アカデミー賞で日本の映画が、賞をもらったということで、もっくんをはじめ、監督さんらが挨拶をしているのをテレビでみた。監督さんが、I AM VERY VERY HAPPYと言ったあとに、観客が大爆笑したのだが、え、今のなんで?と思った。私はとてもとても幸せです、、、といったあとに、まるでコメディアンが何か笑いをとったときに、起こるような爆笑が起こったからだ。

あのときの動画がないかなあと思って探しているのだが見つからない。かわりにCNNのインタビューをもっくんたちが受けているところがあった。

http://www.youtube.com/watch?v=NMGtc3e95Io&feature=related

で、もっくんの英語を聞いて、もしかしてVのせい?と感じた。(というか、最初に監督さんの挨拶を私自身聞いて、そう思ってはいた)。

I AM BERI BERI HAPPYと聞こえたからだ。そのBERI BERIがユーモアと感じたから、爆笑のようなどよめきが観客に起こったのかな、、、。発音が悪かったから笑うというような失礼なことをしてやろうという観衆ではない。何か、監督さんが笑わそうと思って言ったんだろうと勘違いしたのだろうか。

あるいは、その言い方がおおげさだったので、発音とは関係なく面白かったのかな。

実際に、ネイティブにあのときの挨拶を見せて、真相を聞いてみたい。動画を見つけられたらご一報ください。

もっくんのCNNのインタビューを聞いていて思うのだが(上のURLを参考)、ものすごくVが目立つ。VがBになっているのが目立つというだけではないと思う。日本人は、従来の音声学の指導法を信じて、Vを力強く発音する。でも、英語喉でいうところのブルブル凧音が出ないので、VはBのままである。ブルブル凧音というのは、口の中が脱力されていて始めて出る音で、ミツバチの飛ぶ音のような振動を伴う。

動画で説明してみた(とはいえ、実践者にとってはすでに当たり前になっているかもしれないが、、、)

http://app.sightspeed.com/vm/dwvfqfw1z9pqhrtlef11dcyvi3e2qa7q/1rjf/ja_JP/1/

問題は力強く発音する、激しく発音するといわれているものだから、音量が他の音に比べて上がってしまう。したがって、Vの部分がものすごく目立つのだ。それもBとしてである。

あと、アキさんにコメントをもらっていながら、自分がコメントをしきれていない事項があったが、また数日中にコメントしたい。イギリス人の人が書いた本についてだった。

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2 thoughts on “英語のVってそんなに難しいのか 

  1. あきひろ says:

    監督の挨拶見つかりましたよ
    http://www.youtube.com/watch?v=rqX-cQ1zuwI&feature=related

    確かに「笑い」の起きるポイントでは無いですよね?

    で、確かにアメリカだし、国際的な場だし「英語」でしゃべりたい気持ちはよくわかりますが、潔く「日本語」でスピーチをしてもよかったんじゃないでしょうか?

    ふと、前に紹介されてた「アメリカのコメディ番組」に出てくるアジア人の方の「アジア風しゃべり」を思い出しました。

  2. NipponDream says:

    共著者に見せて、聞いてみました。すると、発音ではないということが分かりました。

    監督さんの挨拶の要所要所が短めなので、その短さがチャーミングである、、だからそれに対して笑いが出た、、と。

    例えばですが、日本語でも、今の気分はいかがですか、、とマイクを向けられて、「最高です」と短く言うと、ほほえましい感じで笑いがでますが、そのノリだそうです。

    I AM VERY VERY HAPPYという表現の短さがポイントだったようです。

    分かったような分からんよーな、、

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