英語が分かるとはどういう感じなのか?という問い

本日は、よいコメントをよしかわさんと、よしむらさんにいただき、感動しました。ジーナにも伝えておきます。

さて、ふと、NITROさんのBLOGを見ると、英語が分かるとはどういうことなのか?という問いをされている。ちょっとこれをまじめに答えてみたい。

私は、英語喉暦はもう4年?ぐらいになるので、発音と聞き取りでネイティブレベル100%に来ているのだけど、書いたり読んだりすることは、おそらく普通一般のネイティブを超えているのだと思います。仕事で文を書くのは毎日だし、読むのも、日本語みたいに読める。新聞を読むとすると、英語のほうが楽です。書き方がストレートフォワードに思えるので。

<、、というと、傲慢に聞こえるかもしれないが、アメリカで働いていて、英語で苦労しているノンネイティブの同僚にはあったことがない。例えば中国人とかが、会議中に英語が分からず困っているなんてことはありえない。ある程度やっていても、できないのは日本人と韓国人だけである。シラブルの構造と発声の仕組みがあまりに違うのだ。>

こういうレベルに達する人でさえ、今後は増えてくるはずですから、このレベルで、英語をどう感じるのか、一体英語が分かるとは何なのか、、、を書いてみます。

いろいろあると思いますが、1つ思うに、言語を取り扱うさいの最小単位が単語レベルであるということがいえるかもしれません。

おそらく、まだ、みなさんは、文などを単位として考えてらっしゃるかもしれない。例えばですが、私は広島出身です、、、という文がイメージとしてあって、それを訳す感じ。

私の感じでは、単語ごとに、しゃべっているという感じです。例えば、上のことを言おうとするとき、まず

Iという言葉を言いますが、その後にAMぐらいはなんとなく来ているかもしれないけど、FROM とかHIROSHIMAはまだ頭にありません。

日本語ではこれは普通のことです。

この文章を2秒前に書いたとき、

日本語では、、、と

打ちましたが、その後に何を続けるかはまだ考えていませんでした。

それと同じです。

英語を単語単語しゃべっていて、文法があたかも存在しないような感じです。

文の構造が読むときに大切だといって、スラッシュリーディングとかいうのをやるけど、私のレベルでは(これは日本語と同じだと思うのだけど)、新聞を手にとって、えいやっと、目が合った場所から読んでも意味がわかります。

例えば上の文では、「えいやっと」という、表現をとりましたが、そのことの意味は、別に前とか後ろを読まなくてもわかるでしょう。

それと同じです。(ところが従来は文脈がどうの、とよく言いますよね。そんなもんイランと思いますが。文脈が大切だ、論理が大切だというのは、英語が聞こえていないから、出てくる発想だと思います。)

その単語が動詞だとか名詞だとか、全く、大切ではないです。

I HAVE A PENとあったとする。

HAVEだけ見る、、、するとそれはなんとなく、持っている、抱いている、という感じのイメージです。

だから、それを理解するのに、文全体とか、文脈を理解する必要がありません。ましてや、そのHAVEが動詞であると確認する理由がありません。HAVEはHAVEです(よく受験英語でITの用法なんていいかたをしますが、ITはITでしかありえません。実際ITはITと理解しておいて、ぜんぜん、問題なしです)。

いや、名詞にみえて、動詞のときがあるというかもしれない。COPY ME、例えば。でも、COPYが名詞か動詞か分からなくても、別にCOPYはCOPY。もちろん、受験で日本語訳しなさいと言われれば、その区別をしないといけないが、COPYはCOPYで別によいではないか。

英語が分かるという状態は、日本語が分かるのと同じで、道路標識を理解するのととても似ています。

道路を運転していて、なにか、2つの標識がでてくるとします。例えば、

鹿の絵

20マイルという数字

すると、それを頭のなかで、鹿が飛び出すので20マイルで徐行してください、、、と直訳しなくても、記号が意味として頭にとびこんできます。

私が行った同志社大学には帰国子女がいて、私はよく思っていました。一体、ネイティブが英語を理解するとはどういうことなのか?とクラスメートの帰国子女に、「例えばNO SMOKING」とあると、一体どのようにプロセスされるのか?と聞いた覚えがあります。答えはわすれました。

最近、テレビを見ていて、一体、難しい単語がでてくるだろうかとじっと聞き込むことがあります。たいてい、中学高校レベルだし、難しい言葉があったとしても、すでに日本語になっている場合も多いなあと思いながらみています。

言語の習得には臨界期があるとした言語学の考え方が、何らかの修正がいるのではないのかな。

人の才能というのは、ものすごいパワーがあり、年齢に関係なく、いろいろなことを習得できる、、、というのが真実ではなかろうか。

もちろん、社会に存在するさまざまな言説は、これを徹底的につぶそうとしてかかってきますが。

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Responses

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  1.  この考察も大変勉強になりました。賛成の視点で、コメントします。ご参考ください。

     渡部昇一氏が、著書「英文法をなでる」(PHP新書)の中で言っているように、受験英語用の英文法というのは、その昔、漢文にレ点などをつけて、日本語に読み下しながら理解していた世界につながっています。このような受験英語に代表される英文法は、語学の習得のために有用である、というが渡部氏の主張だっと思いますし、それはそれで正しいと思います。
     しかしそれは、文字の世界で通じる約束ごとにすぎないのだと思います。

     実は英語喉の学習を通して、英語のオトをオトとして、すなわち、子音+母音+子音の3シラブルのオトの単位の喉発音が正確に聞き取れるようになると、リスニングしている最中に、受験英語の知識を頭の中で検索して意味を理解しようとしても、そんなことは無理だと悟ることになります。聞いている最中に、それでは、もう間に合わないからです、アッという間に次のオトが怒涛のように流れて込んできますから。これは私の体験談です。

     上川さんは、この文章の中でそのようなことをおっしゃっているのだと思います。

     逆説的ですが、英語のオトをオトとして聞きとれない英語喉以前の時代のわたしには、受験英語で習った英文法が、リスニングにおいても、役立っていたと思います。それは、まだ英語のオトの世界に参入できてなかったからだと思います。

     では、英語のオトをオトとして聞き取れるようになった英語喉学習者は、今後、どのような形で、英語の意味を理解できていくようになるのでしょうか? そのことを、高速の標識のがぱっと見えて、ぱっと意味がわかる感じだと上川さんが表現しておられて、それもわたしにはよく理解できます。現在のわたしがそんな状況です。

     ここからは、仮説に過ぎないのですが、この高速の標識でぱっと意味がわかるような形というのは、おそらく日本語ネイティブの幼稚園児が、ひらがなを覚えて、きちんと日本語のオトを聞き取れるようになって、世の中の大人たちがぺちゃくくちゃとしゃべっているのを、ひらがなの塊で正しく聞き取りながら、なんとなく、そのうちに言っている内容がわかってくる感じなのだと思います。ただし、わたしも含め、日本語ネイティブの大人には、そのような感覚の記憶はすでにない(忘れてしまっている)と思います。

     ですから、英文法は、英語の文字(文章)読解のためには不可欠ですが、英語喉でオトをオトとして捕らえるようになった後には、リスニングにおいてこれらの受験英文法はいったん捨てさる覚悟が必要だと思います。なぜなら、日本語文法を習ったわけではないのに、日本語ネイティブの子供たちは、日本語リスニング能力を高めていきます。

     幼稚園児のできていた(だろう)ことですが、そういったことが大人の英語喉学取捨にも本当にできるの? とは、誰もが疑問に思うでしょう。なぜなら日本人にとって未経験の領域ですから。わたしも、そう思います。
     その点の懸念もきちんと捉えておられる上川さんは、
     「言語の習得には臨界期があるとした言語学の考え方が、何らかの修正がいるのではないのかな。人の才能というのは、ものすごいパワーがあり、年齢に関係なく、いろいろなことを習得できる、、、というのが真実ではなかろうか。」という文言でしめておられるのでしょう。

     う~ん、やっぱり、なかなか大胆な主張をしておられると思います。

    でも、英語喉学習者として私には、この主張に至るまでに論理の筋道は、よく理解できます。ですから、自分自身を実験台に、英語音声を聞くのを今後とも継続して行こうと思います。
    「僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる」 BY 高村光太郎、ですね。今後ともどうぞよろしくお願いします。

  2. 上川さんへ
    よしかわ邦弘です。
    申し訳ございませんでした。
    上記は、読み返してみると、まとまりがなく、結局最後で、何が言いたいのかよくわからない非常に変な文章でした。当然ながら、ご返事不要です。捨て置いてください。
    わたしの正直な気持ちとしては、
    英語喉3部作の3冊目に期待しています。これは、英語喉を開拓なさった上川さんでなければできない仕事だと思うので、わたくしも含む後に続く日本語ネイティブのために、ぜひとも、よろしくお願いいたします。
    ということです。
    以上

  3. よしかわさん、返事おくれました(さっき、やっとのことで引越し前のセットアップを取り戻しまして、マイクセッティングなども同じ環境になりました)。

    まとまりがないとのことですが、私が読むと、ここまで理解してくださったとは、と感動です。実は渡部氏のことなども、考えたことがありますし、また氏に英語喉の感想を聞いてみたいものですが、これまで人に紹介してまともに扱われた経験が、ほとんどありません。

    今、指示してくださっているかたは、やはり自分から喉に取り組み、自分からこの場を通じて私にアプローチしていただいたかたがたです。全ての実践者の皆さんが、私にとっては、彗星のような存在です。

    苅谷先生とあと非常に少数のかたがたには、こちらから紹介して、大きなリアクションをいただきました。出版社のかたには、紹介した次の日に、道を行きかうネイティブの英語が頭にがんがん入ってくるという経験をしていただきましたが、今考えると、そこまで早いレスポンスを経験されたからこそ、今の英語喉と機関銃英語があるのだなあと感謝の気持ちです。

    ピンと来る人、来ない人、、、この区別が一体どこで生まれるのか、、、そのあたり、言語を専門とするかたがたに研究してもらいたいものです。

    英語が急激に聞けるようになるという経験をした日本人にとって、恐いものがあるでしょうか?きっと他の分野においても、きっと秘密があるにちがいない、出来るようになるに違いないというような経験に基づく確信をもてるのではないかと私は思うのです。

    それから、この経済の悪いなか、私は声というのは、とても勇気付けてくれるものではないかと思うんです。英語だけでなく、いわゆるよく響く声は自分に自信をつけてくれると思います。またそのよく響く声で、自動車を運転しながら、CDにあわせて歌ってみたりとか、私自身、そういう単純なことが、その日の元気を与えてくれるような気がします。

    ぜひ、これからも、色々とお教えください!