切る理由がない ウンコと英語音の共通点
(c うめずかずお氏) 最近は、暇があれば、音声学関係の論文を読みあさっている。 アメリカには学術論文をネットからダウンロードできる仕組みがあるので、それを使って、プリントアウトし、メモをとりながら、読み進めている。学問的な蓄積を消化することが目的である。 なーんちゃって。まじにとった?ジョーク、ジョーク。英語で言うと、 I got you! I got you! I got you! Heeeeee. 冗談はそのくらいにしておく。何を悩んでいる、考えているかというとウンコのことだ。 結論から先に言うが、週末のウンコは嫌いである。 平日はアメリカ食を食べているが、週末は日本食、アジア食が多い。特に、ベセスタの日本食屋の松葉さんのラーメン定食が、むちゃうまいので、通いつめた(http://www.matuba-sushi.com/)。あと、タイ料理だとか、インド料理だとか、ご飯系のものを食べるとウンコの質が週末だけ違う(ちょっと嫌)ということになる。だからといって、松葉さんに通うのをやめることはできない(100回通ったら、英語喉セミナーに100人集めてくれると、ご主人が言ってくれたからという理由もある。)。 色々な理由で平日のウンコ(アメリカ食に基づくもの)のほうが良いのだが、そのおかげで、喉発音と3ビートの最高のアドバイスがうかんだ。先日から実践もしている。 さて説明を始めよう。 ウンコをヒルときに(広島県ではヒルという動詞を使う、、、へっぴり腰のピリに関係していると思う)、ウンコを切りながらする理由はない。特に、アメリカ食にもとづいたウンコはよい。力む必要がなく、すーと出る。あ、ニカワヤでーす、毎度―、、どうも失礼しましたー、、、という感じで、すーとヒレる。 切る必要がないというのがポイントだ。 これは喉発音、3ビートでも同じだ。息の使いかた、特にレッスン4を参考に。 英語でも同じなのである。英語は、喉を力まして音を切る理由がない。だから喉発音だ。喉をリラックスして開けたままにしておく。この点については、喉の最初をしっかり復習してほしい。 ところが頭では分かっても、やるとなると、なかなかぴんと来ない(というか、忘れる)。 だから、英語の音・息をウンコと思ってほしい。すると、音がスムーズなつながりとなって出てくるのである。口は、そのウンコを噛み切って、団子にして、口に留まってしまうのを自然といやがるから、自然と口の役割が10%ぐらいになる(口は10% 喉は90%ぐらいのイメージがバッチグーだ。) すると喉発音、3ビートがいい感じでできるのだ。音がスムーズになり、自然となる。カタカナ発音特有の切れた感じがしなくなるのだ。 ただし、皆さんのなかには、息は気体なので、自分はウンコじゃなくて、屁をイメージしたいと思うかたがいるかもしれない。それは非常に月並みな考えである。そんなことでは、喉はマスターできないぞ。 屁ではだめだ。屁は、時と場所によって、緊張度が違う。目上の人の前では、思わず、緊張させてしまうという点では、日本語の発声法と同じだから、逆効果だ(いや現状維持か)。 あくまでもウンコをイメージしないと、スムーズな発音はできない。あ、以前に、実践者さんが、食べ物をはくような感じで喉をならした、、、というコメントをくれたが、あれは近かったのかも。 スムーズにできるようになったら、もうウンコをイメージする必要はない、、。 最近、うーん、真似されたくないよー、、、と感じる。で、ここで論じたウンコメソッドなんかも*ぱくられる*のは嫌だなーと感じる。ウンコメソッドは絶対に絶対に私が元祖である(JEANAさんは、このウンコメソッドに関しては一緒にしてくれるなというだろう。ラッキー)。 あ、最近、皆さん、応援ありがとうございます。実践者さんの皆さんの暖かい声援を強く感じます。 (C)うえかわ かずあき) 2008
夜明けは近い
喉のクラスがついに3ビート(シラブル・音節の読み方)に突入した。いい感じだ。3ビートのセクションは進みが速い。これは自習しているかたでも同じ感覚のようだ。喉の最初のほうは、ピンとくるまでがやっかいだが、3ビートはすいすいと進む、、、と。 だから前半でつまずきそうなかたは、このさい、3ビートをまずやり、シラブル(音節)の読み方を理解したうえで、リスニング能力を高めておいて、前半に返ってくるというのが、よい、、、ということにMIXIの英語喉コミュニティ(http://c.mixi.jp/eigonodo)では意見が定まった。 喉クラスの一人のかたが、仕事で英語を使うのに、準備がいらなくなったとおっしゃったのが、うれしかった。私と同じで、アメリカで仕事をされているわけで、喉以前は、やはりエネルギーがいったのだろう。英語を喋ること自体に。喉と3ビートですーっと英語が入ってくるから、楽に聞ける。楽に喋れる。すると内容に集中できる。考えながら喋れる、、、のである。 あと、こないだ話をした実践者のかたがよい例を出された。道を歩いているときに、通りすがりの人の会話が頭に入ってくる、、、と。つまり、意味を取ろうと考えなくても頭に入ってくるのである。 喉の効用を説いて、それを信じるのは、空を飛べます、、、ということを信じろというのに似ているのでは、と別のかたがおっしゃった。 喉バッシャーのかたがたにいいたい。このさい、DCにいらっしゃって、私と共著者の授業を2日間受けてもらえないだろうか。人数は10人ぐらいで来てもらえれば、2日でネイティブレベルの入り口にひきあげさせていただく。ただし、2日だと定着する時間が持てないのが残念だ。とりあえずは、直接指導の経験から、その授業時間内に発音ができるようになるので、その場で解決してあげることができるだろう(理想は、ゆっくりやって、定着させることだが)。 あ、喉の批判と思われるエッセイをみつけたので引用します。このかたは純粋に喉がだめだと思われいるのだと思われる。 http://castellano-por-nhk.seesaa.net/article/106175972.html ネイティブレベルは絶対に無理?みたいな論調だが、私の周りにいるノンネイティブは、ローマニア人だろうが、インド人だろうが、ネイティブレベルの英語で仕事をしている。そりゃ、なまりはあるかもしれんが、それはアメリカ人だってなまりがある。100%英語を聞き取り、なんの問題もなく英語を喋っている。ネイティブレベルが絶対無理とういのは、表面的ななまりの問題ではないか?日本人がノンネイティブの外国人のなまりを聞いて分かりにくいと感じるのは、なまりのせいというより、英語力の問題だと思う。喉の音を聞き、音節を意味の最小単位としてきけば、100%聞けるようになる。 私は100%英語が聞けるから、単の外国人の英語がネイティブとそうかわらないということがわかる。 アメリカのプロの世界で英語で苦労しているのは、日本人と韓国人だけなのだ。 まわりのノンネイティブもなまっている、、、だから日本人の英語もOK、、、という気持ちは分かる。色々言いたいが、今まで言ってきたので、イワンことにする。じゃ、聞き取りは?ノンネイティブの外国人は聞き取りはできているのだ。音が聞き取れず、ところどころ理解して、意味をつなぎ合わせてやっているのは日本人だけなのである。なのに、他の外国人も苦労しているのだろうと、決めつけってしまってはいけない。 一言聞けば分かることなのかもしれない。なまりがあると決め付けているフランス人の同僚やらに聞いてほしい。テレビ見て分かる?とか英語見て分かる?とか。ただ、その一言が聞けないほど、何かを思い込んでしまっているということはありえる。 あと日本人が口発音ってのも、ひとことネイティブ、あるいは、他の外国人(韓国人以外)に一言聞いてもらえば分かることだ。あまり前のように、そうだよと答えるだろう。 ちょっと時間があったので、ひさびさに撮ってみた。一番好きなギタリスト、ランディローズのまねだが、彼は25年ぐらい前かに、事故死をした。オジーオズボーンのバンドのギタリストだった。その時、死んでなかったら、今、毎日、車で彼の音楽をCD20枚分ぐらい聴いて仕事に行っていただろうなあ、、、と思う。彼は2つしかレコードを残さなかった。 http://app.sightspeed.com/vm/7fk6c7xivccs8vepwpgigj234p97azpe/x50b/ja_JP/1/
え、これが同じアメリカなの?
今日から、いつもの建物じゃなくて、本社の建物のほうで仕事をしているのだが、周りは知らん人ばっかり。 え、これが同じアメリカなの?と思う。 知らないアメリカ人が、私に対して、あちらから自己紹介をしてくるのである。今日だけで、3人ぐらいが、あっちから手をさしのばしてきた。私の名前はXXです、、、みたいに。で、同じ分野みたいなことをやっているひとが、あっちから、一度ランチをして、話し合いましょう、、、みたいなことを言ってきた。これはかなり本気だった。 え、これが同じアメリカ? 喉で喋り、3ビート(音節の読み方、、、え、最近、有名になってきてる?え、それって、、、)でやっていると、アメリカが日本のようになる。 大学時代に留学しているときは全然話しかけてこなかったじゃんかよー。1年いて、英語をネイティブとしゃべったのって20時間ぐらいじゃなかったかなあ。 こんなに変わっていいのか!??? 5年ぐらいまえに、前の会社にいたときは、だーれも、話しにこなかったじゃねーかよー。日本通で、日本人の結婚式に呼ばれたのをきっかけに日本にいってた一人のひとが、オフィスに飾っている浮世絵をみて、話しかけてくれただけだったじゃん。 口発音と2ビートだったから、話しにくいと思ったってことだよね。あと姿勢とかね(喉で解説してます)。 うーん、これから留学する人、若い人たちは得だなあ、、、といいつつも、年齢は関係ないと思う。 若い人たちは、教育制度のなかで勉強しないといけないから、喉とか3ビートとかできないのかなあ。