さて、昨日は突然セミナーで一人、そして今朝はお二人をスカイプセミナーで教えさせてもらったのだが、成果を報告する。両方とも有料であった。

ちなみに、突然セミナーは2時間の告知のあとに、応募していただいたのだが、内心、誰も希望されなかったらどうしようと、はらはらしたことは正直に言っておきたい。今後も、突然するセミナーもあるかもしれないです。

さて、うれしかったのは、皆さん、英語喉をすでにやられていたのにもかかわらず、私との1時間、1時間半で、向上が見られたという点だ。以下の点で向上が見られた。

1.CHOPPYさがなくなり、スムーズかつ、ゲップエリア発音が定位置になったこと。
2.音の前半をゆったりと出すということができるようになった。
3.Rの発音のときに、皆さんなぜか、微妙にアが入っていたが、それを抜くことができた。
4。ORの発音も同じ。例えば、DOORが私の感じではドーって感じなのだけど、ドアーって感じになっていたが、直った。

3と4に関しては、MASAさんを教えたあたりから意識しだしたことだ。それ以前は、私自身、指導の対象としてキャッチできていなかったかもしれない。

それにしても、ジーナの発見というか、観察力はものすごいと思う。ORとERの発音で、OとかEは半分から発音しましょうという点。日本人はアを入れてしまうというのを知っていたのだろうか、、、。あのチャプターを実際に書いているとき、私にはわけがわからん状態で、とにかく、ジーナが言うことを忠実に日本語に訳すのみだたのだ。

さて、皆さん、教科書的には完璧になったが、会話になったとたん、まだ浅めの問題が出たので、それをさらに直していったら、同時に、スカイプでみえる様子が外人化していくのがとても面白い。

あと、うれしかったのは、1時間の授業で、聞き取りの向上されたことだ。CNNを聞いてもらったが、やっぱりゆっくり度が高まったようだ。

次のことをちょこっとやってもらうのだ。

日本語は速い言語だ、、、とヒラガナごとに手を打つ。
英語は遅い言語だ、、、とシラブルごとに手を打つ。

そして、そのいきおいでCNNを聞いてもらうと、ゆっくりになっている。

日本語が速いのだ、英語が遅いのだと最初に、具体的に指摘されたのは、NKJMさんだった思う。外人が例えば着物と発音するとき、「き~もお~のお~」という具体にのろま発音になる。

無意識であったものが、あの瞬間に意識されるものに変わったのだ。

感謝しても感謝しきれない。また私がそれをネットラジオで言ったとき、KATSUさんが、その部分に感銘をうけたとコメントされていた。私がそれを言ったときは、あんまり考えずに発言したので、そのKATSUさんのコメントがなかったら、実際に練習法にとりいれるにいたったのかは分からない。

そしてちょうどそのころ、天下一品ラーメンをお土産にDCにこられたかたがいて、その天下一品ラーメンのつくりかたを外人風の*ゆっくり*とした(3ビートの)日本語で録音して、リスニング教材としたら、あのあと女性の方が2,3人、その音声で、3ビートが聞こえ出したとおっしゃった。

こんな感じで英語喉のコツパラダイムが洗練されていくとよい。偶然の連続なのか、あるいは運命なのか???

知らないあいだに、以前使っていたコツを全然つかっていない。例えば、前、「同級生と思って下さい」という言い方でリラックスしてもらおうとしていた(そして失敗していた)。今は、そんなこと一言も言わなくてもゲロプッシュしてくださいでことがたりる。

ゲロをする感じで押すと、体のほうに関心がいき、その結果、顔、口から緊張がとれる。日本人だって、げろ~~~と嘔吐しているときは顔が無表情だ。生物学的、生理的に考えて、ゲロをするときには、顔の筋肉が完全に無力になるのだろう。

さて、3人とも、3ビートはすでに理解されていたので、そこに時間をとられなかったのがよかった。

今後、セミナーに参加されるかたで、特に初心者のかたは、英語喉の3ビートは理論的に理解しておいてほしい(そのぶん時間がうくので)。前半の喉発音に関しては、あまりがんばりすぎても、できないものはできないので、こだわりすぎず参加してもらうといいと思う。

いつもしているアドバイスだが、以下の二つも、フリートーキングで英語を喋るときにした。

1.長い単語のときに2ビートになるのを気をつける。長い単語でもシラブルに還元して考えると、短い単語のIFとかISと同じだ。発想を転換しよう。シラブルごとにゆっくり発音するとよい。

2.今まで何度も使ってきた表現など、あまり速く喋らないこと。一語一語出すことです。じゃないと、速すぎてシラブルのつなぎめが分からなくなります。

スカイプレッスンのうれしいのは、すでに英語喉をやっている人に教えるので、感動まで共有できてしまうことだ。

1時間の予定が1時間半とかに延びてしまうのだった、、、。

以上です。

英語喉オンラインコースへ飛ぶ(ニュースレター登録をお願いします)

Follow me!

3 thoughts on “3人有料スカイプレッスンで教えた成果を報告する

  1. Kenji_Y says:

    かずさん、

    先週の金曜日に、指導されて以来、「2.音の前半をゆったりと出す」というところを気をつけて話しています。その後、旅行会社への確認の電話などがスムーズにいくのを感じています。いわゆる、文法は間違っている英語でも、聞き返えされませんでした。また、今日会社で、あまり知らなかった、同僚と会話を続けることができました。今までは、2言3言挨拶するくらいでしたが、今日は、彼女
    の趣味まできくことができました。非常に興味深かったのは、彼女が趣味の話を始めた時、低い声に急に変化したことです(中森明菜風)。いつも、表層で挨拶をして、2言3言でスモールトークがおわっていた時は、その女性いつもは甲高い声で「おはよう!元気?」(英語)といっていたのに。旅行でもっと腕をみがいてきます!

    Kenji_Y

  2. 上川一秋 says:

    KENJIさん、このコメント最高に面白いです。そう!そう!と思ってしまった。

    THE HILLSというドラマの再放送をやっているのだけど、アレをみると、アメリカ女性の喋り方がよく分かる。

    挨拶のときは、おおげさに言うので声がうわずるかもしれないけど、普通の友人同士の会話はがくんと低くなるし、完全なるカエル声です。

  3. Kenji_Y says:

    チェックを送りました。今後もよろしくおねがいします。

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.