メタ言語、ノンバーバルコミュニケーション

ノンバーバルコミュニケーションという概念があって、言語で記号的に言う以上に、表情だとか、そういうのが大切だというアプローチだが、この概念も脱構築されるべきかもしれない。

言語学で生計をなしている人がいて、その人達の感覚で言うと、「言語を超えた部分」という表現になる。しかし、根本的には、言語が後に来るのではないかと思われるところがある。

例えば私の愛犬にとっては、不愉快感を示すと思われるRRRRという感じの音や、楽しい時に出す音などがまず根本的にある。そして、そのよりも上級のものとして、言語があるのだろう。犬だから喋れないが、一応、理解はする。

先日も、自動車のなかでLOOK OUTSIDEと言ったら、もそっと起き上がって、外を眺めてはじめた。英語喉をしていない日本人よりも英語の聞き取りができると思う。犬がいるぞ、と英語で言うと、きょろきょろ見回す。

さて、こんな話を始めたのは、とても大切なことを言うためだ。昨日、NYに住んでいる人に電話でアドバイスをしたのであるが、その人は、英語が結構いけているのだけど、私の言うことにレスポンスして、笑い声を出すときや、あ、なるほど、、ということを示すときに出す音になるたびに、口発音になってしまう。

例えば、最初の発話でうまく喉発音ができていても、ハハハと笑うと、日本人の笑いであり、口発音の笑いであるので、口発音に戻ってしまうのである。

時間がないのでずばり書くと、

日本人の社交辞令的な笑いは、単語である。日本語の単語だ。「ハハハ」は単語なのだ。だから、英語を喋っているときに、「ハハハ」と笑う瞬間に日本語の単語を言っているようなもの。だから、口発音モードに戻ってしまう。

一方で、ネイティブの笑い、および、文と文のサカイなどで言う表現は、単語というより、動物的な肉体な反応だ。犬の反応と同じだ。

言語化されていないものなので、ネイティブの笑いや、へえ!とか、オーとかいう驚きの表現などは、あれば、言語というより、動物的な、根本的な体の反応であり、ノンバーバルコミュニケーションに近いと言える。あえて言えば。

だから、喉発音をマスターしているにもかかわらず、文と文の間に発する反応の表現を、単語として発音していると、思わず、日本語的になり、口発音に戻ってしまう。

解決法。

笑ったりして反応するときも、ネイティブ的、動物的、にせよ。

さて、なぜこのことに気づいたかだが、また私が経験した、あの半日に及び嘔吐のおかげである。

あまりに長い間嘔吐をしていたので、別室で休んでいたのだが、ジーナは暇なので、映画を見出した。それがコメディーだったし、またそれが特に笑えるものだったそうだ。

隣の部屋から、ハハハハハハとときおりジーナの笑い声が聞こえてきたのだ。

ちょっと待てよ。日本人は青年期をすぎて、大人になると、ひとりでは笑わないぞ!

一人でワラうと、きみがわるいと思われてしまう。

しかし、私も小学生の低学年のころは、8時だよ、全員集合を見ながら、一人であっても、笑っていた。

しかし、いつのまにか、笑いは他者が近くにいる場合だけになっている。

つまり、日本人のハハハは単語になってしまうのではないだろうか?どうしても、押さえることのできない動物的、本能的な反応ではなくて。

よく考えると、アメリカの映画館に行くと、人が笑っている。げらげらと。しかし、日本ではあまり笑わない。映画館では。というのは、日本人のハハハは単語だからじゃないか?人の迷惑になるので、映画館では言葉は喋らない。だから、その延長線で、笑わないのではないだろうか?

<いや、それどころか、大人になると、日本人は感情を表現しにくくなる。いちいち単語にしなければいけないからじゃないか?> さて、そのNYの人と電話で喋っていて、興味深かったのは、私は、その人に、文と文の間で言う表現をもっと、喉で、そして体から出てくる感じで言って欲しかったのだが、それで、自分もそうしないとと思って喋っていたら、 日本人に対して、初めて、あたかも外人に話しかけるような感じで日本語および英語を喋っている自分に気がついた。 以前だったら「ずうずうしい感じ」と表現したかもしれない。 皆さん、英語を喋るときは、単語とか、文のレベルを超えて、そもそも、体をリラックスさせて、ワラうんだったら、体全体で笑うかんじ、へ~~~と驚くんだったら、体全体で反応する感じでやると、 いちいち口発音に戻らなくなる。 以前、NITROさんとDCで会い、そのときに、NITROさんが、緊張して口発音にあるとおっしゃられていたが、この、ノンバーバルな部分、笑いや、へ~~とかいう反応を単語的じゃなく、根本的な動物的な反応として、発するとよかったのかもしれない。 そのときは、ずうずうしい感じにしてください、、、という表現を使っていたが、もしかしたら、もっと、PRECISEなコツにたどりついたかもしれない。 それでは、このコツを音声で説明しました。 www.estat.us/blog/NY.mp3

 

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