December 2013

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PROJECT NAO出発進行

広島に帰って二日目、昨晩は、親友のなお君のうちに、おみやげを届けにいって1時間ほど話をしてきた。 なお君が私の滞在中に、英語の指導を受けるというような話になった。 なお君は英語を勉強していないので、英会話はゼロからの出発。 その教え方は、字を使わない、暗記をしない、私から口頭でのみ学ぶというものだ。そして、その方法は、完全なパターン練習。昨晩は LET’Sという表現。字を使わないので、つづりなどは問題にならない。 この表現にいろんな動詞をつけて表現をする練習を少しした。なお君が興味を大きく持ってくれた。 そして、この指導の様子を克明に記録するというのがPROJECT NAOだ。 きっかけは、朝のラジオNHK英語を聞いたこと。テキストもみた。えんえんと毎日、違ったSKITが提示され、学習者はえんえんと、覚えないければならない。 そういうやりかただと覚えるのが不可能である。うちの母はラジオ講座10年めにして実際、ぺらぺらしゃべれない。 なにか、SKITを読んで解説し、覚える方法は、学校の英語の授業と同じだけど、根本的な問題がある。 それは、ごちゃごちゃ言われて、覚えても忘れるという問題だ。ごちゃごちゃしたSKITをネタに勉強するスタイルは、そういうSKITを書く人、録音する人、NHKテキストを売る人に、することを与えるということだと思う。学校の先生も、訳読することで、仕事ができて、給料がもらえる。何かクラス40人相手に、何かをしないといけない。語学の王道のパターン練習は人数が多すぎて無理。 これに対抗して私は英語を知らないなお君に、口頭で、字は禁止しつつ、1レッスン1パターンで、まるで暗号を解いていくように、なお君に英語をパズルのように解いてもらうのだ。 繰り返しになるが、逆のやりかたが、普段は言わないような複雑な文を解説して納得し覚え、忘れること。 実際、なお君の発音は、すばらしい。聴き取りも音として聞けている。 さらに、実際、理解と飲み込みが早い。

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なぜ自分は大学時代で、すでに英語ができたのか

以前、セレンさんにインタビューを受けて、中学時代ぐらいからの英語遍歴を回想することができた(セレンさんのサイト)。 自分は大学1年生の最初の月ですでに英語が話せていた。中学、高校と6年英語を勉強していたのだから、当たり前のことに思える(文部科学省さん的には6年で英語が喋れるというぐらいの目標を立ててカリキュラムを作成しているはず。) 近所のジョンさんの通訳をしたことがある。京都の伏見稲荷にある外国人登録みたいな事務所に一緒に行って。以下はジョンさんとDCで数年前に、25年以上ぶりに、再会したときの写真。   1986年の夏、ジョンさんは愛知県の西尾市の英語学校で働くために、当時のガールフレンド(現在の奥さん)と、引越ししていったので、遊びに行ったときの写真。     なぜ当時、英語ができたのだろうか? それはおそらく中学、高校と、自分自身の日本語が広島弁であったときに英語を勉強したからだと思う。 よく英語ができるには日本語をしっかりとと言うが逆だ。 日本人で英語が不得意な人に、何年英語を勉強していますか?と聞くと、 I have studied English for XX years と長い答えが返ってくる。ところが中国人に聞くと、 XX YEARS と短い答えが返ってくる。おそらく中国語でも、短く答えるのだろう。 中高生が喋る広島弁でも同じだ。 これ、なんぼしたん? 500円。 短いのである。必要な部分だけを答える。そして、それが世界の言語のワールドスタンダードなのである。 一方で標準語ではどうだろうか? 何年、テニスをされていますか? う~ん、そうですね。かれこれ、5年になります。 と答えが長い。短いと失礼になる。 「5年」は短すぎて、失礼だ。 標準語は表現を長くすることで、礼儀を保つのである。その理由はおそらく、標準語を正しく喋るには、喉を硬くしなければならない(じゃないと、小さなッなどが発音できない)。すると、感情を単語に入れることが難しくなる。したがって、表現を多くすることで、相手に感情・礼儀を伝えることになる。 つまり、日本語をちゃんとしゃべればしゃべるほど、英語が喋りにくくなるのである。日本語の癖で、長く喋ってしまうからだ。長く喋ると、語順だとか、構造とかを意識せねばならず、緊張してきて、どつぼにはまり、あせってしまう。 なぜ自分は大学時代にすでに英語ができたかだが、単語レベルで考える癖が、広島弁からそのままトランスファーしたからじゃないかと考える。 主語+述語で喋るのだ。 わし、しらん。 わし、いぬる(=家に帰る) などなど。 明日は朝早く起きて、飛行機に乗って、日本に行く。スチュワーデスさんがアメリカ人だと、コーヒーはいかがですかは、いきなり COFFEE? だ。日本人のスチュワーデスさんだと コーヒーいかがでしょうか? と長くなる。「コーヒー?」だけだと日本語では失礼になるからである。 英語の場合は、COFFEE?だけでも失礼にならない。声に感情・礼儀を加えることができるからである。 英語会話の練習としては、単純なパターンを使う練習をすることだと思う。MIKEさんが、解説しているこの練習法は理にかなっている。 - YouTube http://www.youtube.com https://www.youtube.com/watch?v=WGyBMjaWjA0

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