http://en.wikipedia.org/wiki/Vowel

音声学、、といっても色々あると思うが、いわゆる大学の英文科で学ぶ音声学、それもIPAとかダニエルジョーンズとかが出てくるものだ。
 

問題点は「舌の位置」と「響かす地点」と混同?である。
 

母音ごとに舌の位置が違う、、、ということを図示しているわけだが、それはあくまでの舌の位置であって、それと「音を響かせる場所」とは違うだろう。
 

例えば舌の位置が「前より」だとすると、それは単に位置が前よりだ、、、ということであり、それ以上でもそれ以下でもない。
 

ところが、思うに、なぜかこの舌の位置が「音を響かせる位置」という概念と混同されているように思う。
 

舌が前よりだから、口の中でも前のほうで音を響かすんだ、、、というのはおそらくなんらかの勘違いだと思う。
 

そもそも舌の位置と母音の関係ということは、喉のパラダイムでは「考えなくてもよい」わけだが、それを言ってしまうと、めんどうだ。だから、もっとフォーカスを絞ってみる。
 

舌の位置は「響かす地点」ということではない。
 

例えば、上のURLでは舌の位置のX線写真が紹介されているが、だからといって、口の中のどこで音が響くということがX線でわかるわけではない。
 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E8%88%8C%E6%AF%8D%E9%9F%B3
これは日本語で書かれた説明だが、上で指摘した勘違い(と私が思うもの)が分かる記述である。引用してみると、、、
前舌母音(まえじたぼいん、ぜんぜつぼいん)とは、舌の最も高く盛り上がった位置が最も前で調音される母音
 

舌のもっとも盛り上がった位置で調音される、、、とある。が、実際は、前舌という概念は単に舌が前にくる、、、ということを記述しているだけであり、そこで音が調音されている、、、と言っているわけではないと思う(調音が何を示すか、、、というところが微妙だが)。
 

口の中にマイクを入れてそこで音が響いていると証明しているわけではなく、X線写真で舌の位置を視覚的に確認しているだけだからだ。
 

X線写真では音の響く位置が探知できないのは、議論の余地をがない。
 

実際は、IPAの考え方でもいわれているが、母音とは喉で発声した音がなんのじゃまもなくそのまま口の外へ出て行く、、、のが母音である。
 

どこかで勘違いが起こったのではなかろうか。

口の中の響かせる位置で英語の母音を区別しよう、、、とういアプローチがたくさんある。それらのアプローチは、上の勘違いから生まれたのではないだろうか。

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One thought on “どこかで勘違いが起こったのではなかろうか

  1. 某スレの639 says:

    kazさん、全く検討外れのことを書いてらっしゃいますね。

    IPAでの母音の分類は聴覚印象に基づいて分類されています。
    「人の耳には、この母音は口の中の何処で響いているように聞こえるか?」で
    分類されているのです。

    前舌母音の場合、口内の前の方で響いているという意味です。
    母音は子音と異なり、どこかが狭まったり、どこが口内の空間に
    接していたりしないため、その響いている場所を示すものさし
    として、舌を基準にしているのです。

    前舌母音、中舌母音、後舌母音の響いている場所は、英語ネイティブの
    音声学の学者達の聴覚印象によって分類されました。
    kazさんが母音の響く場所という考え方を否定するのであれば、
    統計として使える人数の英語ネイティブ達に、アンケートを行い、
    これらの分類が間違いであることを示す以外に方法はないですよw

    kazさんは大学で言語学、音声学を学ばれた経験があると仰っていましたが
    あまりにも考え方が短絡すぎませんか?

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