英語の勉強の仕方
英語の勉強の仕方、、、という言い方をよくするが、「勉強」の域を一歩超えて、対外試合というような感覚で勉強したらどうだろう。基本練習が大切だ、、、という言い方ばかりが聞かれるが、「基本」を重要視しすぎているように思う。 皆さんは、例えば、携帯の使いかたとか、PCの使いかたとか、ワードやエクセルの使い方はどうやって勉強されただろうか?マニュアルをにらめっこしただろうか?使っているうちに、間違ったりしながらも、覚えたのではなかろうか。 この「使う」というのをぜひ、皆さんの英語の勉強のメニューに加えてほしいと思う。あきひろさんも、そうされたそうだが、私がすでに書いたように、メールのプログラムをわざと英語で使うだけで、少し、使える語彙が増えるだろう。 基本が大切、基本が大切、、、と聞くが、そうでもないぞ。 英語会話がうまくなりたい、、、と考えて本を開くときに、こんな感覚ではないだろうか? 文法を勉強し、基本を固め、それをつかって英会話をやり、文法になれる。 語彙を勉強し、基本を固め、それをつかって英会話をやり、語彙になれる。 発想の転換をしよう。本で学ぶ文法と語彙は、とりあえず、英会話という対外試合に入っていくための、踏み台?しかし、それを利用しながらも、そこで起こる英会話とかコミュニケーションを元に、使える文法、使える語彙を、自分の頭の中に構築していく。 自動車の運転と同じだ。教習所の訓練は、とりあえずはライセンスをとり、運転するきっかけとなるようにしれくれる。しかし、一旦、道路に入ったら、今度は、経験のなかから、運転方法を発展させ、自分のものにしていく、、、と。 例えば、私が今フランス語を勉強しないとしたらどうするだろう。きっと、まずフランス人を相手に、メールを書いてみるだろう。ああ、これがいいたいのに、出てこない!という単語を覚えるだろう。ラジオか何かで聞き取りができる環境もほしい。シラブルと喉音に注意して聞くだろう。最初は音が聞けるようにという目標でよい。ところどころ単語がわかって、その単語を知らなかったら、1日3つぐらいでよいので、覚えていくかもしれない。そして、なんとかフランス語をしゃべる機会をつくりたいものだ。フランス人の標準的なフランス語にこだわる必要は全くない、、、と考えると、ものすごい数のフランス語話者が存在することになる。喉音とシラブルさえみにつけておけば、どんな種類のフランス語でもいいじゃないか。喉で発音させしておれば、いつでも発音を修正することができるのだから。(以前の考えでは、舌の筋肉をならすという感覚があったから、自分の好きな地域の言語にフォーカスを当てたがるのではないか?喉でやれば、どんななまりでも再現できるのだ。) TOEICやGTECの試験を利用することで、自分のプログレスを計るというのは非常によいことだと思う。それに加え、いかに英語を使ったか、どんなコミュニケーションをし、ネットワークを広めたか、見聞を広めたか?というようなこともPERFORMANCE INDICATORとして自分なりに考えてみたいところだ。
語彙について パート2
本日、読売新聞の1面に広告(左半分です)が出ておりました。うちの親父がスキャンして送ってくれました。 最近、機関銃英語の人気が、英語という分野全般で出てきたので、どんな本と機関銃英語はしのぎを削っているのかな?とアマゾンのランキングを見てみました。おー、文法の本で大人気なのは、石黒先生(当時同志社)ではないか。ゼミ生ではなかったのだが、友人二人がゼミ生だったのだが、就職の情報を教えてもらったりしてお世話になりました。覚えてらっしゃらないだろうなあ。 語彙の本が強いですなあ。語彙を覚えることは大切だし、覚えられるのだったら、勉強スタイルでつめこむのはよいと思いますが、ネイティブは3歳でも英語が聞けて、しゃべれるのだ、、、という基本にもどってみましょう。 英語の音が聞けるためには、語彙は必要ではない、、、と。 まずが音が聞ける、、、そしてその聞き取れた単語をたまたま知っていれば、意味が理解できる、、、と。 ところで文法も言われているほど、意味の理解に関係ないように思うこのごろ。 受験のリーディングで言うのは、スラッシュリーディングだとかいうやつで、どの単語がどの単語とどういう関係になるのか、どこからこどまでが句かを意識せよ、、とかいうことだけど、そんなに言うほど大切かなあ???? いや、まじで、ある日、単語の順番を変えろという問題を見ていて思ったんだが、順番変えなくても、なんとなく意味が分かるように思ったぞ。 日本語ではそうですよね。 朝 学校へ 私は 行きます。 学校へ 私は 朝 行きます。 もっとやってみると、、、 へ 学校 は 朝 行ますき 絶対にわからんかというとそうでもない。 文法(語と語の関係)はそんなに関係ないよね。英語でも同じようなもんですよ。 I go to school in the morning In the morning school I to go school in morning the I go 確かに正しくはない、、、でも意味は分かるでしょうが。(I LOVE YOUとYOU LOVE Iとすると全然通じないというが、そうでもないとおもう。というか、そんな間違いなかなか、しようと思ってもできないのじゃないか。) *** 機関銃英語に書いてあった、最後の最後で使わなかった一文があるのだが、それはこういうものだった。 英語にしろ、日本語にしろ、理解するのは、道路標識を理解するのと同じ。 標識が見えて、その標識の意味を知っていたら、その標識をいちいち日本語訳しなくても、意味が分かる。 例えば、停まれのサイン。それをいちいち、頭のなかで日本語訳しないでしょう。 それと同じ。英語の聞き取りでも、音が聞き取れて、その音が聞き取れたおかげで単語が聞こえて、その単語の意味をもともと知っていたら、日本語にせんでも意味が分かると。 さて、何がいいたいのか。 語彙(や文法)というのは、単語帳的に覚える、、、という手も、もちろんあるが、普通は、使っているうちに、ダンダンと覚えてくるというもの。いや、覚えられるといったほうがいいか?なぜかというと、 我々(全員)の脳が非常にすぐれているから。吸収してしまう。 文法も同じ。英語を使っているうちに、聞いたことに基づいてパターンを勝手に脳が抽出しだす(はじめてホームステイをしたとき、そこの子供がBE動詞+SUPPOSED TO+動詞を連発していたが、そんなのは、文法書みなくても、なんとなく分かってきたし、自分でも使ってしまっていた)。 だから、大切なのは使うことである。使うためには、友達をつくることが大切だ。実際にしゃべれるとベストだが、そうでなければ、メールなどを英語で書くとか色々と手段はある。 一度、スペイン語で書き物をしようと努力したことがあるんだが、やりつめたあとに、会話が楽になった、、、という経験がある。あ、そうだ。メールだったか携帯の表示だったか、わざとスペイン語表示にしたら、なんとなくそれで語彙も増えたぞ。最初はちょっと恐かったが(全然何を押したらよいのか分からなくなるんじゃないかと思って)。 昨日紹介したカナダのラジオ番組だが、そのなかに、3つぐらい、喉革命以前は知らなかった単語がでてきたのだが、どれもこれも、テレビなどを見ていて何度も出てきたりするうちに、イメージ的に覚えてしまったものだ。 例えばMIDORIという名前が、BOOZですという場面が出てくるが、買い物をしているときに、よく、芸能雑誌みたいなのに、有名人の何々さんが、BOOZにおぼれているというようなことがよく書いてある。そんなのを見ているうちに自然と意味が分かる。いちいち、日本語で「酒」と覚えているわけではない。 […]