英語喉で文化の旅

英語喉で文化の旅
言語相対主義 英語だけではないという主張は確かに正しい

英語が国際言語のようになっている現実に警笛を鳴らしている人が多いが、それは確かで、スペイン語とかその他の言語に目を向けると学ぶことが多い。 YOUTUBEで4本、スペイン語の動画を作成した。 その直後に、ラップトップの電源関係がやられてしまって、動画作成ソフトを使えなくなった。だから、この2週間ほど、新しい動画をUPしていない。 当然、視聴者数、新規登録数が急降下、、、 かと思ったのだが実際は、上昇している。 動画作成をストップする前は1ヶ月の新登録者数は平均80人程度。 現在は120名。 どういうことだろう??? 英語で動画をこれまでに作ったが、英語ネイティブがコメントをくれるというのはまれにしかない。ところが、スペイン語の動画には、ラテン世界から、色々とコメントが集まっている。 もしかしたら、スペイン語で話すアジア人、日本人がまれだからではないだろうか? 英語で話す日本人、あるいはその他の外国人はたくさんいるだろうが。 ちょっと探してみたところ、スペイン語で情報発信をしている日本人が今のところ見つからない。 そういえば、自分はスペイン語をやっていたので、英語ネイティブ以外の交流もあった。だから、英語だけが国際語じゃないというのは、分かる。 10年ほど前にDCで走っていたら、その時点から20年ぐらい前に同志社に留学していた人に、偶然、会った。え??? ポーランド系の女性だったが、なぜ覚えていたかと言うと、なんとなく猫背っぽくて、髪を熱心に書き上げるしぐさが20年以上前と変わっていなかったから。 友人たちと一緒にバンド演奏を聞きにきてくれたこともある。 「あ、スペイン語喋ってた人ね?」と言われました。 動画をスペイン語で作成し始める状況がそろえば、まずやってみたいのが、「畑と田んぼの違い」。なんとニッチな話題。ちょっと都会から始めると日本の家の周りには、結構、畑があるので、それについて説明してみたい。

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英語喉仮説 西日本人が英語が得意説のまとめ

英語喉仮説であるところの、「西日本人は英語が得意」説をまとめてみます。 米国に移住状態で暮らしている日本人に異常に西日本人が多いことにはすぐ気づくと思います。 ただ、気づきにくいとすると、米国軍人さんと結婚されている日本人女性が多いので、米軍基地のある県の出身者がたくさんおられて、分かりにくいかもしれないので、 米国に移民状態で暮らしている日本人男子を考えていただくと良いかもしれません。 さらに米国人女性と結婚している日本人というと、99%が西日本人だということができるかもしれません。 それは、西日本人が英語によるコミュニケーンに長けているからだと考えています。 私も広島県出身ですが、英語が母語レベルでできます。 英語喉をご存知ないかたで、「英語が下手糞なのに理屈ばかり並べおって、、」と思われたら困るので、まずは、自分の英語を晒します。 VOICYで放送しています。 https://voicy.jp/channel/834 それでは始めますね。 TWITTERで寺沢さんという社会言語学者のかたが、「(本当に)日本人は英語が苦手か?」などを、データ検証されているということを知り(本はここ)、それがきっかけで、以下をまとめました。 仮説1 西日本人は英語が上手になりやすい。 仮説2 東日本の人もまずは西日本方言の発声法を真似れば、英語が上達しやすくなる(あるいは東日本で英語が上手な人は、声が西日本人的)。 理由 a)西日本人は元々の方言が、英語(や諸外国語)に似て、発声位置が深い場所であるために、英語の音を聞きやすい。西日本方言は、まるで動物がほえているような感じで発声するが(例 NHK朝ドラ マッサンの広島弁)、これは英語に似ている。一方で、標準語・および東日本語は口先で硬い音を出している感じ(まさに日本語英語のような感じ)。さらに西日本人は動物がほえるように発声していることで、声が線的につながっている(これは英語話者と同じ)。注:東北弁も声がつながっているように思えますが、、。 b)シラブル構造も似ている。東日本語話者のシラブルはシラブル内での音程が平ら(ただし、シラブルごとの音程は違う、、例 「わさび」だと、「わ」の内部は音程は平坦だけど、平仮名ごとに音程が違う、、、ちなみに、広島人は国語の時間とか校内放送には、そのような読み方で朗読をする、、、そういうのが標準語だと信じているため)。 一方で、西日本方言のシラブルにおいては、英語や中国語と同じで、シラブル内に音程の変化がある。広島人が「じゃけん」と言った時の「じゃ」には、独特の音程の変化がある。さらに、西日本方言のシラブルは、中国語に似ていて、英語にもそう遠くない(広島弁の例 じゃ けん のお~)。 聞き取りをキャッチボールにたとえると、西日本人は、シラブルの内部が変化球っぽい英語ボールでも、普段つかっている方言と同じなので、シラブルのリズムつかみやすい。東日本人は、シラブルの内部で音程が変化するなどと、思ってみたこともないし、逆に、シラブルの真上にアクセントがあり、強く読んだり弱く読んだりすれば、英語が聞こえるに違いないという思い込みがあるので、そのシラブルごとの強弱、シラブルごとの音程の上下にとらわれて、英語ボールをキャッチしにくい。 これら二つの理由で、西日本人にっては、英語が聞きやすく、また発音もしやすいため、英語を比較的楽にマスターすることができる。東日本語話者も、発声法を西日本人的にすれば(とりあえず、マッサン)、英語が聞こえやすく発音しやすい。 西日本人なら全員英語ができる、、ということはありませんが、英語でコミュニケーションができる人を思い浮かべるとだいたい西日本人、、か、あるいは地方出身者。 その他、西日本の方言が英語に似ている点 c)息使い。英語は、肺から息が減るにつれて、だんだんと(株価がおちるように)、音程が落ちてくる。西日本の言語も同じ。一方で、東日本弁、特に標準語では、肺に残った息の量とは関係なく音程が激しく上下する(注 東日本全体でこれが言えるかは未確認)。勝間さんの日本語など良い例かも(音程がかなり上下します)。 西日本人にとって、英語ネイティブが喋っているときに、その息の使い方、音程の落ち方が方言と同じなので、どこで話が終わるかが分かりやすく、話しだしやすい(会話に加わりやすい)。 <電話番号を西日本人が言うと、音程がだんだんと落ちてくる。標準語の感覚では、「やる気がない」ようなオーラを発する。> d)喉の深い位置から発声していること、息も比較的多く使うことから、西日本人は声が大きい、、、という点でも英語ネイティブに似ている。声が大きいので、外人にシャイだと決め付けられにくく、国際コミュニケーションがとりやすい。 さて、微妙な問題としては、東北弁は、結構、英語的に、音がつながっているように感じること。近畿地方は、少しだけ、標準語に似ていて、音程が小刻みに上下するように思われる。また、発声法も硬い人もいる、、、が基本的には、西日本の方言に属すと考える(喉が開いている感じの人が多いため)。北海道も声に英語に似た透明感がある印象(笑う時の声で話しているイメージ)。 さて、では西日本人が全員英語が得意なのかというと、そうではないでしょうが、それは、英語教育の方法が都会で発達したために、どちらかというと東京型の認識が公教育にとりいれられており、例えば、英語の音の強弱が大切だという「言説」に基づいて、西日本人も、アクセントの位置を覚えている。実際は、方言の要領で聞いたとおり言えば済むことなのに。実際、西日本人でも英語の先生となると、甲高く、日本語っぽい英語を話してしまう人も多い。 線引きは難しいですが、もし、皆さんが、兵庫県を含む、兵庫県から西のご出身であれば、確実に喉発音ができるはず。近畿圏は、喉発音と口発音が混在している地域です。以下を試してみてください。近畿地方は、喉発音と口発音の混在が見られると思います(人による)が、その他の西日本人と同じで英語が上手な人が多いです。 NEAR TEAR DEAR を発音して、どうがんばっても、 NI-AR, TI-AR, DI-AR とAが入ってしまう場合は、声帯が力んでしまうからそうなっているわけで、発音的には、西日本的ではないと言えます。 純西日本発声のかたは、 NIR TIR DIR という具合に、1シラブルで言うことができるでしょう。 音声で違いを示してみました。クリックすると音声が聞けます。 www.nippondream.com/file/near_tear_dear.mp3 英語が上手な西日本人と東日本人の人を挙げてみます。 「英語が上手」の定義。YOUTUBE上などで、英語をアドリブで喋っていること。うわさでは、英語が上手だけどYOTUBE等で、そのパフォーマンスを確認できない人は除きました。 英語の先生を入れると、西日本リストが5倍ぐらいに膨らむので、有名人だけに押さえました。 東日本出身で英語が上手(で、さらにアドリブ英語がYOUTUBEで確認できる人)。 ONE OK ROCKのTAKA(東京だと思う、、ぶっちぎりに上手) 赤西仁(東京) ギタリスト 竹中尚人(ちゃあ~)(東京) デーモン小暮(東京、ただし小学校時代を広島で過ごす) 宇宙飛行士 若田光一(埼玉 ただし、両親が九州出身で、本人も大学、大学院と九州) […]

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英語喉で文化の旅
やっぱりアメリカの人情も日本の人情も同じ

やっぱりアメリカの人情も日本の人情も同じ アメリカに20年いるけど、10年ぐらい前から、やっとアメリカの文化に同化した感覚があり、それは日本人でなくなったわけではなくて、ただ単に、喋りだす前に息を大きく吸う音を出すだけ。 これだけで、この息を吸う音を聞くだけで、アメリカ人が、「お、今からカズが何か言うぞ」と注目してくれる。 当然、喋っている人の息遣いも聞いていると、どこで、自分が話し始めたらいいかがわかる、、、、 話を始める瞬間は 1.今、喋っている人の息がもう少しで全部なくなりそうな瞬間 2.で、内容的にも終わりそうで、さらに、大きく息を吸い込まないことを確認 この瞬間に、自分が息をすう音を周りに聞かせる。 相撲でいうと立会い。ちなみに、慣れてくると、この瞬間に、アメリカ人たちは、気を使っていて、他に喋りたい人がいないかを確認しながら、気の毒そうに話を始める。 会議などで、アメリカ人は見事なほどに、TURNをとって、話をしていて、実は、人が話をしている瞬間に喋りだしているのは自分だけ。慣れてきたけど。 息を聞く、息を使う、、、これをしていなかったために、アメリカ在住の最初の10年は苦労をした。 気づいてみるとうちの犬でさえ、自分が息を吸い込む音をたてると、「え?何?」みたいな顔でこちらを見る。犬でもやっていることなのだ。 10数年前、アメリカの民間会社で勤めて、ある日、同期っぽい人たち10人ぐらいとランチに行ったら、自分は完全に無視されたような感じだった。 大学院のときの日本人の先生も、大学院のパーティーなどで「ぽつ~~ん」としていたけど、それと同じだった。 今考えると、日本人のコミュニケーションのルールと英語のルールが違って、日本人がしがちな仕草や、息の音使いの聞えなさぐあいで、アメリカ人のほうは、「えらい、日本人はシャイだな」と勘違いしてしまうのでした。 先週、会社の同僚が一人去るということで、近くのバーに集まったのだけど、かけつけて、隅にいたら、わざわざ、会話に誘ってくれて、アメリカに住み始めて最初の10年に感じたような疎外感を感じなかった。 アメリカ人も水臭くない。会話のルールが違う。 そしてその会話のルールは犬でも使っている哺乳類に特有なルール。 日本語が違うのだなと。 今、思えば、12年ぐらい前、会議で喋りまくる人が2人ぐらいいて、なぜ、その人たちはしゃべりまくれるのに、自分は、喋り始めることさえできないのかと真剣になやんだ。一人は北欧出身の人だった。 この彼女と私がだいたい同時に話し始めても、その彼女は、えんえんと、ゆずらない。一度、実験で彼女が同時に話し始めても、わざと20秒ぐらい譲らずに、話し続けてみた。それでも彼女は絶対に譲らない。そして、まわりの雰囲気も、「なぜカズは喋っているのだ?」と言う感じだった。 なぜ、同時に話し始めたのに、ワシが悪者で、その彼女に話す権利があると周りがミナシテイルのか???人種差別??? 今考えてみると、彼女は、息使いのルールを使っていたのだなと思う。周りのアメリカ人は完全に彼女に離す権利を渡していたのだ。 人種差別とかじゃなかった。

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