さて、東京ではYUMIさん、兵庫(というか関西地域?)では天満さんが、英語喉を活用してくださっている。もしかしたら、その他でも活用してくださっているかたがいるかもしれない。大学の教科書で使われている?といううわさも聞いたことがある。

私自身が、ジーナと一緒に直接教えたときは、喉発音ができなかった人は皆無だ。ただし日常会話で使うときの定着というのは苦労されていただろう。しかし、私達の目の前で繰り返してもらっている環境では、全員が発音を比較的簡単にマスターされた。それをもちろん定着するのが難しい。

いや、お一人、もともと日本語でSを言うときに、舌足らず的になられるかたがおり、そのかたは苦労されていた。教えるほうとしても、ぜひまた来ていただいて1対1で指導させてもらいたい。

練習中はなんとかできるところまで言っても、実際に使うとどうしても緊張されるかたはおられた。

たぶん30人ぐらいは直接教えさせてもらったが、初日にLとRで苦労されたのは、お一人だけだったが、そのかたは、2回目のレッスンのときに、驚異的に上達して、私とジーナをびっくりさせた。これは、不思議だ。日本人が1番難しいと思っていたLとRが一番簡単な感じがする。喉を意識して、緊張させなければ、誰でもRが言える。犬のうなり声が出せない人はいない。だからできるのだろう。

お一人だけ、スカイプで教えさせていただいたかが、どうしてもできなかった(失礼、、、おそらく読んでくださっているのでは?)。そのかたでさえ、LとRだけは、できていたと思う。しかし、そのかたがいつかできるようになるならば、すばらしいことだ。できたときに、なぜできなかったのかを聞いてみたい。

本を読んだだけで、ピンときてできる人もいる。が、やはり手ほどきがあったほうが、分かりやすい。だから、天満さんや、YUMIさんのところに行くのが良いのだと思う。

多くの人が、「できているかどうかわかりにくい」と思われると思うが、おそらくそれは出来ていないのだと思う。というのは、喉発音は、できていたら、喉における響きかたが全然違うので、分かるのだ。だから、できているかどうか微妙だったら、きっとできていないだろう。

従来の教則本はこの点は非常に甘い。できているかどうかわかるどころか、とにかく口を動かすということなので、その口を動かすこと自体はできるだろう。だけど、だからといって正しい発音ができるわけではない。そもそも、例えば、口を大きく開けてと指導している先生自体ができていないだろう。だって、本当に英語ができる人ならば、口を開けたら正しい音になるかどうかなどは自分で分かるからだ。

分かりやすい、実践しやすい、、、という方法はあっても、だからそれで正しい英語ができるようになるか、、、ということは違う。しかし、日本人は一生勉強だとか、一生、英語を鍛えるという考えがあるので、その点が分かりにくいだろう。

これまで聞こえず、発音できずで日本人は英語を勉強してきたからこそ、英語が難しく感じるのだと思う。これが聞けて発音できたら、実際、外国語はそれほど難しくない。

英語喉が難しいとおっしゃる気持ちが分かるが、それはしかし、正確に言うと、「難しくて、すぐに出来ない」ということではないだろうか?説明が難しいというよりは。実際の実践が、これまで何十年もやったことのないことだから実践がややこしいということではないだろうか。それはありえる。

信じていただきたいことがある。それは英語のどは、本当にステップのそれぞれが大切なのだ。だから、例えば、息を吸いながら喋るというヘンなことをできない人は、その後のステップに進んでも無駄だと思う。息をすいながら喋ることは、例えば、西洋人なら誰でもできることだ。それが出来ない場合、次のステップに進んでも、できないだろう。

だから、できるまでやることをお勧めする。そのときに、難しいと感じるとすると、それは、実践がややこしいということであり、テキストが難解だということではないと思うがどうだろう。

ただし、あるレッスンの内容ができなくても、次のレッスンで気づくということがありえる。だから、それは英語喉に明記してある。例えば、i_ ができなくてもa_でピンときて、またi_に帰ることも可能だろう。

ただし、3ビートのほうが即効性があるという話はよく聞く。だから機関銃英語が聴き取れる!をやってから英語喉をやるというのもありえる。だって、英語がよく聞こえるようになれば、喉の音もよく聞こえてくるだろう。

勘のいい人は、英語喉って結局、喉でできたら後はまねるだけでしょう?とおっしゃる。これは正しい。個々の音を練習してもらうわけだが、結局、喉の深みを到達できたら、全部が直る。これは2年以上前、空さんにアドバイスしたら、え?そんな???と疑われながらも、練習をつづけ、非常にうまくなられていた。

あと、英語喉ができていたら、起こることがある。それは、きっとKATSUさんも経験されたと思うが、あ!あれはこういうことだったのか?!というのが、色々と頭に浮かんでくる。三修社さんに最初に紹介したときも、そういう会話があった。私は、最初のころ実践につきあってもらったかたがたとそういう話を始めると、話がとまらなくて困る思いをした。

今、実際、書いていて、とまらない。

1ヶ月に一人ぐらい、キャラの強い人が登場してくれるテンポになっていて面白い。今回は、YUMIさんが登場してくれた。次は誰かな???

きっと、今、どこかにいらっしゃるのでしょう。

まだ英語喉をことを知らないかもしれないですね。

タイで日本語を教えてらっしゃるかたも、英語喉の存在は知っていたけど、1年ほどほっておいたと書いてらっしゃった。

私のたくさんの友人達も、英語喉は知っていて、持っていたりするけど、本気にしていないと思う。ふーん、って感じだろう。そもそも、英語を毎日NHKラジオで聞いている母、あるいは、英文科だった二人の妹でさえ、きっと本気にしていないし、また親戚で英語のできるオジサン、オバサン、それから帰国子女の従兄弟だって、きっと、その効果を信じていないだろう。 

父は効果を知っているが、実践はしていない。そうだ、父を相手に英語喉を教え、それを動画中継するというのはいけるかもしれないな。これはいいアイデアだ。

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2 thoughts on “難しい、というイデオロギー

  1. zen says:

    このブログに「喉発音で友達が増える」とあり、疑問を感じる人
    がいるだろう、ということで私の経験を。

    1週間前、都内の多国籍パーティに参加した。始まりも終わりも
    はっきりしない欧米流(?)パーティなので参加者は不明だが、
    150~200人くらいか。見たところ日本人は1、2割程度。
    日本人のように見えても中国人、韓国人もいただろう。

    ビールを飲みながら何人かと軽く話した後、Twitterで「多国籍パーティ参加中」
    と発信。返事が来て「どこの国の人がいるのか?」
    ここで我に返った。え、どこの国? そんなこと聞きも聞かれもしなかった。

    この時点で軽い会話しかしてなかったせいもある。
    しかし口発音時代だったら、まず最初は、
    Where are you from?
    である。国籍を聞いたところでその国にあった話題を探していた。

    部屋の周囲に固まっているのは日本人ばかり、当然日本語で話して
    いる。悪くはないが、日本人が1、2割程度のパーティ。
    英語ができれば仲間に入って来られるのにもったいない。

    その後、数人の仲間に入りしばし談笑。
    目の前にいる人にこう尋ねた、
    Where are you from?
    答えは何と、
    Japan

    え~!! そう言えば日本人の顔をしている(英語はうまい)。
    もう相手が日本人かどうかなんて考えもしてない自分になって
    いたのでした。

    喉発音で何が変わるか? 
    私の経験だと、自然と外国人の中に入っている。
    壁がなくなる、というより気づいたらなくなっていた
    という感じか。

  2. 上川一秋 says:

    ZENさん、貴重な経験談ありがとうございます。感想を5分ぐらいかけて書いたら、ミスで消えてしまいました。また書きます。

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