言説空間のゆがみ ギターの構造的なる音程のゆがみと言説実践

先日、興味深い動画の主を発見した。

SATSUMA3042というYOUTUBEチャンネルのかただ。

愛知県のかただと思う。アメリカの天才ギタリスト、エディー・バンヘーレンの奏法を研究し、ハックしてしまっているかただ。ハックとか、その奏法を、こやったらできるんじゃねえか?と示し、それを実践でしめしている。実際まねをしてみると、自分でもエディーになった気分にある。

さて、その中でもすごかったのは、ギターのチューニングの仕方だ。

https://www.youtube.com/watch?v=l-61LXSoOEE

ギターはその構造上、どうしても、ネックから遠ざかる場所では、少しチューニングがずれてしまうのだ。

バイオリンではフレットがないのでこの問題が存在しないだろう。

ギターでは、鉄がネックに打ちつけられて、音程が定められている。ネックの形状などにより、どうしても不具合が生じるのだ。

これは私自身、なんとなく感じていた、、、、いや、以上のことを知ってから、そういえばそうだと思ったことがある。

私が中学のとき父に買ってもらったギターはYAMAHAのSG800、高中モデル。今でも実家においてある。

高フレット(ギターの真ん中あたり、、15フレットあたりから上)で弾くと、なんとなく音程がずれる。音程を楽器屋で直してもらっても、なんとなくずれたように聞こえる。

結果として、私が何をしていたかというと無意識のうちに、弦をチョーキングしながら弾いていた。特に、音を少し伸ばすときは、つねに、ビブラートを左手でかけていた。

自分の明確な意識としては、音に音色をつけるためにやっていた、、、と思っていた。

実際は、ギターが物理的存在として不具合をもつ音程機器であるために、高フレットでは、どうがんばっても、少し、音程がずれる。

だから私は無意識のうちに、修正しようとして、ビブラートをかけていたのだと思う。

そう意識して弾いてみると(今持っているギターでも似た現象が起こる)、音色を加えたいということとは別問題として、常に、15フレットから上を引くとき、常に弦に積極的に関わっている状態で左手を動かしている。 音程を弦を左手で押し上げたり、ビブラートしたりしながら、調整している。

さて、このことを意識していないときに、動画で日本のギタリストを鑑賞すると、ビブラートを全然かけずに、平たい音を出しているのに出くわすと、激しい違和感を感じる自分がいた。

その時は、音にビブラートなどでなぜ、音色を加えないの?平たい音はかっこ悪いよ?という理由から、そう思った。

しかし、明確に意識してみると、私の違和感はそのことだけでなくて、自分と全く異質なものに触れることの違和感だったのだと思う。

そして、そういう平たい音を出すギタリストの特徴は、チョーキングやビブラートのときに、ギターのヘッドが揺れることだ。

これも違和感を感じていた。

私は、左手の指を動かして、弦に関わるということは、無駄な力を使う気がしない。

今考えると、微妙な音程のずれを調整しながら、弾くわけだから、余計な無駄な動きはしたくない。ギター自体はしっかり固定しておかないと、左指でせっかくやっていることが音に100%つながらない。

ところが平たい音を出す日本人ギタリストは(外人ギタリストのプロには、そういう音を出すプロは存在しない)、チョーキングでネックが揺れているときも、音自体は全然ビブラートがかかっていないことがある。

なぜ、無駄な動きをしているの????

さらに、そういうギタリストは音量を小さくして情緒を出そうとするときがある(音色を調整するのが苦手なので、変わりに音量を調整するのだとおもう)。すると聞こえにくい。自分はそういう弾き方をしないし、生理的?ともいえるレベルで、違和感を感じてしまう。

そのあたりが、決定的に自分に違和感を感じさせるのだと分かった。

これまでは、こういうスタイルのギタリストに疑問を持っていたが、それはなぜ音にソウルをこめないのか、、という形で私は疑問を発していたが、実は、もっと根本的なレベルで違和感を感じていたのだと感じる。

言葉にならない世界だったが、このギター動画の人のお陰で、説明する言葉を得たように思えた。

以上、書いたことをギターで示しながら声で解説しました。

直接リンクはこちらから。www.nippondream.com/file/voice_log_09_16_2014.mp3

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