May 5, 2011

カントリーミュージックは俳句だ

ENGLISH BOOTCAMPのYUMIさんや、歌手の東エミさんが、英語の歌詞をBLOGで紹介されている。私も、同じようなことをしてみたい。 特に、最近、カントリーミュージックを聞くことが多い。特に感銘を受けるのはZACK BROWN BANDとBrad Paisley だ。 何が言いたいかというと歌詞が深い。いや、深いというと、我々の手が届かないほど天才だという感じと思われるかもしれないが、感動のタイプとしては、、、 わかる、わかる、、、あ~、なんで、俺が思いつかなかったんだろう! という感じだ。 言葉で伝えるのだけど、多くの人の心に、「あ~わかるな~その気持ち」とじーんと感じさせる。 俳句にちかいんじゃないだろうか? 古池や、かわずとびこむ水の音 と来ると、う~ん、わかるなあ、その静けさと思うだろう。 同じようなのりで、う~んわかるわかる、、、と感じる。 ZACK BROWNの歌の歌詞で 「ぴたっとフィットしたジーンズをはいて」 という部分があるのだけど、それが分かる、分かると感じる。ジーンズって本当に楽だ。洗濯したばかりのぴたっと合うジーンズをはいていると気分がよい。 スーツの窮屈さを知っているからこの部分に共感するのかもしれない。 同じ歌のなかで 「金曜の夜の冷たいビール」「それとチキンのからあげ」 と彼は歌う。 日本人だって、わかるんじゃないかな。口のなかで味わってしまうような感覚が歌で伝わってくる。 彼の歌を聞いていると、人は、人生を道場的にとらえる傾向があると思うけど、もっと日常を、一日一日を大切に生きたいという気になってくる。 ジーンズのフィットした感覚を楽しむことだって、幸せの一部だ。 そして彼は自分の故郷を、生活を歌う。 実際の歌もYOUTUBEにあった。歌詞が画面に出てくるのでよい。 http://www.youtube.com/watch?v=wAPoP_l3VGk 歌詞だけはここに紹介されている。 http://www.metrolyrics.com/chicken-fried-lyrics-zac-brown-band.html  アメリカの国語の授業では、詩とか小説をとりあげて、先生と生徒がディスカッションをするそうだ。 音楽の歌詞なんかをあ~だ、こ~だと話したら楽しいだろう。自分でも詩をつくって、歌をつくってみたい気分になるだろう。 だって、プロが歌っている内容って本当に、日常生活のことだ。だから自分も表現してみたいという気持ちになってくる。 国家の品格の藤原さんとか、渡部昇一氏的な感覚では、日本人にしか俳句は分からないんじゃないか?みたいな感じだと思うが(ちがっていたらすみません)、 気づいてみると、、、 そして英語が聞けて発音できて、交流できて、文化が分かりだすと 俳句的感覚は外国にもあることがわかる。 当たり前だが、、、。 藤原氏が西洋は合理主義だと言っているけど、それも英語が聞けない、発音できないから、心の交流ができないから、そう思ったんだと思う。

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