日本人が英語ができないことはすでにバレテイル、が喉革命でこのイメージを一掃しよう!
今日は2本めですが、テーマ性の強いエントリーいってみよう(1本目は連絡事項的だったので) 昨日だったか、ギリシャの同僚が、「姉ちゃんがヨーロッパに住んでるんだけど、今度、日本人の研究者がくるってことで、グループが国際的になるんだけど(ギリシャ人、日本人、その他)、その日本人が英語ができるかなあ、、と話をしたとのこと。 日本人が知らなくて世界の人が知っていることがある。世界のといっても、まあ先進国とかそういう国々か。日本人が英語が苦手、、、というのをすでに知っているのだ。 このことを日本人は知らない。海外に行って、外国人と喋って通じないときに、その外国人はあまり日本人の英語については知らないと思っている。初めて日本人の英語を聞いたぐらいに思っているだろう。さらに、世界の他の外国人も英語が苦手に違いないと思い込んでいる(だから、日本人には日本人の英語があってよいというようなことを言う人がいるし、国際英語をつくってしまおうという考えもある、、、実はそういう英語はいらないのに)。 すでに有名なのである。日本人の英語は。それは、実際に日本人の英語を聞いたことがあったりとか、映画で出てきたりとかするからだ。常に日本語英語はからかわれるかたちで英語に登場する、、、LOST IN TRANSLATION見た?。 http://jp.youtube.com/watch?v=yYAS92XPvIM (馬鹿にされていると思わないで読んでいただきたい。小学校のときの担任の先生が、「人を批判するときに、それを改善する助言を加えない場合は、悪口」と、「終わりの会」でおっしゃったが、そのとおり。喉と3ビートで直ってしまうことなのだから。) つまり、私のギリシャの同僚の姉ちゃんや、その姉ちゃんの連れのヨーロッパ人は、日本人が英語が不得意だということを知っている。だからこそ、、、 *喉を実践して、HI、HOW ARE YOU?と言っただけで、うわー英語がうまいですねえと言われるのである(HIROさんだったかな、この報告)。日本人なのに、すごーいという意味も含まれる。 今、テレビのアニマルプラネットというチャンネルで、WHALE WARというのをやっている。オーストラリア近海で操業する日本の捕鯨船に対して、攻撃?をするグリーンピースから枝分かれしたような集団がいて、それが、日本の船を追っかける。で、たまに、無線で日本の船に英語で喋るのだが、視聴者(アメリカ人)としてはすでに分かっているようだ。日本人に対して英語で話しかけても通じないということを(なぜ日本人側は返事をしないのだろうと思って見ていないのだ)。 http://jp.youtube.com/watch?v=UbROlabBfUU アメリカのドラマでは常に日本人は英語が苦手な人として登場する。例えば私も毎週見ているHEROSではHIROさんという人が登場して、カタカナ英語で喋る。 これは前にも書いたことがある。MAD TVというコメディー番組にはBOBBY LEEという韓国系のアメリカ人のコメディアンが登場するのだが、アジア人の役をするときに、韓国なまりじゃなくて、日本語なまりで英語を喋るのだ。ナレーションはアメリカ人が口発音と2ビートで英語を喋っているが、これは日本語英語を真似ているのだ。北朝鮮でのスキットということになっているのに。 http://jp.youtube.com/watch?v=sBaPI2AKu2g これは日本語なまりの英語がすでに有名だからだ。何を言っているか分からない英語として有名なのだ。 日本語なまりの英語が本当に通じないのだということを日本に住んでいるとわかりにくい。日本に住んでいるネイティブは慣れているから分かるのだ。 いや、自分は通じるという人がいるかもしれない。口発音でも。それは相手のネイティブがわかったふりをして、ハイハイと言っているだけなのである。 私は近くにある日本食屋の主人が片言の日本語を猛烈に喋ってくるときに、そのことを理解した。おっしゃっていることの半分が分からないのだが、あんまり熱心に喋ってこられるので、ハイハイとしか言いようがないのである。 NHK WORLDは暴走が激しすぎると思う。フィールドリポーターさんがカタカナで英語を読んでいる。むちゃではないだろうか。 さて、この通じない英語が喉と3ビートで一挙に通じる英語になるのだ。聞いて音として100%聞けるようになる。 日本人の英語を変え、世界の人々とコミュニケートできるようになることでこそ、日本の品格が上がる。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532
実践者 アキさん、てっちゃん、toshiさんに対してのコメント
色々と、、、 1.アキさんへの返答ですが、ある企画がすでに(2,3ヶ月前かな)原稿となっていて、著者の手を離れているというのはあるんですが、それは英文法に関するものではありません。英文法に関するものは、もう少しかかりそうです。とりあえずは、とにかく英語を喋る、使う、、、ということを心がけてみて、そこから吸収してみてください。喋る、使うだと抽象的なので、例えば、毎日、なんらかのかたちで英語を喋る、あるいは喋れない日は少なくともメールを英語で書く、、、という目標のほうがよいでしょうか。それに加えて英語で喋る友人を作るという目標もよいのではないでしょうか。 2.昨日のエントリーに対して書いていただいたテッチャンのコメント面白いですねえ。私も似たような経験がありますよ。カナダのモントリオールに学会で行ったとき、レストランで日本人の集団と3メートルぐらい離れて座りました。ウェートレスさんが、その口発音の日本人に対してはとてもcoldというか、formalなんですが(というか緊張している?)、喉発音をする私のオーダーをとるときは、ものすごく明るくフレンドリーでした。このテーマに関しては喉の217ページのPEPTALKのところに書いています。 3.toshiさんのblog(左のメニューより 脱! 英語人間 のところ)でprogressが報告されていて、面白いですね。ゲップポップがピンときているというご報告でした。アクビポップのほうですが、あれは、どちらかというとpuffという言葉を使いたかったんですが(共著者が実際に使った言葉です)、日本語ではパフっていっても分からないですからpopを使いました。puffのほうがやわらかいイメージがあります。ゲップポップのほうは、ポップでもよいような気がします。げろって感じですから。 4.三島由紀夫の英語 ものすげーうまい。びっくりした。微妙に音によって口発音になるが、基本的に喉発音と3ビートをやっているように聞こえる。 http://jp.youtube.com/watch?v=_d-rzi-af6s 5.サッカーの中田選手 むちゃくちゃうまい。信じられん。この人、帰国子女?でもWIKIPEDIAにはそんなことは書いてなかったので、純ジャパだよね。 http://jp.youtube.com/watch?v=bWEs0UKB0LU 6.競馬のエクスパートのかたが、喉に関してBLOGエントリーをしてくれていて、その例(喉で発音したらいかにうまくいくかの独自の例)が非常に優れています。すばらしい観察力です!ありがとう~!!!!! http://ameblo.jp/redstar2005/entry-10172940786.html 今度は自作自演とはいわせないぞ(笑)! 7.カナダで英語を勉強されているかたからメールをもらいました。かならずや国産ネイティブになることを手出すけさせていただきます!こないだイギリスからももらったけど、そのかたはシラブルが聞こえ始めたとおっしゃっていました。 フランスでフランス語をやっているという人かたも、聞こえ出したといっていたのを思い出す。 8. アマゾンでネガティブレビューをされている皆さん、もう一度トライしてみませんか(ぎっちょんさんは、トライもしてくれていないようだけど、、、出版日の3日以内ぐらいにレビューを書かれているので、そう思った)。だまされたと思って。喉は後でいいので、とりあえずは3ビートから始めてみて、それで聞こえるようになったうえで、喉をやるというのもよいですよ。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532
アメリカ人の友人がいません
、、、という悩み事をワシントンDCの掲示板(日本人用)に書いてらっしゃるかたがいたので、私なりのアドバイスを書いてみました。あ、勝手に引用したらダメかなあ、、、まあ誰でも見れる掲示板なのでOKですよね(まずかったら、お知らせください)。 **** 在米歴、8年です。 タイトルのとおりですが、アメリカ人の友人を持ったことがありません。 特にアメリカ人を避けているわけでもありません。でもアメリカ人女性は苦手だと思うことはあります。 ちなみに夫はアメリカ人です。 ふと、アメリカに住んでいてそれは変だろうと自分で思ってしまうことがあります。 子育てで忙しく、アメリカで働いたこともありません。 みなさんはどうですか? ***** 私のレスポンス(アドバイス) (1) 私も以前は、アメリカ社会で友人ができないどころか、仕事などでの存在感が薄く、透明人間的な体験をしていました。会議などで、アメリカ人は他のアメリカ人同志は見ますが、私のほうは見ませんでした。 ところが、この2、3年ほどですが、英語を喉で発音する、そして喉で笑う、ということを覚えまして、アメリカ人が私を対等に扱うようになりました。 日本語は英語と比べると、口先で喋る言語です。英語は首というか喉全体を豊かに響かせて音を切らずに喋る言語です。 口先で英語を喋ると、怒っているように聞こえるようです。そういえば、アメリカのテレビに登場する日本人は非常にCHOPPYな英語を喋ります。大昔、サターデーナイトライブで侍バーガーというネタがありましたがご存知ですか? もちろん日本人は音を短めに喋っているという自覚症状はありません。どちらかというと誠実さやまじめさを出すときに、音がしゃきしゃきとしたり、音程があがったりします。英語においては、音を短くするのは、軍隊で命令を出すときとか、不快感を感じるときだけです。 ですから、日本人がアメリカ人に、誠実に対応しようとすればするほど、英語の一つ一つの音が短くなり、怒っているように聞こえます。また、この人は英語ができないのだな、と思ってしまいます。 (2) そこで解決法ですが、まずは喉で笑うことからためしてみてください。首や口を完全にリラックスさせ、首の根元あたりをならしてください。 そして、英語のほうも、できるだけ音を切ろうとせずに、首の根元で響かせる感じで、発音してみてください。 ネイティブとの会話ですが、内容の濃いことを言う必要はなく、喉を鳴らす要領で、YEAHとか、THAT IS INTERESTINGとか言いながら、喉を鳴らして、フレンドリーな笑いを混ぜると、話が結構もりあがります。 私はこれを実践しはじめて2、3年ぐらいになりますが、友人が自然と増えました。会社でも、まわりから色々と声をかけられます。今日も、「しばらく見なかったね」とか、前では考えられなかったようなことを言われます。 ぜひだまされたと思って、ためしてみてください。 家族の中にネイティブがいらっしゃるかたは、英語が喉の奥のほうで発音されているのだと意識して聞いてみてください。聞き取りもしやすくなりますよ。 *** というようなアドバイスを書いた。今日、実際、職場に行ったら、オフィスが近い同僚が、「ひさしぶりですねえ」と言った。それは感謝祭でいなかっただけじゃなくて、本社のほうに先週行っていたので、実際、いつものオフィスにはいなかったのだ。 私はこれはとてもうれしかった。 いつも思っていたからだ。喉革命以前。アメリカにいながら、もし自分が今いなくなったとしても3ヶ月ぐらい誰も気がつかないんじゃないだろうか、、と。 喉のお陰で、そんなに親しいわけでもない同僚から(プロジェクトを一緒にやったことがないが、単にオフィスが近い人)、「しばらくみませんでしたね」などという、ものすごく普通の声をかけてもらえるようになったのだ。 これは革命である。 壁は「差別」ではなく、自分が口発音によって自分の周りに自分で築いていた壁だったのである。目に見えない壁だったのだ。 あ、いつか書こうと思っていたことがある。アメリカにI HOUSE(INTERNATIONAL HOUSE)というのがあって、外国の学生とアメリカの学生が住むシステムがある。ニューヨークにあるしシカゴにも元祖のI HOUSEがある。昔、聞いたのだが、そもそもI HOUSEが生まれたのは、あるアメリカ人がある中国人に声をかけたら、「私はアメリカに来て、何ヶ月にもなるが、あなたが声をかけてくれた初めてのアメリカ人だ」と言ったんだって。それではいかんだろうということでそのアメリカ人がI HOUSEを始めた?のか何かだった。 この話をしばらく覚えていたのだが、結局、私自身も経験した。アメリカに住んで今14年ぐらいだが、喉革命まで透明人間のように感じない日は無かったと思う。ところが喉を経験してからというもの、アメリカが日本と同じになったのである。 あと、今日会議で(というか最近はそれが普通)、まぶしいほどにボスの視線、アイコンタクトを浴びたのだが、逆に恥ずかしくなり自信がなくなりげになる、、、のだが、途中で思い出して、にらみかえした(?)。自分のなかにある社会化された文化との戦いである(これこそが身体論である、、、斎藤さんの、、、漢字あってる?、、、体を動かしながら日本語を読むというのは身体論というより富国強兵ではないかなあ)。 このあたりの話をぜひ実践者のかたがたからも聞きたいです。ぜひコメントください。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532