中国語話者の英語が通じる、分かる理由

中国語においては漢字の一つ一つがシラブルだ。例えば図書館なら3シラブルだ。シラブルが非常に身近なものだのだろう。だから中国語話者は英語にそれほど苦労しないような気がする(日本人と比べると)。 中国語話者の英語も結構、CHOPPYだが、それでも通じるのは、CHOPPYながらも、シラブルはシラブルとして区別されているからだろう。例えばMACDONALD’Sはもともと3シラブルだが、中国語話者も3シラブルで発音すると思う。日本語話者はこの単語を6シラブルで言ってしまう、、あるいは、それっぽくいっても、3シラブル以上のシラブルを加えてしまうので、単語の意味自体に影響を与えてしまう。 テレビのトラベルチャンネルを見ていたら、中国の紹介の場合(中国語話者が英語を喋っているところを想像してほしい)、どんなになまってると思える英語であっても、そのまま放映されているが、日本の紹介のとき、日本人が英語を喋っていると、え、これ結構流暢じゃないの?というような英語でも、字幕がついてくる。英語でしゃべっているのに、その英語に字幕がつくのである。 それは、全然分からないから、、、というわけではない。ネイティブが真剣に想像力を働かせて聞けば、理解はできるだろう。ところが、テレビを見るときは、たいてい、ぼやーんとして見ているのだから、一生懸命聞かなければいけない英語は疲れてくる。だから字幕を見てもらうのだ。 それから、中国人の場合は、長く住んでいると、普通は英語の聞き取りが100%出来ているように思う。喋るときはややCHOPPYでも聞くときは正しくシラブルを認識しながら聞いているのであろう。 日本人の英語も喉+3ビートで聞き取りやすいものになる。 このエッセイの最初に図書館という中国語は3シラブルですよと書いた。アメリカ人が中国語を学んでいるとすると、きっとこのことは言われなくても実践するだろう。日本語話者の場合、このことに気がついていないような気がする。図書館を5シラブルぐらいかけて発音しそうな気がするのだが、中国語学習者の皆さんどうでしょうか? 例えば館のところ、クワンみたいに。これだとそれだけで3シラブルになる。 シラブル数がくるうと単語の意味自体が破壊されてしまうのである。

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西宮で一番発音にこだわるTOEIC講師の英語の話

てんまさんのBLOGで、英語喉についての記事がUPされているので、ご紹介します。てんまさんが「喉ブレーキ」の有無を音声で実践されています。 http://processeigo.seesaa.net/article/71638764.html テンマさんの英語、むちゃくちゃうまいです。オバマのまねですが、ちょっとだけ速く読まれたとこは、集中力がいりましたが、ネイティブがぼーっとしていても、するすると頭にはいってくる「国産ネイティブ英語」です(あ、速く読まれたとこは当のオバマ氏自身もはしょって読んだんですね。こまかいなあ)。 過去に言及したRON氏にしろ、こんな人たちが存在したとは、驚きです(なんでみんな関西なん?まだ交流のないアッちゃんも含め。なんでやねん)。

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国産ネイティブ
国産ネイティブ HIROさん

許可をもらったので、まずは喉実践者からのお手紙を紹介したい。 ****************** KAZさん、こんにちは。   最近はますます喉発音がうまくなってきました。ゲップエリアの感覚がかなりつかめてきました。特にu_とa_の感覚です。今、ブログに載せていただいている音声(http://nippondream.com/estatus/wordpress/?p=53)よりもうまくなっていると思います。   喉を読んだあとでもu__とAの違いが微妙でした。でもこの前ネイティブに「Aはのどを開くんだよ」というアドバイスを聞いてからくっきり区別できるようになりました。   アクビエリアの発音は喉の上半分を軽く開く。逆に、ゲップエリアは喉の上半分が開いてしまわないように下のほうだけで音を出す事に気をつける。これを意識するとできるようになりました。   あと、Lの発音の仕方を同じネイティブに聞いたんですが、彼は舌を上につけませんw 舌の中心あたりを少し盛り上げて発音すると言っていました(Rの話ではありませんよ。)。彼は指を口に突っ込んで発音していました。ちょっと驚いたのですが、僕もできました。   あらめて、今までの発音指導が間違っていると思いました。やっぱり喉ですね。 ****************** このかたは、留学中で、英語をまさにネイティブとの交流との中で学ばれている。そのため、ものすごい勢いで英語が伸びている。留学してるんなら、ネイティブと話せて当たり前と、留学未経験のかたは、思われるかもしれない。そうではない。口発音のまま留学するなら、アメリカに1年いても、ネイティブとの会話の経験がない、、、というのはざらである。あったとしても、日本でJETの先生をやっていたとか、NOVAの先生だったとか、そういう親日家と話をした、、、という程度が口発音者の場合はふつうである。 喉で発音すると現地の人との交流が自然に起こるのである。このことについてはすでに述べた。 皆さんは、私のような留学経験者が日本に帰ってきて、外国人とペラペラ喋っているのを見て、おーすごい、さすがアメリカ帰り、、、と思われるかもしれない。海外で外国人とのコミュニケーションを鍛え上げたのだろうなあ、、、と思われるかもしれない。 が、私自身思ったのだが(他の経験者はどうだろうか)、日本でのほうが、英語ネイティブと喋る機会が、アメリカ滞在中よりも多かった。というのは、日本に住んでいるネイティブは日本に興味があるから、日本に来ているのだから、口発音の英語でもしっかり聞いてくれる。だから少し英語ができるほうだと、日本で英語を喋る機会のほうが、現地でネイティブと喋る機会よりも多いのだ。 ところで喉で喋り出すと、海外においても、外国人が、あなたを同じ仲間として認知しはじめる。ものすごく不思議だが、納得がいく。その理由はすでに述べたが、英語が聞き手が努力しなくても理解してもらえる英語になることもあるし、この人は自分の理解を同じように理解してくれるな、、、と聞き手が感じるのだ。 ******* ちょっと回り道になってしまったが、上の手紙を紹介したのは、この喉実践者氏が、まだ口発音から喉発音への移行にとまどってらっしゃる喉実践者のために、役に立つであろう情報を発信してくれたからだ。太字の部分をもう一度掲載しておく。 喉を読んだあとでもu__とAの違いが微妙でした。でもこの前ネイティブに「Aはのどを開くんだよ」というアドバイスを聞いてからくっきり区別できるようになりました。   アクビエリアの発音は喉の上半分を軽く開く。逆に、ゲップエリアは喉の上半分が開いてしまわないように下のほうだけで音を出す事に気をつける。これを意識するとできるようになりました。 ********* 今、喉革命運動に必要なのは、社会資本(SOCIAL CAPITAL)である。実践者(喉プロ?喉先輩?)が、まだ戸惑っている実践者(喉アマ?喉後輩?)に、実践やらアドバイスでもって、お手本を示す、、、と。できるんだ、、、ということを示していただく、、、と(よろしくお願いします)。自転車だって、最初は、2輪で走行できるなんて、、、と思われたかもしれない。それでもトライするのは、他の人ができて、道ですいすい乗っているのを見るからだろう。ぜひ、よろしくお願いします。 なんで上のことは社会資本なの、、、という点を書こうと思ったけど、ここらで力がつきました。とにかく、この実践者のかたのアドバイスが他の喉実践者、とくに、口発音から喉発音への移行に苦労しているかたがたを大きく助けることを祈っております。

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