March 2, 2012

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英語ができるようにならない理由

日本人が従来の勉強のしかたで英語ができない理由は、それは勉強の仕方が構造主義的だということだが、これはあまり指摘されていない。 http://blog.with2.net/link.php?709532:1932 英語教育に関してクリティークをしている人でもこの点は盲点になっている。 日本人は英語を構造的に学びすぎている。 英語は単語づつが、独立して意味を持っている。だから、文法を日本人が必死に勉強すればするほど、英語が喋れなくなる。 どういうことだろうか? 例えばだが、日本人は、中学、高校の6年をかけて、単語と単語の間のつながりを大切にしながら、英文解釈をする。AがBを修飾しているとか、このITはTHAT節を指しているとか。 しかし、英語は、そのような文の構造的理解なしに、理解できる言語なのである。例を見てみよう。 It is interesting that the store is open on Sundays. 日本の英語教育では、まるでITがTHAT以下を指すということを確実に捉えることが、英語の勘をつけることのように思っているだろう。 しかし、実際は、この文のなかの単語だけのレベルで意味が分からないといけない。 たとえばITだけ聞いて、それを日本語に訳さずに、ITと思える、、、これがあって、初めて、英語を機能的に喋ることができる。 ITを聞き逃しても、ISだけ聞いて、それが、IS(~だ)と分かることが英語ができるということだ。 難しいことではない。ISはISだからである。 THATをみて、これがTHAT節を指すのか、いや、あれをさすのか、、、などと考えていると英語は喋れない。THATはTHATだ。 OPENだけとりだしてみて、これがOPENだという意味が分かればよい。 構造を言い出すときりがない。そんなこといっていると、何億とおりもの文法項目が生み出されてしまう。 It is interesting that the store is open on Sundays.という文をB君が言おうとするとき、そしてまだITしか言っていないとき、A君としては、そのITがIT WAS~とくるのか、IT REALLY~とくるのか、IT WORKED~とくるのか、まだ分からないのだが、そのときITをITとしてだけ受け止める。これが大切なのである。 英語の教え方は、完全に間違った英語のルールに関する認識に基づいているので、今後も、勉強すれば勉強するほど、英語ができなくなるという現象が続くであろう。 なぜ日本人が英語も構造がきつい言語だと思っているかというと、日本語がそうだからだろう。例えば、、、 げんきですか? と聞いたとき「か」だけ取り出しても意味がわからない。「です」+「か」のつながりがわかって、はじめて「か」の意味が分かる。 しかし、英語ではTHIS IS A PENで PENの意味を知らなくてもAの意味は決定しているのである。 英語が喋れるようにあるには、とにかくシンプルな言葉をつかって、ネイティブと喋りだすことで、日本(あるいは韓国?)以外の国では、誰でもそれをしている。 そのうち楽しいので難しいことも自然と覚えてくる。 アメリカの本屋には、聞き取りの本すら存在しないほど、外国語関係の教材が少ない。それは、言語を勉強するには、その国に言って喋るのが大切という当たり前の感覚があるからだ。 大切なこと。聞き取りのとき、右往左往しないこと。文法を忘れること。ただ単に1個、1個のシラブルを無心で聞くこと。意味は、個々の単語の意味が分かれば、自然と分かるので心配はいらない。 読む練習が大切だというが、まず喋れるようになっておれば、読む英語も喋る英語も同じ英語なので、読めるようになってくるものだ。  

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