NHKWORDに日本語講座がある。金田一先生がでてきて解説する。

http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/nihongo/index.html

で、いつも思うのだが、金田一先生の説明がちょっとおかしいように思う。毎回、毎回。

例えばだが、「すみません」という表現を説明するときに、「すみません」には複数の使いかがあります、、、と先生は説明する。で二つぐらいその用例を説明するのだが、、、

(1)相手を呼ぶ場合

(2)あやまる場合

という具合に、説明し、この表現がいかに複雑で、気をつけて使わないといけないか、、、という印象を与える。

これは一つの例だが、いつも同じ感じのコメンタリーを先生はされる。

でいつも思うのだが、(1)も(2)も同じじゃないか?と。どっちとも、あやまっている、、、ということではないか?だって、人を呼ぶ場合、すみませーん、、、というのは、まあ、あやまっているようなもんだ。邪魔しますが、こっちに注目してくださいってことだから。

英語でも同じだ。EXCUSE MEは(1)と(2)の状況で使われる。スペイン語でもフランス語でも同じだ。もしかしたら、どの言語でも同じじゃないか?

(1)も(2)も違う状況に見えるように番組はスキットを準備してあるのだ。ポールさんという髪の長い俳優さんがでてきて、大家さんとか、同僚との会話を見せてくれる。

思うに、どんな状況で使おうと「すみません」は「すみません」だし、おそらく世界のどの言語だって、同じだろう。勉強しなくても、違う状況で使われているようにみえる表現の意味は分かる。

つまり、勉強しなくてもいいものを、あえて複雑化して説明しているように思えてならない。

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