December 2008

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経済をどうする?

毎日、NHKニュースを見るにつれ、現在の経済状況が異常なほど悪いということを確認する。喉応援団長も、電話で、国家およびローカル経済の悪さをなげいておった。 ご存知のとおりアメリカが発信源と言われているこの経済状況。うーん、そういわれれば、実際は無理なのに、家を持っている人がたくさんいた、、、といわれれば思い当たる。実力以上のローンを抱えた人がたくさんいて、つぶれてしまったということか。家、高すぎるんじゃ、こらあ。 この状態のなかで安泰の人はいないから私も、常に履歴書をUP-TO-DATEにしている。当然のことだ。 だから、解雇のニュースをNHKで聞くと、本当に心が痛む。まじで。特に、心が痛むこと。これはきっと皆さんも同じだと思う、、、。非正社員の解雇とか、派遣社員の解雇というニュース。同じ人間であるが、社員に正しいとか、正しくないというのがあるのか。アメリカの日本企業でも、確か「現地雇用」という概念があったが、そういうのも何か悲しい。 それから、仕事をするときは、次の仕事に変わるときに、どんなアピールができるか、を確認しながらやっている。今やっていることが将来につながらないといけないからだ。例えば、今世紀にはいって、私のやっている分野での主流は実験だった。教育改革とかプログラムの評価を実験を用いることで証明するというのが主流だった。で私もそれに関わる仕事をやっていて、「これは将来プラスになるように(自分のこと)」と思いつつも、「この流れってまだ続くのかな(マーケットのこと)」と不安はある。 つまり、自分がどんなにそのことをマスターしても、マーケットに需要がなければ意味がない。だから、常に自分のスキルとか経験を多様にしておこうと思ってやっている。これはカッコをつけていっているんじゃなくて、世界経済が波乱状態なので、必要なことだと思う。 今の日本の不況はそれどころでないところがある。この10年ぐらい20代、30代(前半?)の人々が就職難だったので、経験やらスキルというのを蓄積しにくい状態になったのではないだろうか。 今、スキルあるいは、人的資本と呼ばれるものを見につけるとすると、やはり英語ではないかと思う。また英語喉の話かと思われるかもしれないが、やはり英語である。 会社に入ってやろうと思って、人的資本をつける時代は終わったのではないだろうか。そうじゃなくて、会社に入れなかったとき、あるいは解雇されたとき、自分ひとりになった状態を想定する。最悪の状態である。そのときに、自分の力で、それもあまりお金をかけずに事業ができるかどうか、コンサルタントができるかどうか、、とういうことを想定して、日ごろから準備をするというのがよいのではないだろうか。 資格をとる、、、という感じじゃなくて。まあ資格がその仕事に要るのなら別だけど。会社にはいるために資格をとるというイメージじゃなくて。 あまりお金をかけない、、、というのは、なにか事業をするにしてもお金がかかりすぎると失敗したときに恐すぎる。 だから、知識集約型のビジネスがよいと思うが、そのためにはコンピュータが使えんと困るだろう。また英語が大切なのは、やはり世界の労働力を使えるというのがある。インドの人を雇ってコンピュータプログラミングをしてもらったことがあるが、そのときは1時間500円程度で働いてくれた。アメリカで普段使っているチェックを使って、送金したが、単に郵便で送っただけだ。その際、やはり全部英語で対応するわけだが、やはり英語の重要性を感じた。 さらに、英語を通じてネットを使うと、情報量と質が違うと思う。またクライアントを外国に求めることもできる。あとですねえ、外国人観光客をおびき寄せるというのもよいと思う。経済は、やはり実際の富が生まれないと遺憾と思うが、外貨獲得というのはよいと思う。 英語喉は、比較的短時間で英語の発音と聞き取りを可能としてくれる。そしてそのスキルでもって、会話能力なども伸びるだろう。 今してはならないのは、効果のないメソッドを精神論的に繰り返すことだと強く思う。そもそも、精神論を唱えている人達自身は、仕事があって、安定している人が多いのだと思う。が、その人達の言っている精神論を本当に信じてしまった場合、真に受けてしまった場合、効果が無いという点でつらい。(今NHKである人が、自分は本を読むときに、それをちゃんとタイプして打ち込む、ネットからコピペしないで、、、そうすることで自分のものにする、、、というような精神論をぶっていたぞ。) 例えばだが、英語を勉強するのに、語源をむちゃくちゃ覚えるというアプローチがあるが、あれはやはりおかしいと思う。だって、ネイティブの子供は語源を知らなくても英語がぺらぺらだ。とにかく、これまで英語があまりに難しかったもんだから、色々な勉強方法が語られたのだろう。 TOETIC、あるいはGTEC(ベルリッツさん、ベネッセさん)などを利用するというのは良いアイデア。天満さんが言っているように、それだけが目的にならんように注意。ただ、試験としてはTOEICとかGTECってのはまじめな心理統計理論に基づいてます(これ私も専門としてます)。 そろそろ効果のあるメソッドに一本化してはどうか。喉の音を聞かず、聞き取りをするのは不可能。音節の読み方3ビートを知らずに英語を聞き取るのは不可能。 2009年こそ、喉発音と3ビートで皆が英語ができるようになりましょう! 1.自分のなかにスキルを蓄積する。特に英語。 2.経済難のなか、どうやって会社に入るかというより、万が一、自営をしないといかん場合、どんなスキルを自分が持っているのがよいのかを考えよう。(そういう意味では、いい就職のために、いい大学にいくという時代は10年ぐらい前に終わっているのではなかろうか。)   ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532       

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喉の開き直りとは 会話のテクニック

色々とあるが、「喉の開き直り」というテクニックを考えた。 こないだ、喉応援団長と話をしたんじゃが、日本に帰ってくるときはひげをそれ、フウが悪い、というような暖かい指導を受けたこともあり(笑)、なぜか数日、喉が日本語喉になってしまった。喉応援団長によれば、ワシはアメリカに洗脳されとるということらしい。 その反省?からか、後遺症なのか、数日間ほど、ネイティブと話すときに声が小さくなった。 不思議なもんだ。ランチをちょっとさわがしいところで食べていたんだが、会話相手の顔をみていると、「ちょっと聞こえんわ」というような表情をしてくる。片方の耳を突き出してくるような感じ。で、思った、、、えーい、ワシはなんで小さい声でしゃべとるんじゃ、、、 と開きなおり、英語喉で喋りだした。 これを喉の開き直りといいたい。 てっちゃんがブログで自信について書いていたと思うが、まあこれは自信を持つということである。 日本人に特有なのか、自分だけなのか、よくわからんが、何かを言おうとするとき、まず謙虚になってしまう。いかに、その意見が些細なことかをことわってから喋ってしまったりする。 これではダメだから、喉の開き直りが必用なのだ。 で、そのためには状況をよく観察すること。上のコンテクストで、なぜ喉の開き直りができたかというと、相手の表情をよく見ていたからだ。そして相手の発する記号を読み取ったのだ。 国家の品格の藤原さんとか、英語道の松本さんがいいそうだが、日本人は言わずとも伝わる文化、、、というが、実は西洋人だって全く同じなのである。 聞こえんから大きい声で喋れなどといってこない。言葉なしに伝えようとするのだ。で、その方式が耳を傾けたりすることだ。そういうシグナルをしっかり観察すること。 これが喉コミュニケーションである。 もちろん、話を始めて最初から喉発音で自信満々でコミュニケートできるにこしたことはないが、声が小さくなってしまったり口発音になってしまうことが多い。が、それに気づき、勇気をもって軌道修正すること。 これが大切。 で、この「喉の開き直り」で、このあいだのミーティングで笑いを一本とった。 自分の働いている部署の会議だったのだが、みんながものすごいユーモアを使って笑わそう、笑わそうとする人ばかりだ。ちゃんと耳を開いて聞いているとそのことがよく分かった。 急に、大ボスがカズ、あの件について喋ってくれ、、、と言ったので、一瞬どきーんと緊張してしまった。 ちょっと緊張したので、声が小さめになってしまった。一応、内容的には説明できたと思う。で、席に着こうとしたら、大ボスが、「まだおわっとらへんよ」とユーモアを加えて、話し始めたのだが、そこで私は気づいた。 なぜ俺は小さい声でしゃべっとるのか?と。よーし、この場を借りて、俺も、アメリカ人を笑わせてやるぞと心に決めた。 で、「もっと自信をもって喋りますね」といって、急に、小林克也のような外人声で、大きな声で説明を始めたのだが、これが結構受けたらしい。非常に面白かったと人々が言ってくれた。 このように、喋っているうちに、相手のハッしてくる記号?とか、キューを読み取るのである。上の例でいうと、私のボスがまだおわっとらんよ、とちょっとユーモアをかまして言ってくれたのは、「カズが緊張しとるわい」というのを見て、反応したのだと思うのだ。 最初の例でもそうだが、そういう場をちゃんと読む、そのためには、ちゃんと観察する。 緊張する必要はなく、自信がなく、声が小さいな、口発音になっているな、、、と気づくこと。その気づきかたとしては、喋っている相手をちゃんと見るということがあるかもしれない。 そして気づいたら、自信をもって喋ればよいのである。息を大きくすって。 喉の開きなおり、、、と呼んでみる。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532       

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聞き取りが100%できる世界はどんな世界?

天満さんが5回でというテーマのBLOGエントリーを書いてらっしゃる。 http://processeigo.seesaa.net/article/111178576.html これは5回、クラスを受けたぐらいでCNNとかが聞けるようになったとおっしゃった受講者が出てきたということですよね。 まあ、今、日本で少しづつ国産ネイティブが出ているわけですが、このように短期間で聞き取りができるようになったというのは非常にうれしいですね。結局、ミステリーでもなんでもなくて、日本人はこれまで英語の最小単位である音節がなんであるかをあいまいにしたまま英語を聞いていたわけです。つづりからは分かりにくいですからね。 それがある日突然、3ビート理論に出会うことで、さらに喉発音によってちゃんと音の全容を聞くことで、音が聞こえ出す。で聞こえ出してみると、これまでものすごく難しいと思われていた英語が聞こえる、、、と。もちろん分からない単語などはあるだろうけど、音としては聞き取れる。 これは当たり前ではあります。例えば日本語を勉強するアメリカ人が平仮名を知れば、聞き取りには問題なし。わ、さ、び、という三つの音を知っている人はワサビという単語が聞き取れるし、ワビサと言われても聞こえる。 日本人にとっても英語も同じですね。子音ー母音ー子音が基本的に一拍だということを知れば、それに基づいて英語を聞けば聞き取れる。 ただし、喉というのはやはり避けて通れない。というのは、日本人は口のほうの音に注意がいきがち。音は喉で発声するわけですから、口のほうだけきいていると音の最初であるとか、音と音の以降するときの音を聞いていない。雑音として処理してしまうわけです。 例えば、M。Mの始まりのところ、唇と唇があわさる前のときに、英語だとすでに音が喉でごろごろと起こっているわけだけど、ここを聞いていないことになる。   だから英語の音の好きだとこだけをとらえて、所々しか聞いていない。 (英語の発音がよくなる本というのがあって、それにアメリカ人のモデルのような女性が出てくるのだが、Mなどは、確実に唇と唇が合わさったところから発音してお手本を見せていた(DVD)。このように日本人対象にお手本を見せると、おおげさになり、従来の自然な音の全体とか流動性が消えてしまうのである。) 2ヶ月直接、教えさせてもらったのだが、半分しか受講できなかったかたがいた、、、にもかかわらず、そのかたも突然聞こえ出して仕事に困らなくなった。3ビートはお教えしなかったが、これは基本は説明させていただいたとか、独習されたということもあるかもしれないが、喉をやっていれば、音が聞こえだす、聞こえ出せばシラブルも聞きやすい、、、というような効用があったのかもしれない(ですね?)。 突然聞こえ出す、、、というのは本当に面白い現象だ。出版社さんに最初に紹介させていただいたときも、翌日には聞こえ出したというものすごい効果があったし、第1実験者である苅谷さんも1週間もかからなかったと思う。 私自身はどうか。最初からアメリカ英語は100%聞けていたので、皆さんほどの感動はなかったのだが、アメリカ以外の英語もクリアに聞こえ始めたのはよかった。最近、ふと気づいたことがある。以前は、アメリカ人の退屈なプレゼンテーションを聞いたとき、眠くなっていた。今はなぜか眠くならない。聞き取りにエネルギーがかからないからだと思う。退屈でも、エネルギーがそんなにいらないために、眠くならない。 それから最近、CDで音楽などを聴いていて、歌詞カードなどを見なくても(ついてないCDが多いが)、歌詞をくちずさんでいる自分がいる。これは日本語の歌を聴くときと同じだなあと思うが、小さな?いや大きな感動である。 それから意味がよく分かるために、感動も大きい。アメリカの多くの音楽というのは常に社会的な動きなどと連動している。歌詞に意味が浅いものは、あまり残っていない、、1時的に売れたとしても、、時代をこえてのこることはない、というようなことを感じる。 例えば、ブルーススプリングスティーンなど。以前は単にメロディーを聞いていたのだが、改めて聞くと、感動が大きい。彼が歌うアメリカの風景が頭に浮かんできて、うーん、その気持ち分かるなあ、、みたいな気になる。 ボブディランなんかもそうだ。ものすごい才能の持ち主だとは聞いていたが、喉革命以前は、メロディーしか聴いていなかったので、歌詞にまで頭が回らなかった。音が100%聞けるようになって、彼の音楽の偉大性に気づいた。 スーパーなどで音楽が流れているときに、その歌詞がよいと、すっかりその世界にはまってしまっている自分に気づくことがある。 で、歌詞に意味が浅い歌は聴く気がなくなった。 ブログの人気投票です。 http://blog.with2.net/link.php?709532        

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