日本人の文化とは
昨日は、地元で4人に教えさせてもらったのだが、やはり鍵は体の硬さをどう対処し、どうリラックスするかだ。リラックスしていないと、首、喉の筋肉が緊張してしまい、英語音が出せなくなる。 さて、あることに気がついた。最近、基本的に4人で教えはじめて起こり出した事だが、見た感じまでが外国人に見えてくる人がでてきているということだ。昨日もそうだった。 しかし、以前、教えていたときは、そういう人が出なかった。 いや、一度だけ、三修社さんに直接教えさせてもらったとき、ある方が、姿勢や見かけ、雰囲気までもが外国人に見え出したことを覚えている。 何が、あのときと(三修社さん)と、最近の授業に共通しているかというと人数だ。 ずばり、少人数でやると、見かけ、態度、雰囲気まで西洋人っぽくなる人がでてくる。 しかし、前に教えていたときは、7,8人で5時間ぐらいかけてやっていたのだけど、雰囲気が外人っぽくなった人はいなかったように思う。 日本人は、人数が多いと、リラックスできないのではないだろうか? もちろん4人以上いっぺんに教えてはいけない、、、ということではない。もし、そうするのであれば、そのへんの事情を説明し、いかに、リラックスすることが大切であるかを理解してもらう、、、というのがよいのではないだろうか?? あと、日本人の体にしみこんだ文化というのがある。それは、同じ部屋に他の人がいると、声が小さくなってしまうことだ。 昨日も、ちょっとだけ、外部の人がラウンジに入ってきたのだけど、そのとき、声が小さくなったように思った。数週間前は、ちょうど、その日、ラウンジでイベントがあるということで、他人がいたのだが、受講者さんに、何回、懇願しても、声が小さいままだった。 やはり英語喉のレッスンは、受講者さんが、無意識のうちにつけている日本の習慣を一瞬でも忘れてもらうというのが大切だと思う。 さて、昨日は、朝、ちょっと冗談を言ってみた。日本人の受講者さんを待っていて、初対面したとき、ちょっと相手が、遠くにいると、走ってこられる。 これは、これまで30人?ぐらいは教えているけど、いつも同じである。 日本人は相手が待っていると、これは待たしてはいけないということで、小走りに走るのである。だから、冗談で、「日本人テスト合格です」と言って説明したのだが、そのあとに来た人も、同じような感じで走られたので、それを最初の人が目撃されたかな?と。 以前、ショッピングモールで受講者の人を50メートル先ぐらいに発見。そのときも、50メートル先からダッシュされてきたので、非常に、すまない気になった。 しかし、これは、やはり北海道の端から沖縄まで、行き届いた教育文化なのだろうか?一体、いつから始まったのかな???? ところで、こないだ、ジムで猛烈な指導を受けたのだが、力を入れようとすると、顔に出てしまう。周りは全然、クールな顔で重量アゲをしているなか、日本人の私だけが、顔をしかめながら訓練していた。でも、さすがに、途中から、あまりにも疲れすぎて、顔もポーカーフェースになったので、あ、日本人を脱したか?と思った。しかし、訓練中、顔がにやにやしてくる(でも、これはアメリカでもありそうだと思う)。 皆さんもそう?辛いことを経験していると顔がにやにや、、、する。ちょっと笑う感じだ。 あれ?そういえば、大昔、小学校とかで、怒られて、「なに、お前はにやにやしているのだ」と先生にしぼられたことがあるし、しぼられていた子供がたくさんいるが、 それって、自然になることなのかもしれないなあと思った。自然に起こることをつかまえて、怒られると、これはトラウマにならないか? <30年ぐらい、刑務所にいれられていて、最近、無実が晴れて出所されたかたが、当時、ひどい取調べをうけて、やってもいないことをやったことにされたという。取調べのとき、係官に「なぜ僕の顔が見れないの?」と、いびられたらしい。でも、見ていたら見ていたで、「なんだ、その目は?」と来るに違いない。人間として自然にとってしまう態度をとって、相手をいたぶるというのは、どうか、、、。> Vを教えるときに、時間をかけて、前歯と舌唇を噛む感じにしないでくださいと、懇願したあとで、やってもらうと、100% 噛んだ感じで発音をされるように思う。 これはなぜなのだろう???? 思うに、日本の教育文化において、まずは、やってみるということが多いので、とりあえず、どんなに懇願しても、やってしまうのと、それから、もう一つ、先生がやってといったとき、とにかく、すばやくやるという文化があるのではないだろうか? 次回は、もっと懇願度を高め、さらに鏡をみてもらいながらやってもらうぞ。 そして、もしできなかったら、テープで上唇を止めてもらいますと、冗談の脅しをしてみよう。 冗談って、結構、いい。笑いながらやるとできる発音がたくさんある(例 VやF)。リラックスできるからだろう。上唇が遠くに動くので、VがBになりにくい。 今日の内容をアドリブ英語で説明+Vの発音の教え方を説明しました。ちょっと長いけど、 www.estat.us/blog/teachingV.mp3
またしても土曜日セミナー 4人ネイティブ化に成功しました
今日のセミナーはジーナも一緒に教えました。全員、よくなりました。あまりにも、ネイティブ化しすぎて、ジーナが吹き出すシーンがありました。だって、最初は、日本人ぽかったかたが、中半から、様子すら違って見え出して、途中から、なんの指導もいらないほどネイティブ化してしまうのですから。 どちらかというと日本語ナマリが強くて、それに対して吹き出すというのは、シナリオ的に理解できるけど、さっきまで、日本語ナマリで喋っていた人が、全く英語的にネイティブと同じになって、ジーナがそれに反応して、吹き出している姿が面白かった。 今回はセミナーの最初にテレビを聞いてもらい、その時点では、あまり聞き取りが完全でないということを確認しました。そして2時間後、テレビを見てもらったら、皆さん、聞き取りが改良していました。お一人は、意味を考えようとすると、ちょっとつまる?とおっしゃったと思います。もうお一人は、あまりに聞き取りができてびっくりされていました。もうお二人もいい感じだとおっしゃいました。ただ、ニュースアンカーの英語のほうはよく聞けるけど、会話調は、難しいとおっしゃりましたが、国産ネイティブ化して数時間もたっていないのだから、しょうがないかもしれません。 あ、そうだ4人中、3人はすでに他の人に英語喉の威力を聞いてらっしゃったのです。お一人は数週間前に参加されたご主人より。お二人は、同僚のかたが去年いらっしゃたのです。喉セミナーに。ただお一人は、おそらく突然、喉どうよ?って感じだったのかな。もしかしたら、ちょっと信じられないかも???しかし、発音が完全にネイティブ化していましたよ。まじに。 なんか、今回はTHがすんなりと教えることができました。コツは以下のとおり。 1.まず大げさにするのに、舌を口の外に出す。 2.空気道を占めることなく、THと継続的に発音する、、、が、 3.そのときに、喉のほうにフォーカスをする 4.すると、口のほうは自然にリラックスします。 5.大げさに練習しましたが、今度は、舌を普通の位置にしておいて、同じ音を出します。 <以上を音声で説明しました。www.estat.us/blog/teachingTH.mp3 > 前は、4を先に行っていたのですが、そうすると口がリラックスしきらない。だから、まず喉のほうにフォーカスすることで、自然と口を忘れてもらいます。 継続してTHを出してもらうというのは、いつも言及させてもらっていますが、西宮のTOEIC講師、天満さんが言っていたことです。 今日、4人とも、とても上手になったけど(いや、まじでネイティブと殆ど変わらない発音になった)、ある程度は、英語喉にピンと来た人達だということもあるのかもしれない。 さて、今日は、ジーナがよい例を出していましたよ。こういう質問があったんです。女性で高い声でも喉を響かしているんですか?という質問でしたが、ジーナが、大きなバイクだとエンジン音が確実に振動しているのがわかりやすいけど、小さめのバイクだと高めの音がします、、、と。でも、やはりエンジンはブルンブルンという感じでなっていますね、と。 それと同じだそうです。女性は声が高めなので、英語喉的に響かしているのが、最初は日本人には気づきにくいかもしれないけど、やはり響かせている。 あと、同じかたが、ネイティブがじゃあ、緊張したときは、口発音になるのか?みたいな質問でした。ジーナいわく。ネイティブは、体に力が入ったとしても、喉自体を緊張させることはない、、、というようなことを言っていました。で、私は想像のなかで、鉄アレイを上げるようなことを考えたのですが、そういえば、必ずしも、喉自体をかたくする必要はないなあと納得しました。 きっとそうする理由がないからでしょうね。日本人が喉がかたくなるのは、そうしないと、しまりのない日本語になるからですよね。英語は、しまりのない状態が普通ですので、硬くする理由がないわけです。 来週も4人教えます。毎週4人だと、一ヶ月で16人をネイティブ化するということです。
英語喉は他言語にも応用ができる
英語喉は当然、他の言語にも応用ができる。 中国語は口発音っぽいけど、日本人が喉で発音すると、シラブルを言いやすくなる(中国語では漢字=シラブル)。昨日も、中国人に、私は中国語を喋ります、、、と一文言っただけで、あなたの発音はすばらしい、完璧だといわれまくり?え?たった一文でこの賞賛の嵐?と不思議だった。これで二人めだ。 さて、英語喉が他の言語に応用できると言っておいて、自分でそれを実践して、音声をさらさないとしたら、ただたんなるバカであるので、ここでまたさらしておく。 これはスペイン語。 www.estat.us/blog/spanish_nodo.mp3 これはフランス語 www.estat.us/blog/french_nodo.mp3 両方とも、ネイティブの音声を流しながら、それを英語喉で繰り返している。自分で、まず音声が聞けていることが快感。そして、それを自分でスペイン語は100%、同じ発音で繰り返せることも快感。またフランス語は90%ぐらいの精度かな?で繰り返せることも快感。 なぜ快感かというと、スペイン語はもうある程度喋れるので、ラジオなどを聞き込めば表現を聞き取れて、覚えていけるということが快感。フランス語は、喋れないけど、フランスに3ヶ月ぐらい行けば、ある程度できるだろうというので快感。 楽しいのである。 さて、私は中国語の発音で激しい賞賛をあびているといったが、これも晒さないといけないと思い以下を録音した。中国語を勉強しているかた、英語喉をいかに、中国語に応用するかを示したので聞いてね。 www.estat.us/blog/chinese_nodo.mp3