February 2011

人質国家日本(2)

昨日は、そういえば、二人ぐらい、子供を親に合わせていないケースを知っていると言った。うん十年ぐらい。しかし、よく考えると、二人どころではない。だって、冷静に数を考えると2人どころではないということもあるけど、おじいさん、おばあさんが、孫に会えないというケースも含めるならば、数は広がる。 これは人事ではないのではなかろうか?我々、日本国民全員が、子供に、孫に、姪に甥に、従兄弟に会えなくなる可能性を背負って生きている。 いや、家族が家族としてあっても、子供が人質状態であることはありえる。同じ家族内にありながらも、仕事が忙しかったりで、子供に会える時間がとれずということはありえる。 日本には、お父さんとお母さんがジョイントで(一緒に)親権を持つ(親権って言葉あってる?CUSTIDYっての?養育権のほうがベター?)というのがないのだそうだ。 昨日の記事を書いてからメッセージで教えてもらったのだけど、ハーグ協定かなにか、国際的なものに日本がサインしていないからこそ、今度は、日本人の親で外国人の配偶者が子供を連れ帰ってしまったケースに対処ができないそうなのだ。 究極的には、家族法を近代化していかないと、外国人のケースだけでなくて、我々日本国民全員に、血を分けた親族と離別しないといけないということなので、 他人事ではない。 日本人にとって血縁はとても大切だったはずなのだが。 完璧主義を望みすぎているのではないだろうか?離婚したら、子供は片方にと。両方の親がうろうろしていたらだめ、、、みたいに。 ちょっと驚いたのは、北朝鮮によって誘拐されている人達のことが、子供を失った外国人たちが言及していること。全然考えたことがなかった。北朝鮮が誘拐している日本人の数よりももっと多くの子供が、アメリカから日本に連れ去られていると。 人事ではない。我々は常に、血を分けた子供、孫、姪、甥などと会えなくなる可能性をもって生きているのだから、ぜひ法律を近代化しつつ、国際条約にも調印すべきだろう。 これは、動画だけど、えらく長く子供に会えてない人が登場する。 http://www.youtube.com/watch?v=Ko_o6Qm98QM 英語喉をやっておられる日本政府関係の皆さん、これ変わりませんかね。 ちょっと言い方がよくわからんが私が漠然と感じることは以下のこと。 人は、完璧ではなくて、ポンコツ車のような状態で、故障しながらも、だましだまし前進している。しかし、勝ち組だとか負け組みだと言う感じで、あたかも、ある人はうまくやっていて、ある人はダメって感じのイメージがあるけど、結構、殆どの人は、SCREWEDされているのではなかろうか? アメリカ人だって、SCREWEDされていると思う。大学を出たときは、学費のローンを返すことから人生が始まる。 毎朝、毎朝、渋滞だ。 渋滞のなかで、ちょっと運転をしくじって、ぷ~~とか鳴らされて、こら~、皆、はよう職場につこうと必死なんだから、ちょっとぐらいのことは大目に見ろ、、、と思う。 この人質の件も、外国人の夫だけの問題ではない。我々、全員が、いつ親族を失うかもしれない危険をもって暮らしているわけで、ほとんど全員が、SCREWEDされている。 アラブのあたりのデモは、そのあたりを若者とかがネットとかで、自分たちの経済体制のなかでの位置が意識されて、SCREWEDされているのは自分だけじゃないなとか、ばれてしまうからじゃないか。 人間が、不完全であることを認めることが大切じゃないか、、、と思うのである。  

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捕鯨どころではない 人質国家日本

さて、昨日テレビを見ていたら、アメリカ人の男性で、日本人の女性と結婚していて、離婚して、その女性が、勝手に日本に子供をつれてかえってしまって、何年も会えていないという人達がインタビューされていた。そして、その番組では日本にもレポーターを送っていて、その妻に直接インタビューをしていた。 ちなみに、その番組は、メジャーなネットワークのABCだったし、2回に分けての放送だったので、アメリカに衝撃を与えていると思う。 あとでニュースと動画へのURLを張るので見てください。 男性が泣きながら、子供に会いたいと訴えている姿がとても悲しかった。また、その喉声や、喉声から伝わる感情が伝わってきて、同じ人間として、とても悲しい思いがした。 また、これは、ネットにあったのだけど(その出演者のかたの一人のサイト?)、日本は北朝鮮によるヒトサライを糾弾しているけど、実は、日本人の元妻が、子供を勝手に連れ帰ってしまうというケースがものすごい多いという。 これはやはり変えないといけないと思う。なかには、その妻が日本で病気で死んでしまい、日本のおじいさん、おばあさんが、子供を引き渡さないという。なんでも、子供手当てみたいなのが出ているので、それがとられるのがいやなのではないかということも憶測されていた。 我が子なのに、ひきさかれてしまっている男達の男泣きの涙に、私ももらい泣きしそうになった。 さて、日本人の女性がインタビューされていたのだけど、その女性とアメリカ人のインタビュアーを比べたときに、その日本人の女性こそが、人類ではない外人に見えてしまった。本当は、アメリカの裁判所の命令で、パスポートはあずけられていたのに、なにやらごまかして、子供のパスポートを取得したうえで、日本に連れ帰った。そして、その女性は、「私はインテリジェンスで勝利した」と英語で言っているのである。そして、インタビューアーはその発言やら、態度が信じられないという感じであった。 口発音で英語を喋られていたので、おそらく全米のビューアーには、その女性が冷たいというイメージが強く伝わっただろう。さらに言っている内容も、上に書いたように、とてもショッキングであった。英語で喋っているのに、口発音なので、通じない。だから、字幕が出ていた(英語で喋っているのに)。 (自分が)死ぬか、その子を誘拐するかしかなかった、、、とその女性は言い放っている。 しかし、親の両方に子供と人生をともにする権利がある。また子供にも両親を愛し、時間をともにする権利がある。 日本の家族法はとても弱くて、離婚などのときに、子供は、女性が引き取るのが普通で、その後は一切男親に会わないのが普通ということをさらに読んだ。 そういえば、本当の親を知らずに育った、育っていた日本人を私は二人も知っている。一人は死んだことにしていたようだ。 そのアメリカ人の男たちが、会えないのだけど、子供に向かってのメッセージで、アイラブユーと言って泣き崩れる姿があまりにもむごい。 子供に会わせないというのは、罰を与えるという感覚だと思う。結婚がうまくいかず、離婚になった。お前に私は子供に会わせないことで罰を与えてやる、、、ということなのじゃないか。 しかし、自分の子供を愛さないものはいない。 そういう境遇にあるのは、アメリカ人だけではなくて、国内に住んでいる男性も、また女性もいるだろう。子供に会えない状態。 ちなみに、DCには、たくさんの違法在住のヒスパニックの人達がいるが、来たばかりの人達は、赤ちゃんを国においてきていて4年間あえてないとか、そういう話はざらである。途中で帰ると、非合法で滞在しているわけだから、不都合が生じる。だから国の家族を助けるために、たくさんのヒスパニックの人達がいる。その人達の犠牲のもとに、お金儲けをしている人がたくさんいるし、また合法で暮らしている私たちも利益を受けているだろう。 日本は、まず、そういう境遇にある人達が子どもに会えるようにきちんと法の整備をするべきだろう。あと国際条約にも参加するべきだ。 さて、以下はABCニュースへのリンクだ。動画を見ると、男達が涙を流して訴えている。英語喉をやっている皆さんは、その喉声を通じて伝わってくる感情をびんびんと感じることができるだろう。英語喉をやっていなかったら、無愛想に聞こえたり、わがままな印象を受けるかもしれない。 動画をぜひ見て欲しい。 http://abcnews.go.com/International/american-children-abducted-japan-desperate-fathers-contact-children/story?id=12919762 もっと悲しいことがある。このように、連れ去られた日本人の子供が、これまでアメリカに帰れた例がゼロに近くないそうだ。なんでも1件はあったそうだけど、それでも、そのせいで兄弟が離れ離れになっているらしい。 とにかくその数がすごいらしい。http://tokyo.usembassy.gov/e/p/tp-20100122-85.html はアメリカ大使館のサイトだが、数字が出ている。2009年では、160件弱だそうだ。 色々と英語で読んでいたら、小泉元首相も、離婚したときに、おいてきた子供たちには会えなかったみたいだ。二人はご自身がつれていったということ。  

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英語喉の沈黙

まずはお二人へのコメントから。 MITCHさんとMITCHYさん。名前が似ているけど、偶然です。 MITCHさん 私の音声アドバイス www.estat.us/blog/mitch.mp3 (天満さんもアドバイスされていましたね) MITCHYさん 私の音声アドバイス http://www.estat.us/blog/mitchy.mp3   言語学者のソシュールが、何年か、まったくの沈黙の時期があったということで、ソシュールの沈黙という感じの本があったと思う。 英語喉の著者の一人である私も先週から沈黙していたが、それは、引越しをしていたので、ネットのコネクションがなかったからだ。今朝、つながった。アフリカ出身のテクニシャンが来て、「あなたの名前を見て、アフリカの人だとばかり思っていたよ」とのこと。彼の苗字も、日本人の名前に似ていた。 コンゴ出身でフランス語を喋るので、私もフランス語で応酬した。 外国語のポイントは、語彙を増やしながらも、その点で知っている語彙、表現を使いながら会話することだ。少ない語彙でも、知っているものを使ってとにかく多様なる世界を説明するのが大切。I LIKE~~だけでも、ものすごく多様なことが表現できる。 今週末、日曜日に3人のかたを直接教えることが決定した。去年の経験から、2時間ぐらいでいけるという自信を得たので、楽しみだ。 一つ楽しみなのは、今回は、「同級生みたいな感じでリラックスしてください」という説明をしなくてもよいかもしれないということだ。ゲロをする感じで声を大きくしてください、、、と言うことで、いけそうな気がしている。 なんと教えるという行為は、さまざまなる改良を教え方に加えないといけないことだろうか?教えることが職業のかた、説明でも色々ある、、、そして説明AよりBのほうが効果的、、、とか色々ある。しかし、学校教育においては、生徒数が40人ぐらいいたりして、事実上、この説明だったら分かってもらえたとか、そういうレスポンスがないのがツライところである。 ジーナはダンスを長くやっていたので、このことは当たり前のように知っている。私は英語喉を教え始めてやっと強く意識しはじめたことだ。 ロザリンというDCに近いところに引越したので、今後は日本人コミュニティーと近くなった。前はフェアファックスということだったのだが、アジア系が25%で殆どが韓国人であった。 やはりポイントは、喉発音を体験して、体感してみる+英語が遅いのだということをシラブルに合わせて手を叩いたりして、これまた体感すること。とくに後者だ。そして、この効果は、瞬間的である。 ちなみに、そのかたがたが、知り合いのかたが喉セミナーに参加されて(誰だったかまだ聞いていない)、そのかたの英語が、自分たちの喋っている英語と違うということで、英語喉の存在を知るにいたったということだ。 これはとても理想的なる喉つながりだと思う。 結果が大切だということだ。 さて、昨晩、犬の散歩をしていると、日本人笑いをしている二人の若い女性が近づいてきた。夜なのでよく見えないが、笑いが日本人なのである。で、近くになって、分かったのだが、二人は中国語を喋っていた。 なるほど、口発音ぎみなる言語、中国語、韓国語、日本語は、笑いも口発音なのだな。  

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