「英語の達人」という概念について

日本では英語ができると英語の達人と呼ばれたりするものです。

私自身も大学時代から英語がうまいと言われ続け、最近では、簡単な単語を並べて話したものを、ネットでUPすると、「語彙のチョイスも素晴らしい」とかTWITTERで褒められたりします。

一方で、英語喉の実践者のかたで、「上川さんの英語は最初はすごいと思いましたが、今、聞いてみると、普通に聞こえる」というようなコメントをいただいたこともあります。

ずばり、このコメントが正しいのではないでしょうか?

シラブルを正しく聞いている日本人以外のノンネイティブは普通に英語を話しているんです。

このことは検証しにくいことです。実験で調べることができないからです。そこで、経験やアネクドートに頼るしかないと思います。日本の外に出ると、他のアジアの国にはたくさん英語がペラペラな人がいるわけですが、だからといって、それだけで、証明できたことになりません。

さて、以下の録音ですが、私が近所の郵便局に行ったときの録音です。目の前にいる3人の局員さん、たぶん、二人は韓国人で一人は中国人じゃないかと想像します。この3人が、日本の感覚で言えば、英語の達人レベルでアメリカ人の客を相手にしています。アメリカ人の客は普通に英語で話していますが、これらの局員さんは、移民であるにもかかわらず、また、言語学の博士号を持っているわけではありませんが、普通に理解して普通に対応しています。

もしかしたら、韓国や中国のベスト3がたまたまこの郵便局で働いたということかもしれません、、、が、そんなわけはないでしょうね。

www.nippondream.com/file/post_office_04_03_2016.mp3

聞いてみてください。

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2 thoughts on “「英語の達人」という概念について”

  1. 何人かの声が聞こえますが、全員ネイティブの英語にしか聞こえません。
    Kazさんの英語は、日本で生まれ育った人の中ではとても高いと思います(特別英語のできない日本人が聞いたら、むちゃくちゃうまい人に聞こえる、という意味)ただ、日本人以外のノンネイティブだったら、これぐらいの人は珍しくない・・・というレベルだと、私は感じます。語彙や表現から受ける漠然とした印象ですが。

  2. これ非常に面白いです!本題とはずれてしまうのですが…

    聴き始めてすぐは生活音というか周囲の雑音があって 「聞き取りづらいなー」 と思ったのですが、聴いてるうちに脳の別の部分が動き始める「かんじ」出てきます。そして進むにつれて耳と脳が慣れて、ふつうに聞き取れるようになっていきます。隣のカウンターの方の会話まで耳が同時に拾い始めます。試しに1回聞き終わった直後、2回目聞いてみました。1回目「聞き取りづらいなー」と思ったはずの最初の部分から、何ということなく音が入ってきます。

    ラジオとかでは雑音は通常入らないように、聞き取りやすいよう作られているので、情報(音)を取捨選択する必要がほとんどありません。ふだん普通に英語圏で暮らしていればこうした生活音や周囲の人間の会話とともに英語が耳に入ってくるはずですが、日本に居ては中々再現できない音の環境です。背後にも英語の会話なり雑音が流れつつ(ただし日本語の音の干渉が極力入らずに)、自分の会話相手の英語を聞くという環境。もしかしたら学習者にとても必要かもしれません。大きな発見でした。

    いつもありがとうございます!

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