なかなか難しい喉発音

これまでの経験上、喉の硬めのかたは、英語喉で発音が向上しても、「え、帰国子女?」と思わせる感じのレベルの一方の前で止まる感じになるのだが、この最後の最後の障壁について語りたい。

私はこれまで以下のような表現をしてきた。

  • 首の根元を立体的に使っていない感じ。
  • あるいは、TやDなどのときに、舌に力がはいって、舌のほうで音が鳴っている感じ。

この二つは、同時に起こるように思う。

さて、このことは、だいたいだが、元々の方言と関係していて、大阪弁あたりから、この問題が出てくるように感じる。正確には大阪は喉発音半分、口発音半分と言う感じで、絶対とは言いきれない。

さらに、大阪から東に行くにしたがって、音程が大切であるように感じる。

例えば電話番号で、123-45-6789というのがあったとすると、英語では、だんだん、音程が落ちている。音程が大切でないので、息の量が肺のなかに少なくなると、なんとなく、落ちていくのだ。

そして、広島でも、123-45-6789という電話番号を読むとすると、だんだん音程が落ちていく。

大阪弁、そしてそれより東の日本語では、なんとなく、音程が途中からでも上下するのではないか?

もちろん、これは仮説であるので、違っていたら教えてくださいね。

上のことは、綿密に関連しているのではないかと感じる。

音声を常にコントロールするのが大阪弁、そして東の言語。そして、そのためには、常に喉を緊張しておかねばならない。

一方で広島弁、九州弁などは、英語と同じで、だら~んと、息が出るのにあわせて音程が、だら~~んとさがっていく。音程にあんまりこだわりがない。さらに、意味的にも、音程はそれほど重要ではない。

私が今目指しているのは、こういう状態にある人たちでも、「え、帰国子女?」というレベルの英語に引き上げる、、ということ。

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7 thoughts on “なかなか難しい喉発音”

  1. 音楽から、歌からの観点での意見になってしまいますが、とにかく発音は難しいと感じています。

    また、会話と歌とを比べると、やはり歌での発音の方がさらに難易度が高いと思われます。

    もちろん求められるものが違うというのは事実ですが、例えば実際問題として、非常に多くの日本で生まれ育った日本人が海外で仕事をなさっています。しかし海外で歌を歌って仕事になっている日本人がいったい何人いるでしょうか。つまり会話ではある程度OKでも歌ではなんともならない、というわけです。

    トヨタ、ソニー、任天堂、と世界を相手に大ヒットを飛ばして日本の国益に貢献している企業は数えきれませんが、世界を相手にヒットを飛ばした日本人歌手はいまだに一人もいません。

    しかしだからと言って日本人が音楽の才能面で劣っている、というわけではありません。ピアノやバイオリンなどの楽器では世界に通用するプレーヤーがいます。

    こうしてみると実際のところ、最も弱いのが英語の歌です。私自身、いまだに日本人が歌ってネイティブのように聴こえた、というのを聴いたことがありませんし、Youtubeなんかで見聴きしても日本人の英語の歌は全然ダメです。

    この点で問題なのは、ポイントが歌の上手い下手ではないということです。歌の下手なアメリカ人が歌っても、確実にネイティブが歌っているように聴こえますから。

    まだ探し当てていないのですが、何世でもいいので日本人、日系人で英語圏でプロの歌手をしていて、完全にネイティブな声で歌っている人を聴いてみたいです。何か参考になることが聴き取れるような気がするのですが。

    1. いやいや、実に面白い話です。日本人で世界的なヒットを出した歌手はいないですよね、今後はたして出るんでしょうか。さて、歌の上手い下手はポイントではない、ということですが、大ヒットを出すために必要なのはネイティブ発音以上に、歌の上手さのほうが重要なのではないでしょうか。1年ほど前にアメリカでヒットしていたIdina MenzelのLet It Goなどは、訛りがひどいですが歌唱力でヒットした好例だと思います。ヒスパニック系で、スペイン語訛りの歌手もアメリカでヒットしているようですし。僕自身、英語発音を極めるより歌を極めることのほうにいまは興味があります。この「喉自慢で英語の練習」の趣旨をもう一度確認したうえで、軌道修正していきたいとは思っていますが。これはKazさんにきちんとお聞きしておきたいですね。普通の会話と歌とでは(言語にかかわらず)明らかに発声が違うもので、英語喉の発話時と同じやり方で歌う、というのはあまり有効でないように思うからです。

      1. もちろんその通りです。もし世界でヒットを出そうとするならば、まず歌そのものが素晴らしく上手くなければ何ともなりません。が、しかしその観点では日本人の歌手にも歌が上手い人はたくさんいます。でも世界でのヒットは出たことがない。・・・・

        ずいぶんと昔のことになりますが、日本でかなり売れていたオランダの女性ジャズボーカリストがいて、私もそのレコードをとても気に入っていたのですが、ある日アメリカ人の知人が家に遊びに来た際そのレコードを聴かせたら、「なんだ、こりゃ。発音ひどいなこれは。気持ち悪くなってくる。こんなもんはアメリカじゃ1枚も売れないよ。」と言うわけです。私としてはとてもうまいと思っていましたし、顔が外人ですからまさか発音が悪いとは思いもよらなかったですから、本当に驚きました。
        https://www.youtube.com/watch?v=sj_nMmOTb_E

        その後の私なりの数少ない調査によれば、どうも英語ネイティブに対してはドイツ語系、ロシア語系、東洋系、のなまりがある英語は嫌われるようだ。その半面、スペイン語系(ラテン系)、フランス語系、等はそれほど嫌がられず、場合によってはかっこよかったりチャーミングに聴こえたりするようだ、という結論に達しています。

        ですので今の時点での私の理解としては、日本人が日本語訛りで英語の歌を歌った場合、日本国内ではそれでもなんとか通用するが、英語ネイティブにとってはまさにAnnoying,聴きたくないもの、やめてほしいもの、となってしまい、売れるなんてとんでもない、というのが事実だということです。

        ここで私自身の話になりますが、私にとって喉発音は非常にためになっています。まず第一に、これがきっかけで発音に真剣に取り組むことが出来ているので、本当に感謝しています。もちろん今までもそれなりに発音を良くしようという努力はしてきていますが、なかなか実質的な効果は得られませんでした。しかし、喉発音の発想を持てたことで、なんとなく見え出したことが多くあり、というか、すでに知識としては知っていたけれど具現化できなかったことが少しずつ形に出来そうな気がしてきた、という訳です。喉を知る前によく見ていたYoutubeの番組でRachel’s Englishというのがあるのですが、喉を通じてわかる部分が多くなってきています。例えば
        https://www.youtube.com/watch?v=7nUpYY2Mavw&list=PLrqHrGoMJdTT3d6hNj7GkHFlpHSArrhlR
        この章で指摘している点は同じだと思います。

        Yukiさんの言うように、会話と歌では発声が違っている、というのはある意味正解だと思いますが、英語のサウンドそのものは同じなんじゃないでしょうか。

        歌のへたなアメリカ人が歌を歌っても、それは下手だから売れないだけで、決して訛ってはいません。その半面、歌の上手い日本人が日本語訛りで英語の歌を歌った場合、サウンドそのものが嫌がられるわけですから、売れる見込みはありません。つまり”ネイティブに聴こえる”ということと歌の上手い下手とは直接関係がない、と言いたかったのです。

        そうしてみると、やはりまず会話でネイティブのサウンドを体得する、ということが出来れば、これは確実に、歌うにおいても大きな利となることは間違いないでしょう。

        長々と書いた割には論旨がはっきりせず申し訳ありませんが、^^; 私にとっては喉発音は大いに役に立っていますし、十分に活用させていただいております。ただ、Kaz先生の言っていることを単に鵜呑みにせず、自分なりに理解、体得したうえで自分の歌に生かしていこう、と考えています。

      2. 会話のときの発声と、歌のときの発声の違いですが、日本語と比べると違いが小さいような印象です。ミュージカルをみていると、セリフのときと歌のときがあって、違いが観察しやすいですが、私が先週見たホワイトクリスマスがわかりやすかったです。歌うときは首全体をカエルのように鳴らすイメージがあります。

      3. NatColeさん、いろいろと真剣に書いてくださりありがとうございます。私も英語喉のおかげで歌も自信を持って歌えるようになり有用性を感じています。ゲップエリアでの深い発声を一度モノにすれば、歌で高音になってもちゃんと共鳴できるようになるとの実感があります。また、最高音域になっても以前のように子音が崩れにくくなっています。ところで、アメリカ人の米語発音への執着の強さは私も感じていまして、確かに他国訛りをバカにするような向きは多少あると思います。でもなぜかフランス語訛りはすごくモテてますよね。日本語訛りはダメなんでしょうね。いくら歌の上手い歌手でも日本人というだけでヒットにならない風潮があるようです。音楽業界の組織的な排除意識もありそうですが。あと、Rachel’sはすごいですね。リラックスさせる方法が特に参考になりましたが、ボケ顔についても言及していたので(Tom(?)と2人のパートはユーモラスで思わず吹き出しました)、上川メソッドの着眼点の鋭さを再認識しました。英語喉で特に気に入ってるのがこのボケ顔とゲロ発音です。もちろんスリービート理論が正統派の金賞ですけどね。なんだか私も昨日から話がまとまりません苦笑

      4. Kazさん、いろいろうまく伝わらない点があってすみません。感覚的には共有できる部分が多いんですけどね。さて、別のスレッドの返答になってしまいますが、私もそんなに極端に高い音域を対象にしているわけではありません。英米の男性歌手のヒット曲の標準的なキーの高さで十分なんです。それでも、ふだんの会話よりはずっと高い音域になりますでしょ?CDに合わせていろんな歌を同じ音程で歌うと、結構高いことが確認できます。私の友人でクラブに行くとどの歌も必ずオクターブ下で歌う奴がいるんですが、原曲と全然雰囲気が違うし、メロが引き立たないのであまりウケていません。音楽を、歌を愛するものとして、原曲キーで歌うことは敬意の意味もあるんです。ちなみにミュージカル歌手はしゃべり口調から本格的歌唱へも滑らかで、音域も広く、歌手としては最高級の部類に入ると思います。日本でもミュージカル出身の神田さやかちゃんが大ブレークしましたね。アナ雪の一連の挿入歌での歌唱も見事というほかありません。

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