米国流就職面接法(グローバル経済で通じると思う)

最近、引越しをしたので、忙しくてかけなかったが、今日のテーマは

米国流就職面接法

最近、職を探している人が多い。で、私も、米国における同胞に情報を流してあげたり、アドバイスをする機会があった。ちょっとつっこんで面接のコツも教えてあげようと思ったのだが、ここに書いたら、もしかしたら多くの人に役に立つかもしれない。私がアメリカで体得?した方法だが、もともとは、就職カウンセラーの人に教わったことで、自分にとって役にたった部分だけ、自分が消化できた部分だけ。

1.PARメソッド これは結構有名な方法。履歴書で、自分の経験について書くときや、面接で聞かれたときに使える方法だ。PはPROBLEM(こんな問題があったんです)、AはACTION(それに対して私はこういうアクションをとりました),RはRESULT(結果はこうなりました)を指す。

例えばだが、データマネージメントに関して質問があったとする。あるいは履歴書(というかCV)で、そのトピックに関して、自分の経験をまとめたいとする。データマネージメントにおいて、こんな問題があった(例 100の団体に対してデータを渡す)、マクロを使うことでデータを瞬時に用意した、結果、仕事が敏速に、また正確に終わった。残った時間でQC(品質管理)をすることができた、、、

P,A,Rの要素をさくっと説明するのである。

このやり方を学んだときはピンとこなかったのだが、この方法は具体的であるだけでない。面接をしている会社側が、「この人を雇うとどんなメリットがあるのか」をばしっと知ることができるのだ。忙しい面接官としては、「この人がどんな風にわが社に貢献するのだろう」と想像するのが面倒なのだ。だからこちらがちゃんと言ってあげないといけない。ちなみに、会社が、クライアントにどんな貢献をするのかを考慮するときに、あ、この人を雇うと、こんな貢献ができるなあ、と考えることができる。私の業界では政府に計画書を出して資金をもらってくるのだが、そのときに、社員のスキルセット=会社のスキルセットとなる。だから面接する側としては、このリンクを考えている。あ、この人を雇ったら、あの仕事ができて、クライアントにアピールできるな、というような。

就職活動をしている人は、友人などを相手に、このPARメソッドで喋れる練習をするとよいと思う。PARのPが長すぎても、退屈だろうから、さくっと3つの要素を入れて、短めのトークができるように。一つの文章にP,A,Rを入れ込む練習もありえるだろう。

これをやりだすと、自分自身のスキルセットとか価値を自覚できるようになる。ただ単に統計学ができますとかいうことでなく、その知識はこういう具体的な問題を解決したのだ、、、ということを自分でしっかり自覚できる。だから、あなたの会社にも具体的な貢献をすることができますよ、、、と。

2. 相手の性格タイプを見抜く

これは、実は日常生活でやっていることだと思うが、相手がどんな人かを瞬時に見分け、そのタイプによって、喋ることを変える。どんな性格が存在するかだが、3つぐらい考えておくとよい。

  • タイプA 抽象的な議論を好むタイプ 学者肌 
  • タイプB とにかく、仕事をかたずけてしまう実務派 (仕事ができてなんぼのもん)
  • タイプC 社交派 (人付き合いがよい、なんでも肯定的なレスポンスがかえってくる)

それぞれのタイプによって、レスポンスを工夫する。学者肌に対しては、やや抽象的な議論を、実務派にはいかに自分が仕事を早く効率的に処理できるか、社交派に対しては自分も人あたりがよいという点をアピール。

例 実務派は、あなたが一体何ができるかということに興味があるので、例えば、あなたの履歴書を見ながら箇条書き?的に質問を浴びせるだろう。そんなときに、あんまり抽象議論をしてもリズムが崩れてしまう。

例 学者肌の人は、大きな議論が好きだが、そんなときに、あまりに細かいことをいうのも、リズムが崩れるかもしれない。

え、人によって言うことを変える?難しい、、、と思われるかもしれないが、日常生活で普通にやっていることなので、そうでもない。言うことを変えるというよりアプローチを変えるということだろうか。

心理的にも、この人はこういう人だと自覚して喋ると緊張感がうすれるから不思議だ。

3.喉で笑うこと(海外での面接の場合)

これは絶対に大切。口発音でハハハとカタカナ笑いをすると、そうするのがダメというより、カタカナ笑いは会話をしながらできないという点が問題。水戸黄門の笑いのように、発話が終わってから笑うということになってしまう。喉で笑いながら喋ると、ああ、この人はとっつきやすい人だなあ、、と思ってもらえる。究極的には、その人と一緒に働いて楽しいかどうかというのが非常に大切な点になる。

そういう意味でもやはり「英語喉50のメソッド」は海外での就職活動のための必須の書だと思う。

1と2に関しては日本での面接でも使えるだろうか?

あ、最後に、ものすごく教科書的な質問をしてくる場合がある。例えば、あなたにとってチームワークとは?とか。そういうのを聞かれると、はあ?という感じでひるむことがあるかもしれない。あまりにも基本的なので。そんなときはPARの原則に帰って、具体的にこうしたということをさくっと言えるとよいだろう。

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3 thoughts on “米国流就職面接法(グローバル経済で通じると思う)”

  1. 今年も、お世話になります。

    私も今まで多数の面接試験を受けたり受けさせたりしてきたので、本日のお話しは実感できます。今後、大いに参考にさせていただきます。
    日本にも、大学新卒者向けの面接試験対策本みたいなものはたくさんありますが、中を覗いてみると、幼稚園児に教えるような常識的なもの(挨拶をちゃんとしなさい、正装しなさいなど)か、または非現実的な相手の面接官が面接のプロフェッショナルであることを想定した大げさなものかのいずれかが多いようですね。
    カズ先生の米国流就職面接法は、誠に現実的で効果的であると感じます。結局、どこの会社でも、プロの面接官なんて人は存在しないのが現実ですよ! 私自身も新入社員の面接担当を行った経験がありますので、よく分かります。相手を見て、自分と気の合う人であるかどうかが、第一に大切なことです。次に、職場の役に立てる人であるか判断しますが、これも実際は主観的なものに過ぎません。客観的に人間を判断できる面接・面談などと言う方法は、面接官が神様でない限りは不可能でしょう。もともと就職・採用面接は、人間に対する主観的な好き嫌いで判断するべきものだ私は思います。例えば、相手がどんなに頭の良い仕事のできそうな優秀な人であったとしても、就職後に他の職員の人達と仲良く仕事ができなければ、何にもなりません。お互いに不幸でしょう。面接なんてものは、仕事に関する能力が問われる以上に、職場との人間的な相性で判断するべきものです。そういう意味で、今回のカズ先生の方法は、面接する側の人にも役立ちそうですよ。

    なお、最後のもの凄く教科書的な質問をしてくる場合ですが、このような質問は会社が形式的に行うことに決めているか、または面接官が暇で仕事のできない窓際族みたいな人の場合です。ところが、これが最も大切な質問であるように勘違いするのは、学校秀才的な人に多いですね。実務とは無関係な精神論的な、暇つぶしの質問に過ぎませんけどね。逆に言えば、教科書的・抽象的・精神論的な質問を大まじめにするような面接官のいる会社は、実務能力の低い人の多い駄目な所であると判断することもできるでしょう。

    今後も、面白い実用的な記事をお願いします。
    ところで昨年から宣伝されている、英会話に本当に役立つ英文法の本は、いつ頃発行される予定でしょうか? その他、今後の新たな出版予定などございましたら、教えて頂けませんでしょうか?

  2. アキさん

    面白いですねえ。私も同じことを書こうと思っていたことをずばりおっしゃられています。チームワークとは何かというような質問は、実は、私がグループインタビューを受けたときに、誰かがされたんですが、そのとき、きっとそれを聞いた周りの人も、えらい教科書的な質問するのおと思われていたはずだろう、、、と感じました。だからそういう質問をそれほど真剣に取る必要はないかもしれないが、どんなトピックでも、感じよく喋れるということのテストのようにとらえるとよいと思いました。

    英文法の本はすすんでいないのですが、最近、朝に少し時間があるので、がんばります。

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