学校で教わる英語が根本的に違う点について

結局のところ、いわゆる優等生であった人ほど英語に苦労するのではないかと思う。

http://blog.with2.net/rank1932-0.html

例えば、英語をがんばっても苦手な人に、How long have you practiced xxx? と聞くと、

アイハブ~~~~~(無言3秒)プラクティスト、、、(無言2秒)XXX フォア ファイブ イヤーズ

と返ってくる。ところが、英語が得意な人は
5 years

と簡単に返事が返ってくる。

英語が苦手な人は、返事というのが、相手の言った文章に確実に対応していないといけないと思っている、、、というか、それが学校で学ぶ英語だ。
Do you play tennis?
Yes, I do.
というふうに、相手の文章に自分の文章を合わせる、、、。

しかし、これは、試験制度だとか、あるいは、国家のPOPULATION CONTROLの要請にこたえるための学校制度があり、生徒の人数が多く、一人一人に対応できないので、生徒たちが静かに黙っておいてくれないと授業が成立しないという条件下で、英語を教えるにはどうしたらいいか?ということで、ず~~と実践されている

紙の上の英語である。

しかし実際の英語は、「自分のこころにうつったことを言う」のが英語、、、というかコミュニケーションなのだ。

先日、一緒にビールを飲んだ日本人のかただが、ホテルのバーでフレンチフライを頼み、6本ほどまだ残っているときに、バーテンダーさんの、皿お下げしましょうか?との質問に、

SIX STILL LEFT

というようなことをおっしゃったのだが、これが本当の英語じゃないかと思った。単純だが、その声に、暖かい感情が入っていて、「いや~、まだ食べてるんですよ~~」というのが伝わってきた。バーテンダーさんも、それをすっと理解した。

きつい声で言えば、「こら~、まだ食べてるやないかい」という意味になるし、暖かい声で言えば、相手も理解して、おっと失礼、、、となる。

人間と人間のコミュニケーションが成立していた。

そして、いや、まだ食べていますというふうなニュアンスは喉から出てくる心の音色を聞いて相手が理解したのだ。

何年ピアノを弾いていますか?と聞かれ、

たった3年です。
もう3年にもなります。

と言いたいとき、どちらも
THREE YEARSでよいのだ。

「もう」あるいは、「まだまだ」という部分は心でそう念じていて喋れば、喉の音、音色を通じて相手に伝わるのだ。

そういう意味で、MUSTとSHOULDの違いは何か、、と真顔で説明している人がいるなら、その人は、英語が根本的にできていないと思う。

違いは、言ったときの声の感じで出すのだ。

英語はコミュニケーションの道具なので、常に相手がいる。

英語の勉強は、できるだけ相手がいるかたちの練習法がよい。

英語の練習、勉強も、相手がいるかどうか、、、を基準にするとよいかもしれない。

もちろん、どうしても、自分だけの作業も出てくるが、例えば新聞を読むとすると、その内容をネイティブの友人と後でディスカッションしてみるとか、そういう工夫をするとよいのではないだろうか?

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リスニンングを鍛えるための音声をつくりました

さて、リスニング強化用の音声を録音しました。喉の音を聞く、シラブル・3ビートのボンボンボンのリズムを聞く練習です。 www.nippondream.com/blog/renshu_05_02_2011.mp3 皮肉なことに、多くの日本人がモデルとして聞いているアメリカの標準英語が一番、シラブルのリズムを感じにくい英語です。もちろん、聞こえ始めるとあまりにも当たり前のようにリズムが聞こえ、音の細部の細部まで聞こえるようになります。 しかし、かけだしの英語喉実践者にとっては、結構、苦労してしまいます。特に、英語上級者であるほど、知っている単語で気が散ってしまい、本当の音が聞けないという状況が生まれます。 先日も、英語喉実践者とビールを飲んでいるときに、となりにいたアメリカ人のピートさん(仮名)が、普通に英語を喋っていたのですが、英語喉実践者のかたが、ピートさんがなまっていて英語が聞き取りにくいというのです。私にとっては、全然なまっていなくて、普通の英語をしゃべっていました。実践者のかたが、いや、他の人に聞いたけど、ピートさんの英語はたしかになまっている、、、と。 しかし、それは、アメリカ人でも、誰でもある程度のなまりはあるはずですから、そのささいな部分を指していっているだけです。 そのピートさんは全然なまっていなかった。その証拠に、その彼と話していた東アジアのある国の出身者は、まったく問題なしに、ピートさんと会話しているのです。 私の診断では、その英語喉実践者氏は、それなりに、英語がすでにうまいので、聞き取りのさい、逆に細部まで聞きにくくなっているのではないかと思います。 まずは、意味をとろうとして聞くことをやめることです。すると、あちらのほうから意味が歩いてきます。 その練習のためにいろんな音源を合わせて、練習テープをつくりました(このエッセイの最初にURLをコピーしました)。意味をとろうとすることを停止し、喉の音、それからシラブルのリズムに集中してください。 さて、以下が音源です。日本語でも、幼児の喋る?言葉、各種方言(以下では沖縄方言)は3ビート、あるいは3ビートに限りなく近いです。2ビートの例として、茂木さんが英語で喋っているのを同時通訳をされている音源を選びました。標準の日本語が、英語の2倍ぐらいは早く喋られているのが分かります。そして、コックニーを聞き、最後にオバマ氏の演説です。これらの音源をいったりきたりして、耳をリズムに慣らします。 娘1歳半 本を読む http://www.youtube.com/watch?v=x40wTwtjmS8&feature=related 沖縄の方言紙芝居 http://www.youtube.com/watch?v=nBcBFGs_Seo&playnext=1&list=PL66C414F2D6B1CEF8 TEDxTokyo – 茂木健一郎 – 05/15/10 – (日本語) http://www.youtube.com/watch?v=5CcA-ucHKQg Cockney…

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