の逆です。じゃないと響かないし、肉の響きが音色に影響しません。 菅原里奈先生のBLOGに紹介されているこの動画もかなり参考になります。モデルさんの声がどんどん艶がでていって、一ツナガリの声が完成する様子が分かります。口発声だと無理です。 http://linax.seesaa.net/article/192089565.html 記録:この記事を書いたときの、右上のヒットカウンター(去年7月から数えた訪問者数)の数字は82110でした。
日本を心で+アーティストさんたちの貢献+なぜ英語喉で聞き取り100%になるのか
まだまだ緊張の続く日本ですが、東京の水は、今日は、子供でも飲んでも問題ないレベルに落ち着いたと聞きました。被災地のかたがたのことも祈りつつ、書きたいと思います。菅原里奈先生がブログで、声を出すことを薦めていきたいと書いておられました。私も、今回、仕事で色々と読みましたが、心のケアというのが大切になってきます。災害心理学の人達が、地道に研究を重ねてきていて、そしてそれを、多くの人が読める形で、情報提供しています。 同じようにアーティストの方々は独特の貢献ができると思います。 LOUDNESSのニイハラさんがBLOGで、米国ツアーをすると発表されていて、実は、DCの私のうちの近くでもライブをされるので、チケットを買いました。ニイハラさんが「この時期に」と批判している人がいましたが、私は、アーティストのかたには、独特の貢献ができると思っています。それは心のケアの支援ではないでしょうか。特に、アメリカに来てニイハラさん、およびラウドネスのメンバーのかたがたは、アメリカ人に対しても応援を訴えられるのではないかと思います。 特に、ニイハラさんは、喉発音で英語を話し、歌われるかたです。アメリカ人に対しても、心がびんびん伝わることでしょう。 私自身も、できることをやっていきたいと思います。 さて、MASAさんが英語が100%聞けるようになったという報告をMIXI日記でされておりました。なぜそこまでいたったのかというMASAさんの考察も読めるのでぜひチェックしてください。 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7661548 それから音声も再UPされています。 MASAさん、英語喉実践34日め http://voon.jp/a/cast/?id=s1xt8ruzodz1tnng#seal 音声によるアドバイス (かなり国産ネイティブに近いが、喉ブレーキがまだかかっている部分を指摘、、、そして日本語やフランス語でも喉の底の肉をぶるぶる響かせながら音色に変えていく練習を薦めました。) www.estat.us/blog/masa_03_24_2011.mp3 ここまできたらあせらず、歌を歌ったり、ネイティブとマジわったりするなかで、リラックスしてうるさい場所などで話していると、そのうち喉ブレーキを使うこと自体が面倒になってきて、ぽとんと完全に発音位置が落ちるでしょう。 MICHYさんも同じです。日常生活に英語を使うというのをとりいれながら、また歌もとりいれて、やっていくといいですよ。 さて、英語が100%聞けるということに関してですが、私はラジオなどを聞いていて思うことがあります。多くのかたが、語彙を強化することで、英語の聞き取りを向上させたいと思われると思いますが、実際、3分の2ぐらいの英語って、外来語的に日本語になっているように思えてなりません。 今朝もラジオの番組を聴いていましたが、ほとんどの英語が中学で学ぶ単語レベルか、あるいは、すでに日本語になっていると思います。それらの単語を除くと確かに、覚えていないと分からない単語はあるでしょうが、音としては聞こえるので、なんとなくコンテクストから意味がわかるし、またアメリカのラジオ放送で使われる文というのは、一つや二つの単語の意味が分からなくても分かるような文が使われているように思います。 だから、音が聞けるようになると、MASAさんが経験されたようなものすごい革命的なショックを感じることができるのではないでしょうか??? 例えば、VOICE OF AMERICAの以下のニュースを参考にします。 http://www.voanews.com/english/news/asia/east-pacific/Repair-Work-Resumes-at-Crippled-Japanese-Nuclear-Plant-118563704.html 1文目だけ見てみよう。 Two workers at the Fukushima-1 nuclear power plant have been hospitalized for radiation exposure suffered on Thursday. Two ツーは中学で習う・日本語にもなっている(例 ツーショット) workers ワーカーは中学で習う・日本語にもなっている at アットは中学で習う・日本語にもなっている(例 アットホームな感じ) the ザは中学で習う・日本語にもなっている(例 ザ マンザイ) Fukushima-1 (これは日本語) nuclear (これは分からないかも) power (パワーは日本語になっている) plant (プラントは分からないかもしれない) […]
英語音読研究所さん 音声UP コメントしました
まだまだ、日本の状況は大変です。祈りつつ、、、水がよくないと報道されています。 幼児は水道水を飲まないようにということでした。 *** 昨日、英語音読研究所さんが、朗読による音声UPをされていました。 http://nsh-41.blogspot.com/2011/03/blog-post_22.html 許可をいただいたので、私がコメントした音声ファイルを紹介します。 www.estat.us/blog/nsh41_03_22_2011.mp3 さて、本日も、音声UPをされていたので、10秒ほど聞いたのですが、なかなかよいですね。 さて、昨日の音声に対してのコメントですが、i_ とu_の深みがACHIEVEできれば、ネイティブとあまり変わらないという感想です。ご本人は、もっとネイティブのような響きがとおっしゃっていましたが、私は、研究所さんの朗読がネイティブでないと分かるとするとそれは、i_ とu_の深みじゃないかと思っています(つまり、すでに響き自体は充分あるということ、、、ですが、研究所さん、いかがでしょう)。 昨日、最初に聞いて思ったのは、やっぱりこういう声じゃないと英語が正しくならないということです。声というか、響きというか、英語の音色を運ぶ声、音です。 NHKワールドの同時通訳者のかたの英語は、シラブルは正しいし、同時通訳として出てくる文は正しいし、喉の奥で音を切っていない感じではあるけれども、響きが足りず、口発音ぎみで、そのために英語の音色情報が足りません。結果、全てのRが発音されていないという状態になります。 日本人が聞くと、聞きやすい英語だから、勉強に使われたいと思われるかもしれませんが、日本人にとって曖昧に聞こえる響きの部分がカットされているので、聞き取りの勉強にはむいていないでしょう。 ただし、これは同時通訳さんのことであり、バイリンガルのキャスターさんのことではありません。バイリンガルのキャスターさんの半分ぐらいはネイティブと同じです。 多くのNHKワールド同時通訳者が日本人の耳にはイギリス英語っぽく聞こえるのは、響きがたりず、Rが発音できないからでしょう。 しかしRを発音しないと例えばNURSEが通じません。Rが発音されていないと、NASとNURSEの違いが出せません。 イギリス人でもRを発音しますが、たまたまそのRが日本人の耳にはアーに近く聞こえるということです。 英語音読研究所さんの、響きを多く含んだ英語を聞いて、この声じゃないと英語が通じにくいと思いました。あとはゲップエリアの音を落としこめば、いいと思います。