July 2011

英語喉で文化の旅
英語喉でベトナムの旅 アメリカにいながらにして

フラットトップ(角刈り)に出会うことで、私は、今、1ヶ月に2回もベトナムに旅することになった。え、どういうこと? いかに角刈りにして、アメリカ社会にますます溶け込めたかについては以前述べた。私はそもそも日本人の美容師さんのところにいっていたのだけど、そうすると、微妙にオバサンっぽい髪型になる。 そういえば、日本人の若い男性歌手などは、もちろんのこと(この場合は当然っぽい、、、意図的に女性っぽくしている)、政治家のかたがたを写真で見たりしたときに、微妙にオバサンっぽい感じがするが、髪型が原因ではなかろうか? そこで、フラットトップなる髪型に出会ったわけです。これで自信をもって、相手が初対面でも会話できるようになりました。日本では、角刈りで、相手を威嚇するためのヘアースタイルなのに、米国では、そのくらいの積極性のあるイメージのほうが受けるようです。軍人さんのヘアースタイルでもあります。 https://www.google.com/#q=flat+top いきさつについては、以下の過去ログを参考にしていただきたい。 http://estat.us/wordpress/?p=1214 さて、フラットトップとは、男性にとってミラクルのような髪型なのです。男というのは、床屋にいって、色々と説明するのが面倒くさい人が多いのではないか? フラットトップの場合、フラットトップにしてくれだけでいいんです。いや、確かに、髪の長さを指定するのだけど、その場合、バリカンのさきっぽにつけるプラスティック製のガードで、その番号によって、短さが違うのだけど、その番号を指定するだけでいい。 私の場合は、横の髪の長さ1です。1だと最も短くなります。1の下はスキン(スキンヘッド?)だそうです。 あと髪の硬い私(典型的な日本人)の場合、フラットトップだと、勝手に髪が立つので、整髪料がいりません。白人だと髪が柔らかいので、整髪料などで手入れをして、髪を立たせるのです。 さて、実は、すでに、会社の近くのベトナム系床屋で2回もフラットトップにしたのですが、2回とも違う男性でした。 そこで分かったのは、フラットトップは誰がやっても同じだということです。バリカンで、最初から最後までやりますが、10分で終わります。値段も12ドル程度(千円ぐらい)。 そこで私は、同じ床屋に行く必要性さえないということに気づいたのです。 さらに、ベトナムの文化も同時に学べることも分かりました。ベトナムラーメンのPHOというのがあります。F-u_-#と発音します。F-u_-w_という感じです。フォーといってはいけませんよ。その本当の食べ方を教えてもらった。ラーメンと一緒に色々でてくるんですが(ライム、チリ、2種類のソース、、一つはチリ、一つは牡蠣?の味がする)、それを全部加えて食べるのがコツ。選り好みしてはいけません! それを実践すると、辛いかんじになるけど、思っていたほどは辛くなくて、いい感じ。 ベトナム人の床屋さんが、「そんなに辛くならないよ~」と言ってくれたので、実践したのです。ベトナム料理はベトナム人が食べているように食べる。これこそが、郷に入れば、郷に従え、、、ですな。 先週末の土曜日は、そろそろ髪を切ろうと思いました。日本人の美容師さんにやってもらうオバサンカットだと、なぜか、行きそびれてしまいますが、フラットトップだと2週間たつと、見かけの切れ味がなくなってきて、行きたくなってくる。 私のやりかたは、ナビゲーターを使うことです。自動車につけるやつで、住所を入れたら、行きかたを教えてくれるやつで、英語ではGPSと言ってます。 それに、BARBERと入れます。すると近所のBARBERがリストされるので、一番近いやつを選ぶ。できるだけ名前が地味なものを選びます。サロンとか、そういうかっこいいめの名前がついているのは女性用だと思うので、ファミリーバーバーとか、そういう地味な名前を選ぶ。 会社のあるFAIRFAXというところでそれをすると、かならず、ベトナム人の床屋さんに導いてくれるのです。 こうして、私は1ヶ月に2回ぐらいベトナムに旅行するのであります。 この土曜日にたどり着いたのは、ベトナムの女性5人の床屋でしたが、客はミリタリー関係の男ばかり。これだっと思いました。 しかし、そこでも、フラットトップができる人は限られているようで、少し待ちました。 全然、英語が喋られていません。甲高い感じのベトナム語が飛び交います。 さらに、見ていると、髪を切ったあとに、肩のマッサージをしているのです。肩たたきをしています。 なんじゃこりゃ~~~。何か、間違ったとこにきたんじゃないんか~~、、とあせりました。 とにかく、英語が喋られていません。さらに、アメリカに住んだことのあるかたなら分かると思いますが、 作業中に、床屋さん同士が、ぺらぺらとしゃべりまくりです。それもベトナム語なのです。 日本だと、「仕事中に(従業員同士で)私語を交わすとは、なんて無礼な」と怒り出してしまうだろうし、日本人がそんなことをする日はまだ来ないでしょうね。 でも、アメリカでは、結構、スーパーでも、床屋でも、従業員同士がぺらぺら喋っています。 もちろんいつもじゃないけどね。 でも、いいのです。散髪料金は11ドル(千円ぐらい)。チップを含めても全然もうけられない。だから、しょうがない。ぺらぺら、喋ってもらいたくなかったら、お金をもっと出して違う店に行きましょう(!)。 私は、フラットトップにしてくれ、長さは「1」で御願い(とても短くなります)だけで、まな板の上の鯉になりました。 ありゃ、いつもと感じが違って、そのお姉さんが、ものすごい丹念に髪をそいでいます。以前の床屋さんだと10分で終わるのだけど、40分もかかった。 そして、あれ、まず横からせめるのは同じだけど、上の髪をまだ切っていないのにデップをつけて整髪しはじめました。え、きらないの? と英語で聞くと、「え?フラットトップじゃないの?髪を流すようにしたいの?」 と言ったので、ちょっと意味が分からなかったのだけど、まYESと言ったら、「じゃ、フラットトップじゃないのに」と言ったので、私は、 「フラットトップで、御願いします」と言いました。すると、お姉さんは、 「あなたはフラットトップだと言っているのに、私が髪を流すようにするのかというとYESと言ったじゃない。フラットトップなのね」と 整髪料でちゃんと立たせてから上のあたりの髪を切るのがお姉さんのテクニックのようです。目からうろこ~~~。 まるで、小学校のときの終わりの会で、担任の先生に怒られているようです!! さて、中国人の英語もちょっと怒っている感じだと前から思っていたのだけど、あれはきっと言語の特徴じゃないかな。直接的なのではないかな。あのあたりの言語は。 それを耐えて、怒らずに、冷静に反応している私は、これは、なんと国際人的だ~~~(笑)。 なんと英語はこのときだけで、40分間、お姉さんは、横にいた何もしていない従業員の人とベトナム語で喋り捲っていますが、 私にも1語だけ分かったのです。会話のふしぶしに、FLAT TOPという単語が聞こえます。 英語喉をやっていなかったら分からなかったでしょう。だって、甲高いベトナム語に混じって聞こえるFLAT TOPという単語ですが、英語と同じで、2シラブルで発音されているのです! 日本人だったら、ふ、ら、っと、とっ、ぷで5シラブルぐらいになるでしょうね。 40分間、ベトナム語が飛び交います。なんて言っているのかな~。普通は10分で終わるのに、お姉さんは、ちょこちょこ修正します。 この人、頭がでかいからやりにくいね~、、、とか言っているのかな??? ベトナム語の発声って中国語に似ていますね。 いや、以前、ENGLISH BOOTCAMPのYUMI先生も言っていたけど、ベトナム人の名前を何回聞いても聞き取れなかったとか。 確かに、どんなに発音しているのか、分からないような発音ですが、喉の奥でしか真似できない感じです。 これは中国語でも同じです。 […]

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中国語国産ネイティブへの道 中国も喉だな~

さて、いわゆる英語喉原理主義で中国語を勉強しはじめてまだ1週間がたっていない。 あ、ところで、ちょっと話はずれるが、文部科学省の新しい英語に関するレポート、あるいは、文部科学省の考えかたで、グローバルに通じる英語みたいなのがある。つまりアメリカ語にとらわれずに、英語をやっていこうという考えだ。 ちょっと聞きたいのだが、単語のアクセントの位置って、アメリカ語、イギリス語、あるいは、オーストラリア語、ニュージーランド語、スコットランド語、などなど全部同じなのですか? 同じでないと、アクセントの位置を問う試験問題は論理的に破綻することになります。 と思ったのは、先週から見始めた番組で、BIG FAT GYPSY WEDDINGという番組があります。それには、イギリスに住んでいるジプシー達の結婚式のリアリティーショーです。 彼らの英語を聞いていて思ったのだが、アクセントの位置が全く同じなのか? そもそも、そんな研究がないのでは?色々ある英語で、アクセントの位置がどの英語でも全く同じだとの仮定があるから、アクセントの位置問題があるのだろう。 しかしここまで国際的なる英語などと文部科学省も言い出しているのであれば、科学的裏づけがいるだろう。 実際は、単語のアクセントの位置など暗記する必要はなく、ゲップエリアとアクビエリアの音を使い分けていれば、自然と音程の浮き沈みが生まれるのだ。日本人がアクセントの位置の暗記にこだわるのは、それだけが、誰でもできることだからだ。音程だけは誰でも上げたり下げたりできる。 さて、中国語学習のことだが、昨日も、二人のネイティブと中国語を喋った。とにかく、中国人の同僚は多い。駅でも、50メートル歩いただけで5人ぐらいの中国人とすれ違うぐらいワシントンDC地域には中国人が多い。ということは、将来的に、中国人と会って中国語で喋ることもありえるな。 さて、まず朝、中国系アメリカ人の同僚(お父さんが中国人)に「中国語勉強している」と言ったら、色々喋れた。発音矯正になった。 その人はこないだ上海に行っていたのだけど、中国語は地方によって発音が違うんですよ~~なんて話をしてくれた。 午後ごろ、こないだちょこっと教えてくれた中国人がドアをノック。勉強の調子はどう? とくる。 点っていうのがSOMEって言う意味なのか?と私は質問。点茶でSOME TEAという意味になるらしい。 日本ではテストの点数を点っていうんだ、、、と言ったら、中国でもそうだよという。 中国語って中文でもいいんだよと教えてくれる。文の発音が聞き取りにくい。文はWENと読むらしい。あ、そうだ。昔、WENさんという人がいたけど、彼女の名前は文だったような、、、 で覚えられた。 やっぱり中国語も喉の音を聞くとよくわかる。微妙だなと思ったら、喉の音だと思えばクリアに聞こえてくる。例えば、Dの発音が、全然、舌が活躍していないかんじで、喉のほうから聞こえてくる(ゲップエリアとまでは言わないが、、喉が開いたままで発音されているので当然、喉の音が前面に出ている)。 さて、我想要~で、I'd like ~ となるそうです。 英語喉原理主義的学習法で大切なのは、ネイティブと実際に話してみることですから、今日もネイティブとしゃべって、この表現を身に着けてしまおうと思っています。 発音ですが、本にはイと書いてあるのに、私の耳には違って聞こえる単語がたくさんある。 例えば是です。 私是日本人が例だけど、BE動詞です。 本などにはSHIと書いてあるのが普通みたいです。でも私の耳にはSHU~(英語喉発音のERみたい)と聞こえます。 やはり自分の耳を信じるかな??? ランチは、前の会社の同僚が、私達の会社に今日から入ったので、カフェテリアで。3人で食べる。英語喉で喋っているから、相手が私のほうをちゃんと見て喋ってくれる。 慣れたけど不思議だな。口発音時代は無視されているように感じたのにね。 電車で、IPODにて中国語を聞いているが、音の聞き取りは当たり前のようにできるのが不思議だ。意味が分からないけど。でも、知っている単語はクリアに分かる。だから勉強しやすいな、これ。 あと漢字も読めるしね。でも授業で正式に勉強していたら、中国特有の漢字とかも覚えないといけないだろうから、すぐにいやになるだろう。 語学は独学のほうが向いているのかもしれないな。ギターと同じだな。

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MASA RADIOのマイルストーン 英語をとにかく使おう!

(本格的)英語学習歴6ヶ月めMASAさんによるMASA RADIOがなんと、有名人(いや有名人に近い人)のインタビューに成功している! 相手は、ミュージシャンの映像をとる仕事をしているジャマイカのマーカスさんである。MASAさんのMIXI日記の説明によると、マーカスさんは「マキシ・プリーストのマブダチであり2009年のJAPANツァーにはつきっきりでビデオを録っている。 」 http://audioboo.fm/boos/420438-masa-radio-48-marcus-who-s-maxi-priest-s-buddy 最近、英語喉セミナーで教えていると決まって出てくるのが、「MASAさんのようにやってみたい」とか、「MASAさんのように英語が聞けるようになりたい」というセミナー参加者さんのコメントだ。 MASAさんは最近の日記でこう書いておられる。 「で、こういうやりかたを「英語喉原理主義」と(上川氏命名)呼ぶが、これは具体的には文法書等スタディガイドを一切使わず、ただひたすら実地にネイティブ相手に使う中で英語の話法も何もかもひっくるめて習得しようという試みだ。 提唱者は「英語喉50のメソッド」の著者の一人、上川一秋氏だ。(もう一人の著者は奥様のジーナ・ジョージ女史)ただし、彼自身は英語喉メソッドを確立する以前から英語への理解が深すぎたので実践のサンプルとは成りえない。」 「こういうやりかた」というのは、とにかく英語の世界に飛ぶこむやりかたで、よく考えてみると私が開発したというより、日本人以外の外国人がやっていることと言えるかもしれない。 日本人の学習に対する考えは、あまりに準備の文化でありすぎだと思う。そういえば、中学校は、高校入試の準備、高校の勉強は大学入試の準備という感じ。大学は、今度は、資格をとったりで、就職の準備。 就職難の時代だが、「準備がたりなかったから就職できなかった」という考えになるのか、あるいは、ちょっと待てよ、どうせ就職がないんだから、もっと自由な形でスキルを追求するべきではないか?。 先日、私が中国語をクラック、ハッキングしていく要領、姿勢、考え方を示したので参考にしてほしい。言語というのはクラックするものだ(暗号を解くように)。決して、用語集を覚えて、それを名人ワザのように引用するのではないだろう(それは難しすぎる)。 昨日は、アパートのプールで泳いでいたのだが、アメリカ人の女子大生がたくさんいるのだが、人の噂話ばかりしているように聞こえる(けっこう、お互いのことを聞いていない、、、HEとかSHEとかそんなばかり、、、ある意味で、そういう会話、うわさ話をするようになったら、本当にアメリカに溶け込んだことになるのかもしれない。とけこんでいれば、、もうお互いのことを知っているわけだし、また、うわさ話というのは、相手に信頼があって初めてできることだからだ、、、プールで話をしているのは、なぜか女性ばかりで、男性の場合、無口で日光浴。男+女のグループは喋っている。)。 聞こうとしなくても英語喉で聞こえてしまうのだが、全然、日本人が覚えるような決まり文句を使っていないように思う。 中学校で習うような基本的な文、そして基本的なる動詞ばかりを使って普通に喋っている。 日本人が覚えている熟語というのは、日本人で英語が得意な人が、作ったのだと思うが、日本語の感覚で、そして日本語で言いたくなるような表現を英語で考えたとき、こうなるだろう、、、というものが多い。そして、それは結構、英語ではそれほど言うものではない。 もちろん、使わないということではない。例えば、「実は」というときに、AS A MATTER OF FACTという表現がたまに出るだろう。しかし、そういう決まり文句は、覚えておいて使うものではない。 つまり、基本的なる英語をつかって、とにかくどっぷり英語の世界につかっていると、そういう表現は、確かにたまに出るので、いつのまにか自然に覚えている、、、という感じがベストなのだ。 つまり必死に覚えるものではないのだ。 しかし、なぜ人々は、熟語やフレーズを覚えようとするのだろう。それは、おそらく、すでに基本は知っている、でも喋れない、他の何かが必要だという焦燥感からではないか? 歯ブラシのコマーシャルで、常に、歯と歯のあいだをきれいに、、、というのがばかりだ。しかし、個人的には歯と歯のあいだに虫歯ができたことがない。できるのは決まって、歯と歯のあいだじゃない、おもいっきり歯の上の表層、それも中心部分だ。ということは、しっかり歯を普通に磨けばいいということになる。 現在の英語学習は、歯と歯のあいだばかり磨きすぎて、もっとも虫歯になる歯の上の平らなところを磨き忘れているように思える。 ちょっと比喩に無理あった??? さて、脱線したが、 MASAさんが言っているように、確かに私は元々、英語力が高すぎたので、全然サンプルにならない。そんななかでMASAさん、そして皆さんが英語力を伸ばすことで英語喉の威力を証明してくれればこれはすばらしいことだ。 日本人では、KAZY氏が、SKYPEで、ものすごい勢いで、ネイティブの友人を作っていた。 http://kazkaz130.blog.so-net.ne.jp/ MASAさんも、(本格的)英語学習7ヶ月目にして、すでに、ものすごい数のネイティブや外国人の仲間をつくっていて、英語を毎日使うのは当たり前になっている。 そんななかでMASA RADIOが生まれて、このマーカスさんで、もう何十人目ではないだろうか? 英語喉でまず音が鮮明に聞けた人には分かると思うが、英語喉でまず聞き取り、そして発音に成功すると、使ってみたくてたまらなくなる(まだこの点で苦労されているかたは、私の喉SKYPEセミナーを受けてみてほしい)。 さて、私自身は、中国語勉強歴1週間目となったわけだが、7ヶ月たったとき、中国人対象のラジオ番組ができるほと上達しているだろうか、、、。 私自身、ギタリストで、アドリブが大好きだ。というか、アドリブじゃないと面倒くさい。ピアノをやると、きまって、短い曲をえんえんと練習させられるけど、そういうやりかただと退屈してしまう。 MASAさんもジャズギタリストでアドリブが当たり前の世界だ。 英語がアドリブの世界である。 これは偶然ではないように思えるのだが、、、。 どうも、最近、聞くには、数学もアドリブの世界らしい。暗記がそんなにいらないらしい。 それを聞いて私はだまされたような気分だ。だって、そんなこと誰も教えてくれなかった。さらに、暗記しなくても、その場で公式などを工夫で引き出せるというが、試験問題など、数が多すぎてそんな流暢なことをやっていたら時間がなくなっていただろう。 え、数学もアドリブだったの? よく考えるとアドリブじゃない実践ってあるのかな?

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