風邪をひいたのだが、喉の調子が悪く、喉が割れるような声が出ている。これは、日本語を喋るときも、そういう声がでるのか、あるいは英語喉を実践しているから、そういう声になるのか、今となってはよく分からない。

かえって風邪をひいたときの喉の状態のほうが、英語がうまく聞こえるような気がするのだが、それは喉が痛いので脱力するのが普通だからだろうか。

喉実践後、風邪喉になり、あ、英語って喉に頼る言語なんだなあ、、、と実感した、、、というエピソードは複数の人から聞いたように思う。てっちゃんも言ってたね。最近。もう治ったかな?

で、風邪ひいて寝ていたんだが、ふとNHKをつけておいた。最近、NHK WORLDだけでなく、普通のNHKが写るのだ。20ドル特別に払ってTV JAPANというのをつけているから、NHK喉自慢とかもうつる。

するとなんと、英語発音講座が始まったのだ!私の目の前で。

http://www.nhk.or.jp/gogaku/english/3month/

  • 講師:斎藤兆史(さいとう よしふみ)
  • 根本はるみ(ねもとはるみ)
  • レイチェル・スミス
  • イアン・ウィルソン(VTR出演)

で、見てたんだが、この番組、やっぱり変だと思った。えらい、日本語が多いというのも気になる。私や、きっと天満さんとかが聞いていたころの英語講座といえば、東郷先生とかが出てきて、英語でばんばん喋っていた。日本語を喋るネイティブなんてでてこなかった。で、それを聞き取ってやろうとして必死になったものだ。

が、最近、こういう番組にはえらい日本語が多い。なんか、変な気取ったアイデアがあるのではないだろうか。ネイティブも日本語を喋るべきである、、、みたいな、変な相対主義の。ネイティブの喋る日本語もなまっています!みたいな。

まあ、ええわ。

もっと変なのは、今日はLOOKとLUKEのUの違いをやっていたが、アメリカ的な違いを教えているような気がするのだが、肝心のレイチェルさんが、イギリス人なので、ずれているような気がした。これは気のせいかもしれないが、、、。

あと、なんで根元さんだけが、唇を突き出したり、口笛をふく格好でUを言わされるのに、指導役の斎藤先生はそれをやっていないわけ?あとイアンさんも、やっていない。でも、手本を示すレイチェルさんと根元さんだけが、*ひょっとこ*のような顔をして、発音練習をしている。

なぜ女性軍だけが?これって、女性がやれば、かわいいとか、許せるとかそういうようなことかな。

イアンさんが、器械で舌の動きを映すんだけど、レイチェルさんが大げさに発音するときに、おおげさに動く舌の位置に一喜一憂しているようだ。というか、舌の位置がそうでないとそういう音が出せないのか、、、という発想がいる。科学でいうところのparcimonyというやつだ。

そういうことは頭に浮かばないのだろうか?

尻をかきながらredと言ったのと、かかないでredと言って、同じ音がでれば、尻をかいているかどうかは、redの発音には無関係となる。

そういう発想はないのだろうか。音声学とか調音音声学には?

あとねえ、科学で実験をするとき、その実験自体が、被験者に影響を与えていないか(ホーソン効果)を必死で考えるんだけど、そういうことは意識にないの?おおげさにやってしまう=ホーソン効果ですよ。

イアンさんが普通に唇とか丸めずに喋っている横で、レイチェルさんが激しく口の形を工夫している姿を見て、風邪がもっと悪くなった。 

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2 thoughts on “風邪喉 と nhkの発音講座 話して聞き取る、、、

  1. あきひろ says:

    風邪はなおりましたか?

    今週の番組ではtとdをやってました。

    番組の最後のコンシュウノシュクダイハァ?はpatとpadのどちらかだったのですが、そこで「英語の『pa』は日本語の『パ』とは違うのです」とメモ用紙大の紙を顔の前に持って来て「パ」では紙は倒れませんが「pa」では倒れます!と…

    英語喉を読んだときに僕は紙を息で吹き飛ばす練習した覚えがなかったので(まじめに授業を聞いてなかったから?)、本を読んだ時には「そんなことを本当にするのかなぁ?」と思ってたので「あ!本当にやってる!」とある意味感動しました。

    そもそも日本語と英語が違う言語なんだから「違い」があっても何の不思議はないですよね?
    RとLもたまたま日本のラ行だからごちゃごちゃになるだけでアルファベットでいけばすごく離れてる文字ですしね。

    と思ったりしてたら、その次の番組が「テレビで留学」
    皆の前でプレゼンをするという内容でした。

    最初に出てきたのが「日本人と韓国人」のペア…
    「あぁこれが留学しても結局、2ビート発音同士が一緒になる」て事かと思いながら見てたらやはり2ビート気味でした。
    その次が「オーストラリア人と韓国人」のペア…
    先入観からかもしれませんがこの韓国の方の英語は3ビートになってたような気がしました。

    先生の英語(留学生相手だからゆっくりと明瞭に発音するのもありますが)が一番聞き取りやすく、2ビート気味の英語は聞き取りにくいというか「違う」感じを受けました。

    ニュース等を聞いてて英語が流れてきた時に聞き取りはできなくても明らかに「2ビート」と「3ビート」の違いは判るようになりました(笑)

    「あれ?」て見たら日本人みたいな…

  2. NipponDream says:

    私はスペイン語で3ビートが聞き取れるのが快感です。

    今日も、レストランで何か頼んだとき、スペイン語を喋る人たちが働いていて、遠くからスペイン語で言い合うのが聞こえてきたんですが、

    1個?2個?

    って言っているのが聞こえてきた。

    確実に

    UN-NOW-WOD-DOS?
    (UNO O DOS?)
    と聞こえた(Wは軽めだったけど)。

    これが聞こえるかどうかで、全然、世界が違うと思います。

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