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許可をもらったので、まずは喉実践者からのお手紙を紹介したい。

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KAZさん、こんにちは。
 
最近はますます喉発音がうまくなってきました。ゲップエリアの感覚がかなりつかめてきました。特にu_とa_の感覚です。今、ブログに載せていただいている音声(http://nippondream.com/estatus/wordpress/?p=53)よりもうまくなっていると思います。
 
喉を読んだあとでもu__とAの違いが微妙でした。でもこの前ネイティブに「Aはのどを開くんだよ」というアドバイスを聞いてからくっきり区別できるようになりました。
 
アクビエリアの発音は喉の上半分を軽く開く。逆に、ゲップエリアは喉の上半分が開いてしまわないように下のほうだけで音を出す事に気をつける。これを意識するとできるようになりました。

 
あと、Lの発音の仕方を同じネイティブに聞いたんですが、彼は舌を上につけませんw 舌の中心あたりを少し盛り上げて発音すると言っていました(Rの話ではありませんよ。)。彼は指を口に突っ込んで発音していました。ちょっと驚いたのですが、僕もできました。
 
あらめて、今までの発音指導が間違っていると思いました。やっぱり喉ですね。

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このかたは、留学中で、英語をまさにネイティブとの交流との中で学ばれている。そのため、ものすごい勢いで英語が伸びている。留学してるんなら、ネイティブと話せて当たり前と、留学未経験のかたは、思われるかもしれない。そうではない。口発音のまま留学するなら、アメリカに1年いても、ネイティブとの会話の経験がない、、、というのはざらである。あったとしても、日本でJETの先生をやっていたとか、NOVAの先生だったとか、そういう親日家と話をした、、、という程度が口発音者の場合はふつうである。

喉で発音すると現地の人との交流が自然に起こるのである。このことについてはすでに述べた。

皆さんは、私のような留学経験者が日本に帰ってきて、外国人とペラペラ喋っているのを見て、おーすごい、さすがアメリカ帰り、、、と思われるかもしれない。海外で外国人とのコミュニケーションを鍛え上げたのだろうなあ、、、と思われるかもしれない。

が、私自身思ったのだが(他の経験者はどうだろうか)、日本でのほうが、英語ネイティブと喋る機会が、アメリカ滞在中よりも多かった。というのは、日本に住んでいるネイティブは日本に興味があるから、日本に来ているのだから、口発音の英語でもしっかり聞いてくれる。だから少し英語ができるほうだと、日本で英語を喋る機会のほうが、現地でネイティブと喋る機会よりも多いのだ。

ところで喉で喋り出すと、海外においても、外国人が、あなたを同じ仲間として認知しはじめる。ものすごく不思議だが、納得がいく。その理由はすでに述べたが、英語が聞き手が努力しなくても理解してもらえる英語になることもあるし、この人は自分の理解を同じように理解してくれるな、、、と聞き手が感じるのだ。

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ちょっと回り道になってしまったが、上の手紙を紹介したのは、この喉実践者氏が、まだ口発音から喉発音への移行にとまどってらっしゃる喉実践者のために、役に立つであろう情報を発信してくれたからだ。太字の部分をもう一度掲載しておく。

喉を読んだあとでもu__とAの違いが微妙でした。でもこの前ネイティブに「Aはのどを開くんだよ」というアドバイスを聞いてからくっきり区別できるようになりました。
 
アクビエリアの発音は喉の上半分を軽く開く。逆に、ゲップエリアは喉の上半分が開いてしまわないように下のほうだけで音を出す事に気をつける。これを意識するとできるようになりました。

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今、喉革命運動に必要なのは、社会資本(SOCIAL CAPITAL)である。実践者(喉プロ?喉先輩?)が、まだ戸惑っている実践者(喉アマ?喉後輩?)に、実践やらアドバイスでもって、お手本を示す、、、と。できるんだ、、、ということを示していただく、、、と(よろしくお願いします)。自転車だって、最初は、2輪で走行できるなんて、、、と思われたかもしれない。それでもトライするのは、他の人ができて、道ですいすい乗っているのを見るからだろう。ぜひ、よろしくお願いします。

なんで上のことは社会資本なの、、、という点を書こうと思ったけど、ここらで力がつきました。とにかく、この実践者のかたのアドバイスが他の喉実践者、とくに、口発音から喉発音への移行に苦労しているかたがたを大きく助けることを祈っております。

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