September 2010

恥とは何か?

最近、仕事が忙しく、書こうと思っていても、書けなかったりするので、書きたいことがややたまっている。 昨日は、SHINさんと、英語ネイティブさんに音声アドバイスをさせてもらった。 英語ネイティブさんはここ http://eigonative.seesaa.net/article/161608623.html 私の音声アドバイスはここ www.estat.us/blog/eigonative2.mp3 SHINさんは、ここ http://shin-eigonodo.seesaa.net/article/161415701.html NKJMさんも、お忙しいなかコメントをされている。 私の音声アドバイスはここ www.estat.us/blog/shin2.mp3 英語喉は、著者の一人である私が自己満足するためにあるのではない。実践者が、できるようになるために、存在する。ただし、満足もしたいので、毎週土曜日に、4人づつ国産ネイティブ化させてもらうことにしている。教えるテクニックなども洗練していきたい。間違い方が、日本人全員同じである、、、という点がとても面白い(そこには、非常に単純なシステムがあるのだ)。THを最初からできる人が皆無である。 さて、今日のテーマはとりあえず恥とは何かである。英語が100%音として聞けるようになり、ある程度、その結果、英語ができるようになると、突如、現れるものが、 恥 の感覚である。 国家の品格の藤原さんは、日本よ、独自の道を行けとか、なにやら難しい二字か4字熟語の言葉を使ってらっしゃったが、思い出せない。孤高?とか何とか言う感じ。 しかし、英語が100%聞けるようになると、外国人の感情などがよく分かるようになる。すると、急に、世間というものが出現するのである。 グローバルな世間である。 THE COVEという映画を観たが(http://www.thecovemovie.com/japanesefiles/the-cove-store-files-final/Cove-home-page-absolute-url.html)、そこには、ものすごい殺戮の模様が放映されていて、COVE一面が真っ赤に染まっていた。そして、イルカ達の死に方が、まるで人間の死に方を見ているようなのだ。 きっと、人間が、肩のあたりをあのやり方で、さされたとしたら、水面上であのような感じで、もだえくるしみ、そして相手をうらみながら、息絶えていくだろう、、、という感じである。 そして、いるかショーの後にいるか肉の試食がされる、、、というようなことも紹介されていた。 ジーナは泣きそうになりながら、見ていたが、翌日、友人に言ったら、「私だったら泣く」と言ったそうだ。 <そもそもなぜ外国人が乗り込んでいって、盗撮しているのだろう。いるか漁を公開するべきだろう、、、というか、公海にてやっているんだったら、見物するべきだ。テレビ局が中継するべきだろう。そこまでするならば、いるか漁は文化ですから、国民全員で、血まみれのイルカが死ぬ様子を見ましょう、、、と国民が納得するだろう。スペインの闘牛のように。そこまですれば、国民の間になんらかのコンセンサスが生まれるであろう。殺し方にも、「決まり手」の名前をつける。>  英語ができると、急に世界が世間となるように思う。周りの外国人の感情などが、ストレートに理解できるようになる。 英語ができないということを隠れ蓑にできなくなる。 急に話が変わるようだが、私は、自動車のオイルを変えに行くと、ときどき、同じフィリピンからのオバサンが世話をしてくれるのだが、「私の親戚は日本でジャパユキさんだ」と行ってくる。あなたはジャパユキさんと遊んだか?というようなことを聞いてくる。 口発音時代は、それを聞いて、その背後にある感情まで理解できたどうか分からない。しかし、喉発音となり、英語と日本語の両方が分かるようになり、外国人の感情まで読めるような気がするようになったときに、私は、恥を感じるようになった。 世界にはやはり世間が存在するのではないだろうか?その世間とは、西洋人だって、牛を食うじゃないかとか、そういう理詰めは理解しない。中学校の教室にあるような世間と同じだ。 だから、国産ネイティブになるからこそ、世界の世間が見えてくるというようなこともありえると思う。 環境問題にて、世界のリーダーである日本よ!もっとすごい姿が見たい、、というのが私の気持ちだ。 さて、当然、日本だけが、恥をさらしているということはありえない。 アメリカの恥も当然あるが、アメリカの恥は、FOXニュースだと思う(およびFOXニュース的思想)。話が長くなるからまた。 最近、TOEIC作家の神埼先生が、BLOGでMISS SWANを紹介されていた。これは、私も以前紹介したことがある。 http://toeicblog.blog22.fc2.com/blog-entry-789.html ビートルズのほうじゃなくて、下のMAD TVのほうを見て欲しい。このキャラは白人女性のコメディアンが、アジア系の女性を演じている。ミス スワンというキャラだ。日本でいえば、志村けんさんの演じるヘンなおじさんという感じだと思うが、このミススワンは、アメリカ人の考えるところのオリエンタルの女性だ。英語を聞いてもらうと分かるが、わざと口先で英語を発音している(めちゃくちゃな発音だが、それでもシラブルが正しいので通じているのが面白い)。 ポイントは、英語が分からないふりをしながら、色々いたずらをしているのだ。 これこそが、「英語がわからないということを隠れ蓑している」ということなのだ。 ただし、ミススワンの場合は、実際には分かっているのに、分かっていない不利をして、大騒動を作り出すのだ。 実際の日本人の場合は、実際に、英語が聞こえないので、本当に分かっていないのだけど、その分かっていないことを隠れ蓑にして、これまで、世界の人々と話をしてこなかったということがあるのではないだろうか????? そして、あらかじめ決められたスクリプトだけを喋り(この表現は、ASHRAさんが、本日、使われていたので借用した)、英語は「議論できるレベルでよい」と、納得(?)していたのではないか? このあらかじめ決められたスクリプトというのは、たしかGOOGLEの副社長さんかな?の英語指南書でも、たしか、薦められていた勉強方法だ。とりあえず、言いたいことを50個?ぐらい覚え込もうみたいな。 しかし、それでは、頭でっかちな会話だけになるだろうし、心が通じ合いにくいだろう。また、本日のテーマである 恥 を察知することができない。 世界には、世間があり、恥の概念があるのである。 色々な概念があるが、これまで恥だとか、郷に入れば郷に従えというような考え方は、日本国内のみにて、力を持つものが、力を持たないものに対して説教するときにだけ使われてきたのではないか。 恥の概念をグローバルな場において、そして、英語が100%聞けて、発音できて、そして、頭と心の両方を使った会話ができるなかで、初めて、我々は 世間を感じることができるだろう。 我々は、いつまで英語ができないことを隠れ蓑にして、ミススワン(上の動画で出てくる人ね)でありつづけるのだろうか?

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喉の旅

バージニアビーチというところで3日のバケーションをしましたが、そこでは、ロックコンサートの企画もあり、パットベネターという歌手を観ました。でも人が多すぎてわけがわかりませんでした。その他にも、REOスピードワゴンとシカゴが来ていましたが、見ませんでした。 さて、先週でびっくりしたのは、中国人の同僚に中国語で少し話したら、あなたの中国語はエクセレントで完璧だと言い切られたことです。他の日本人の中国語に比べて、断然よいと言っていました。 ことわっておきますが、私は中国語の勉強をしたことがありません。ですが、アメリカも長いので、たくさんの中国人にあってきていて、少しぐらいは単語を知っています。それをつなげて言っただけで、この賞賛。そこで、色々聞いて分かったこと。 確かに中国語は、音の高低が意味に関わってくるから大切だけど、喋っている相手が外国人だと分かっているので、ある程度、予想を聞かせて聞いてくれるので、通じる、、、 ということでした。 あと、時制がないのです。私は中国語を勉強したことがなくても、なんとなく文の構造が想像できます。 HAVEはヨウだと教えてもらったので早速使ってみました。我ヨウ美国ターパンヨー(I HAVE AMERICAN FRIENDS)と言ったら、通じていました。もちろん、会話にはなっていませんが。ターは~のという意味だと思う。 我シュー日本レン(私は日本人です)のシューは~だという意味だと思うのですが、結構、使い勝手がよい。このシューとターで結構、文が構築できるような気がする。あと、マーを最後につけると質問にある。 パズルみたいで面白いです。 さて、バージニアビーチに行って思ったのは、ホテルで周りの人が話しかけてくるということです。エレベータなどで。犬も連れていったのだけど、これは確実に話しかけてきます。 知らない人でも結構話しかけるというのが普通なのかな。 ずいぶん前に、メキシコ人が日本に来てくれて案内したのだけど、私が日本人同士で話しかけない姿をみて、不思議がっていた。 どうなんでしょう。この辺。 北米以外に住んでらっしゃるかたとかレポート希望。 さて、バージニアビーチで、小さな小さな博物館に行ったのです。それはライフガードの歴史館でした。なんと、そこでも、日本人がパールハーバーを攻撃したという新聞が飾ってありました。 DC付近に住んでいるので、DCの博物館は、結構、そういうネタがたくさんあります。 戦後生まれの私には、なんとなく歴史が敗戦後に始まったという感覚があるかもしれません。親が戦争が終わるぐらいのときに生まれているからかもしれない。 でもアメリカ人にとっては、パールハーバーは衝撃的な事件で、今でも生きていると思います。去年ハワイに行ったとき、まずはジーナとパールハーバーに行きました。とても厳粛な空気に包まれていました。ちなみに、私の大学院の先生はパールハーバーに行って、涙したといっていました。 DCで博物館めぐりをしたら、パールハーバーが色んなところにでてきます。義理の父と母(アメリカ人)をDCで案内していたら(博物館)、どこにいっても、ジャップがパールハーバーを攻撃した、、、なんて展示があって、あせりました。スパイ博物館にはないだろうと思っていったら、いきなりパールハーバーの新聞記事がかざってありました。壁にも攻撃の様子が描いてあったと思う。 <関係ないですが、なぜジャップと呼ぶかも、3ビートで説明できますね。> 私は広島出身で、平和教育を受けてきましたが、ジーナのほうは、学校からの社会見学で、原爆を投下した飛行機の見学を毎年していたそうです。 硫黄島からの手紙、皆さん、見ました?あれは、必見の映画だと思います。両サイド、普通の人達が戦っている姿が描かれています。 平和は、やはり多国間でのコミュニケーションがあると良いのではないかと思うのですが、喉発音で、日本人が世界にたくさんの友人を作ることになればよいなと思います。 バージニア海岸では、色んな国籍の人が歩いていて、色んな言語が聞こえてきましたが、全てが喉発音で、シラブルも頭に飛び込んできました。単語の意味を知っていたら、理解できるんじゃないかという気がしました。 日本人だけが、これまで聞こえなかったんだと思います。 外国人と日本人が色々な話をするなかで、日本人は、英語が聞こえないというの一種の隠れ蓑にしていたところがないでしょうか? でも100%聞こえると、外国人の感情まで理解できる。 例えば、WHALE WARって番組知っていますか?日本の捕鯨に反対するドキュメンタリー番組です。あれって、アメリカ人は、あの人達を応援しているんです。日本人は、あの人達をならず者集団だと思って見ているんじゃないかな? でも英語が100%聞けたら、あの人達の感情なども分かってくる。 実はTHE COVEという映画もこないだテレビでやっていた。   でもあの番組だって、英語が分からないで見たら、全然、彼らの感情が分からないと思った。それどころか、外国人の姿が傲慢に見えて、ならず者に見える。 でも英語喉の感覚で観ていると、彼らの気持ちがよく分かると思った。 日本人には、外国人の態度が、横柄に見えてしまう。横柄にしていないのに。   これが問題だ。

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英語うなじ?私の見解。

英語うなじ? http://ashrafieh.seesaa.net/  私の見解。 私は、アメリカに長いのだが、[うなじ]ときいて、[こめかみ]と勘違いした。 英語喉の喉は、喉の(前面だけではなく、立体的なる首の パイプの全体を指し、また、その底面をもふくめた空間だ。 ところが、口発音の日本人は、私を含め、喉で発音しようとすると、 なんとなく、前のほうだと思ってしまう。 実際は、首を底辺で切ったと仮定したときの、全体の 底面全体を響かせて音色を調整するのだ。 そういう意味で、英語うなじは、イメージ的だが、喉発音が 前につんのめるのを防ぐのかも? 喉のパイプの全部をりらっくすさせるという効果があるのではないだろうか? イメージ的に。 まだ読んでいないのだが、アシュラさんが、割れる声という表現をされている。 まさに、これがネイティブ声だ。 あくまでもリラックスした状態で出る音でないといけないので、 無理したこえを出ださないこと。 今日から、月曜までちょっと休暇です。

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