ぐぐると、英語喉に関して色々レビューがあって、POSITIVEなものもあり、そうでもないものある。

http://blog.with2.net/link.php?709532:1932

このかたは、いいような、でもそれだけではない、、、みたいな感じで書いておられるが、、

http://foreignlanguages.blog29.fc2.com/blog-entry-182.html

でも、つっこむと、結局、このかたが英語ができていないんじゃないかということにつきる。

聞き取りなども、できておられないけど、語彙とか文法でカーバーしつつ、「人によっては聞き取れないな~」とか、思いながらも、英語を教えている立場にあるし、長く勉強しているので、それなりに英語ができると思われているのであろう。

しかし、聞けて言えて、本当に英語ができたら、

理屈を色々とこねない、、、

でも、そこまで達している日本人があんまりいないのでワカラないのだろう。

例えば、英語が本当にできたら、まじで、英語に熟語なんて無いことが分かる。

日本人はTO TELL YOU THE TRUTHが熟語とか、フレーズだと思っていて、そういうのを必死で覚えるだろう。

しかし、英語には熟語がない。

これとこれが合わさって初めて意味を成すというのが熟語だ。日本語にはある。

我田引水

「が」だけでは意味がわからない。が、でん、いん、すい、、、で意味を成す。

しかし、元の中国語では、我だけで意味をなす。田だけでい身をなす。

これが英語と同じ。TO TELL YOU THE TRUTHなら、TOだけで意味があり、TELLだけで意味がある。

TO TELL YOU THE TRUEとTO GET THEREはそんなに変わらない。

意味が分かるかな。

日本人は、日本語で、熟語があるから、英語にもあるに違いないと思っている。

厳密には、熟語とは、かたまりになって初めて意味を持つ表現だ。

そんなものは英語にはない。

言い方を変えると、私がTO TELL YOU THE TRUTHという熟語?を覚えていなかったとしても、初めて聞いた時に意味が分かるということだ。というのは、TOの意味を知っていて、TELL の意味を知っていて、THEの意味を知っていて、TRUTHの意味を知っているからだ。

熟語を必死に覚えているのは、それは熟語を知らないから英語が聞けないと勘違いしているからだろう。

長く英語を勉強している先生でも、熟語が大切だとおっしゃる理由は、それは、そのかたの聞き取りが100%でないからである。

先日、でもKAZさん、I GOT ITはそういうセットの表現でしょ?とおっしゃるかたがいた。I GOT ITはそういうセット表現ではない。日本語にしたときに、「わかった」と訳すのが意外なので、覚えないといけない表現だと日本人が勘違いしている。分かるという意味のI GOT ITと、受け取ったという意味のI GOT IT。英語では同じ意味なのだ。日本語に訳すと違うときがあるというだけで、日本人が勘違いして、それがフレーズだと思って覚えている。

厳密には覚えていなくても、I GOT ITと初めて聞いて、理解できるのが普通で、実際、英語をたくさんつかっていたら、そんなこと本で読んで覚えていなくても分かるだろう。

しかし、このことは絶対に理解されない自信はまんまんだ。

大切なのはシンプルな言葉をとにかく使っていくことだ。

厳密には読んだり書いたりする必要もあまりない。

まず、ネイティブとしゃべりまくること。

ネイティブでも、全然、本を読まない人がたくさんいる。でも英語が喋れる。日本に住んでいる外国人で日本語がぺらぺらでも、日本語の読書をしていない人はたくさんいる。

読むのが大切だと思えるのは、それは、その人が英語がいまいち聞けないので、読書を続けると英語力があがるものだと信じたいからだと思う。

もちろん、読むなということではない。

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10 thoughts on “英語ができるということ

  1. YATTAMON says:

    おはようございます。

    熟語について反応させてください。
    例えばこんなフレーズ、Don't take it out on me. ひとつひとつの単語は簡単で意味がわかるのに全体ではやはり日本語訳に頼らないと分かりません。 その逆に、いったん日本語訳に頼るとなーんだ!覚えやすい!もう忘れない!となります。
    やはりどうしても熟語に頼ってしまいます。(^_^;)

    1. eigonodo says:

      ちなみに、その表現は、私は日本語訳を見たことがありませんが、意味がわかります。さらに、この20年、その表現を聞いたことがあるかどうかもわかりませんが、まるで聞いたことがあるかのようです。

      それはなぜかというと、個々の単語の意味がわかるからです。

      「豆腐に砂糖をふった」という表現を私は人生で初めて、今書きました。人が言っているのを聞いたことがありません。でも意味がわかります。

      それとまったく同じです。

      さらにそれを暗記する必要はありません。

      TAKE IT OUT ON MEという表現?を暗記する必要性はまったくありません。それは熟語ではないからです。

      1. YATTAMON says:

        それが、語感と言うものなのでしょうね?
        おっしゃっている事は良く分かります。でも自分には一瞬で意味がわかるほどの
        語感がまだありません。(^_^;) 

        1. eigonodo says:

          TAKEという単語は非常に単純です。

          理解しようとするのを固定観念で拒否していませんか?

          TAKE ME TO THE PARK

          I TAKE THE TRAIN
          に共通しているTAKEの意味を感覚的に理解してください。日本語に直さずに。

          それが今日できなければ、1年後もできないと思います。

          1. YATTAMON says:

            英語は英語のまま理解するって事ですね。

          2. eigonodo says:

            はい。さらに、意識の単位を単語レベルに持ってこないとダメです。

            TAKE IT ALL OUT ON MEとして覚えていたら、それは、「豆腐に砂糖をふった」をフレーズと思い込んで、頭につめているようなもので、頭の中がゴミだらけになります。

            大切なのはTAKEはTAKEだけでTAKEという意味だと知り、それを使う練習をすることです。

            ちなみに、日本ではPASS AWAYで死去すると覚えますが、PASSだけで死去なのです。HE PASSED TWO YEARS AGOでよいのです。

            そして、そのPASSの意味を死んだと思わずに、PASSはPASSで理解するのが大切です。

            これを学ぶには、頭を使いながら、ネイティブと喋るしかありません。

  2. gorozo55 says:

    あの方のブログは読んでいましたのでちょっと残念でした。

    よく書評をブログに書いてる方いますが、
    結局はどうしても自分の固定観念をとおして発せられるのでそんなものでしょうね。

    やはり本などを読むときは固定観念を一度隅に追いやってから読んだほうが実りが多いように思います。

    1. eigonodo says:

      固定観念、、、これは克服が難しいです。

      特にこのかたのように、すでに終身雇用制度で仕事がある人は、考えを変えることに、BENEFITがありません。

  3. Yossy says:

    こちらの記事でハッとさせられまた気づいたことがありました。長くなりそうだったので拙ブログに書かせて頂きました。メンバーオンリー記事だったので直接の引用などは控えておりますが、もし不都合ありましたらお知らせ下さい。当該記事を削除致します。いつも色々な視点をありがとうございます☆

  4. eigonodo says:

    都合の悪いときにONを使うという説明は、的外れだと思います。ONはONでしかなく、例えばCHEET ON MEの場合のNEGATIVEさは、ONにあるのではなくて、CHEETに内在しているわけです。

    記事のほう、昨日読んだので、ちょっと記憶がいま薄れぎみで書いています。

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