感情を込めるとは?まだ言説的に安定しないが、とりあえず書いてみる

日本の音声学者の勘違いは、

破裂音を、破裂を強くして発音する音

と言う風に理解してしまったことだろう。実際には、口で音を調整するときに、プロセスとして、「破裂」と称すると、まあうまく描写できるものがありますよということだ。決して、破裂を強くするということではない。

破裂という漢字につられてしまったということもあるだろうが、日本語で破裂音は英語でも破裂音なので、破裂音と読んだところで、英語発音指導上、全く意味をもたない、、、という難題がある。

全く意味がないものを分類しているということは、それを分類するものをむなしくさせるだろう。意味がないからである。だから、英語のほうが、破裂が大きいと言ってしまうことで、意味を作り出す、、、人間は意味をつくる存在である、、、ということだろう。

破裂が大きいと言った時点で、データ分析をし、仮説を証明すればよいのだが、そうしてしまったらしまったで、その仮説がサポートされない。だって、強く発音する弱く発音する、破裂的な要素を強める、弱めるは、音の弁別的要素ではないからである。

さて、昨日のエントリーで感情を喉で表してみようと言った。これは、感情的になれということではない。そう理解すると、うえで説明した音声学者のおかした間違いを我々もおかしてしまうだろう。

そうではない。感情というのは、人間は誰でも持っている。いつもそれは存在する。その感情は、静けさだったり、悲しさだったり、楽しさだったり。そのときどきに、感じているものを喉の音色に託すということである。

私は昨日あたりからそれを実践しはじめた。

最初に敏感に反応したのは、うちの犬だ。うちの犬は、来いと言っても来ない犬だ。しかし、来て欲しいという気持ちを、心にうかんだとおりに、喉発音の音色に託すと、なんと愛犬が、面白いように来るのだ。

次にジーナも私の話をよく聞いているように感じた。話がはずむ。いや、それ以上に、私が彼女の声に、感情の流れを読めるようになったと言っても良い。

今朝、味噌汁とご飯を食ったのだが、それに魚肉のふりかけみたいなのをかけた。すると、その匂いが「くさい」と言っていたのだが、その喉撥音にこめられた気持ちが私には読み取れて、いやみに思えなかった。全然。

英語では、命令形をPLEASEなしによく使う。日本語に訳していると、軍隊で命令されたように思えるかもしれない。しかし、喉声で伝わってくる言葉、そしてそれを運ぶ音色を聴いていると、全然、命令に聞こえない。

これは私にとっては英語喉の2次革命である。

そして、仕事場に行く。すると、同僚の言葉に、喉発音を伝わって、感情が伝わってくる。だからこちらも、喉発音に感情を乗せて喋る(感情的になるというかんじではない、、、そのときの気分を大切にしながら、言葉をゆっくりゆっくり語る)。

すると、同僚が、去らない、、、。話が長くなる。

え?これって偶然????

電話がかかってくる。すると相手の喉発音の音色を聞いていると相手の感情、思いやり、などがびんびんと伝わってくる。どういうことかというと、何かエラーがあったとする。すると、アメリカ人は話相手のせいだと聞こえないように、それはそれは、丁寧に、喉発音の音に思いやりを乗せて喋ってくる。

これだ!日本人が、日本人にしか以心伝心がないとか、日本人しか気を使わない、外人はざっくばらんで、おおざっぱだ、、、と思い込んで何百年。

私は、今、喉発音に、感情、思いやり、気持ちが聞けるようになったように思う。それをまず察知したのが、うちの愛犬だった。

色んなことを思い出す。今は忙しいので集中してかけないが、同じテーマを繰り返すことだろう。言説的に安定するまで。

そういえば、小学校のとき、妹を泣かしたとき、低学年だった妹(二人)は、「おか~ちゃ~ん」とか、「おば~ちゃ~ん」と言いながら同時に泣いていた。おばあちゃんが、「かもうな」と注意していたのを思い出す。

大人となると、泣くとき、全然喋れない。口発音が完成しているからだろうか?

DCにはヒスパニックの人が多い。スペイン語の放送を聴いていると、番組の最初から最後まで泣きながら、視聴者のお便りを紹介している番組が少なくとも3年ぐらい前にあった。スペイン語は喉発音なので、泣きながらでも喋れるのだ!

さて、感情を喉声に込めるといったが、これは、決して音程を上下させることではない。日本人が、感情を込めてセリフを読むとすると、全て音程と音の強さに還元してしまう(これ大切なところ。何回か繰り返して読んで、考えてみてほしい)。

それは、喉がリラックスしないので、感情を音にできないのではないだろうか???

そういえば、日本のドラマをみていると、演技が下手糞な人が多い。うまい人がいても、脇役が下手なので、ますますリアリズムがなくなる。

一方で、洋画を見ていると、本当にリアルだ。ストーリーラインを本気にしてしまう。

これは声に秘密があるのではないだろうか????

あ~~、いつも、カズはドライヒューモアがあると言われていた。ドライなのじゃなくて、口発音だったから、声で感情を表現できなかったってことじゃないのか???

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3 thoughts on “感情を込めるとは?まだ言説的に安定しないが、とりあえず書いてみる”

  1. ごろぞうさん、とりいそぎです。最初のほうを聞きました。アクビエリアが基本位置になっています。これをゲップエリアまで下げるとネイティブと同じです。また後でアドバイスします。

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